次は、公立トップ6のうち
名古屋市立の向陽高校と菊里高校
(両校の今年の数字は全て両校の
HPに公開されているもの)
向陽の国公立大学合格者数は252名、
うち現役合格者数は204名で、
現役占有率は81.0%だ。
これに対し、
菊里の国公立大学合格者数は204名、
うち現役合格者数は143名で、
現役占有率は70.1%だ。
向陽ややリードで、
このところ向陽と菊里の差は
開きつつある。
ただ、
その向陽も、現役占有率で見ると、
先に紹介した瑞陵、千種に負けている。
大学を個別に見ていくと、
向陽高校は、
東大0人、京大9人(現役7人)、
一橋大1名(現役1名)、
東工大2名(現役1名)、
東京芸大1名(現役1名)、
東京外大1名(現役1名)、
名大65人(現役56人)、
名工大23人(現役21人)、
名市大30人(現役26人)、
大阪大7名(現役4名)、
九州大1名(現役1名)、
神戸大7名(現役5名)、
筑波大1名(現役0名)、
北海道大4名(現役3名)、
岐阜大16名(現役11名)、
三重大22名(現役17名)、
金沢大6名(現役5名)、
滋賀大1名(現役1名)、
静岡大3名(現役3名)、
信州大2名(現役1名)、
横浜国大3名(現役3名)、
茨城大1名(現役1名)、
千葉大2名(現役1名)、
愛教大12名(現役11名)、
富山大1名(現役0名)、
長崎大3名(現役1名)、
広島大5名(現役5名)、
愛知県立大4名(現役4名)、
早稲田大15名(現役12名)、
慶應大10名(現役8名)、
上智大6名(現役6名)、
理科大30名(現役16名)、
同志社大75名(現役54名)、
立命館大116名(現役82名)、
豊田工業大20名(現役12名)、
南山大140名(現役136名)、
名城大195名(現役150名)
菊里高校は、
東大1名(現役0名)、
京大5名(現役4名)、
名大36名(現役26名)、
東工大3名(現役1名)、
東京芸大4名(現役3名)、
名工大16名(現役10名)、
北海道大4名(現役2名)、
筑波大2名(現役1名)、
大阪大3名(現役1名)、
神戸大8名(現役4名)、
奈良女子大3名(現役3名)、
九州大1名(現役0名)、
名市大21名(現役16名)、
愛知県立大8名(現役8名)、
愛知県立芸術大11名(現役10名)、
千葉大3名(現役3名)、
横浜国大9名(現役6名)、
金沢大4名(現役3名)、
信州大2名(現役1名)、
静岡大5名(現役4名)、
岐阜大13名(現役12名)、
三重大5名(現役3名)、
滋賀大2名(現役1名)、
広島大1名(現役1名)、
早稲田大17名(現役12名)、
慶應大10名(現役6名)、
上智大3名(現役2名)、
理科大31名(現役7名)、
同志社大62名(現役39名)、
立命館大101名(現役68名)、
豊田工業大4名(現役4名)、
南山大169名(現役147名)、
名城大175名(現役138名)、
名古屋外大46名(現役40名)
東大、京大、一橋大、東京工業大、
東京医科歯科大、東京芸術大の
トップオブトップでは、
向陽13名、菊里13名と同数で、
さすがに音楽科のある菊里から
東京芸大に4人受かっているのが
効いている。
東大・京大以外の
旧帝大+東京外大+筑波大+お茶大
東京学芸大+神戸大+奈良女大では、
向陽86名、菊里57名と
向陽が大きくリードしており、
向陽から名大に65名受かっているのが
効いている。
親から見て合格してくれるとうれしい
地元の大学である名大+名工大の数字は、
向陽が88名、菊里が52名と、
やはり向陽が大きくリードしている。
菊里は、音楽科があるためか
愛知県立芸術大にも11名の合格者を
出しているほか、
理由はよく分からないが、
私立大学で、
名古屋外大に46名もの合格者を
出しているという特徴がある。
両ライバル?の比較では、
総体的に見て、
向陽が菊里の進学実績を追い抜き、
更にその差を広げた傾向になっている。
今年の12月に専門委員会の諮問等の予定
がある(コロナの影響で先延ばしか?)
愛知県公立高校の受験制度変更の仕方に
よっては、
向陽高校の受ける影響が大きい可能性が
あるので、
向陽高校としては気が抜けないか(?)