国際関係・政治学の分野
でも中大法学部の教授陣
は、充実していた。
まず、
「国際法」の権威である
経塚作太郎教授。
国際法というと
司法試験の法律選択科目
であった当時ですら、
それほどの人気科目では
なく、
(司法試験では国際公法
と言われていた)
わしも履修していなかった。
が、しかし、
経塚教授は、
国際法の第一人者として
中大を代表する学者の一人
であることに違いはない。
次ぎに、「国際私法」の
権威である桑田三郎教授。
中大出身であるが
江川英文シューレ
の代表的な学者
であり、
わしは、
履修していなかった
けれども、
国際私法の第一人者
として記憶される
べき教授だ。
さらに、わしが学生の
ころに教授になった(?)
国際私法の山内惟介教授
は
先頃、法律学では
日本人で7人目の
ドイツ・フンボルト賞を
授与された。
ところで、わしは、
瀬川善信教授の「外交史」
を履修していた。
瀬川教授は、当時、確か
埼玉大学教授であった(?)
「外交史」の
指定テキストは、
瀬川教授が中大法学部通信
教育課程から出されている
通信課程用のテキスト
だった(今は持ってない)。
そのテキストのはしがき
には、
上の写真の著書のはしがき
にも書いてある
「外交の要諦は武力によらずして
紛争を解決することである」
という言葉が述べられていた
と記憶している。
さらに、
「政治学」の佐竹寛教授も
忘れてはならない。
わしが学生になる以前
には、
中大では、原田鋼教授
という著名な政治学者
がおられたらしい。
わしが学生の頃は、
佐竹教授が中大を
代表する政治学者
であった。
司法試験の教養選択
科目で
「政治学」を選択していた
中大生の多くが
佐竹教授の上の写真の著書
を利用していた。
上記いずれの先生も
中大御出身で、
わしが学生の頃の
国際関係・政治学の講座も
充実していたな。