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名古屋 VS 京都(その13:「辞典」対決)

2020年07月09日 | 名古屋 対 京都

久々の「名古屋 VS 京都」。

第33弾は、辞典対決。

 

「笑説 大名古屋語辞典」

 清水義範 著

 (角川文庫)

     VS

「京〈KYO〉のお言葉」

 入江敦彦 著

 (文春文庫)

 

「笑説 大名古屋語辞典」は、

書名に「笑説」とあるが、

ユーモアを踏まえながらも

結構まじめに名古屋の言葉を

辞書的に取り扱っている。

 

清水義範(1947年10月28日~ )は、

愛知県愛知郡天白村(現 名古屋市

天白区)生まれの小説家。

愛知教育大学教育学部国語学科卒。

「蕎麦ときしめん」、「日本人と

ユダヤ人」などのパスティーシュ作家

として有名。

日本語にまつわる著作が多いことから

NHKの擁護委員も務める。

 

「京〈KYO〉のお言葉」は、

「よろし」、「ややこし」などの

京ことばを題材にエッセイ風に

京ことばと京都を語る書。

最後の章には「入江式京言葉

単語帳」が付いている。

 

入江敦彦(1961年9月22日~ )は、

京都市上京区西陣生まれのエッセイスト、

小説家。イギリス・ロンドン在住。

京都とイギリスの住民性や文化に

関するエッセイを多数執筆。

2008年から、光文社文庫のホラー

アンソロジー「異形コレクション」に

短編小説を発表し、小説家としても

活動している。

 

 

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