生存助け合いのネットワーク(生存組合)

貧困は自己責任じゃない。貧乏人は悪くないぞ!
助け合いのための寄り合い、ここにあります。

ワーキングプアをなくそう~雇用から考える~

2011年09月17日 | イベント情報
ワーキングプアをなくそう~雇用から考える~


 10月17日は、国連が「貧困撲滅のための国際デー」と定めている日です。世界
的には
豊かな国と思われている日本ですが、その中でも「貧困」は大きな社会問題です。
 貧困を考える切り口は、いくつかありますが、今回は「雇用」をテーマに貧困問題
を考えたいと思います。
 非正規労働者は、正社員と比して、賃金が低く不安定です。働いても働いても豊か
になれないということで、「ワーキングプア」という言葉も生まれました。このよう
な人の増加は、晩婚化・非婚化の要因の一つにもなっているほか、社会保障の根幹を
揺るがしかねない事態を生み出しています。
 そして、2008年秋に発生したリーマンショックは、製造業で働いていた多くの
派遣労働者の仕事と住居を奪いました。その結果、多くの派遣労働者が生活に困り、
貧困状態に陥ったことは記憶に新しいところです。
 安定的な雇用、そして、十分な賃金を得られる雇用の保障なくして、貧困をなくす
ことはできません。
 今一度、日本の雇用がどうなっているのかを確認し、雇用を改善するため、私たち
一人一人がどうしたらいいか考えるため、下記の企画を開催することとしました。
 多くの方のご参加をお待ちしております。

● 日 時 10月17日(月)午後6:30~8:30
● 場 所 愛知県司法書士会館 (金山総合駅徒歩5分)
● 内 容 ・最低賃金生活の体験談
      ・風間直樹氏の講演
      ・和田肇氏の講演
       その他、生活保護問題について山田壮志郎さん、税と社会保障の一体
       改革について、加藤瑠美子さんの発言も予定しています。
【講師紹介】
風間直樹:東洋経済新報社に入社後、雇用・社会保障問題を取材。週刊東洋経済で記
事にしてきた。著書に『雇用融解-これが新しい「日本型雇用」なのか』「融解連鎖

本の社会システムはどこまで崩れるのか」がある。第1回貧困ジャーナリズム大賞を
受賞。

和田 肇:名古屋大学法学研究科教授で、労働法が専門。反貧困ネットワークあいち
の共同代表。主要業績:『労働契約の法理』(有斐閣1990年)、『ドイツの労働時間
と法
ー労働法の規則と弾力化』(日本評論社・1998年)、『人権保障と労働法』(日本評
論社
・2008年)

● 参加費 500円
● 主 催 反貧困ネットワークあいち


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