
今朝7時30分頃、ギプスの交換をしました。前のギプスは手術後の腫れを防ぐために包帯でガッチリ圧迫していたのですが、今度のはかなり圧迫感も弛く、右手の自由度も高めです。
だからこの記事も右手で打ってます。
ギプスを交換して大部屋に戻ると、朝食が用意してありました。
本当はパンは二枚あったのですが、一枚食べてから撮影。
今までも食事の写真をアップしようと思っては忘れてました。
空腹だったのか、メンタル的に余裕が無かったのか。
私は食パンは基本的にトースト派なのですが、なかなか美味しいパンです。
それにしても。
手術後に内出血を吸い取るために、腕に取り付けていた片道通行の心臓みたいな道具といい、ギプスを交換する時の道具といい、テクノロジーに関しては西洋医学というのは本当にすごい。
何しろ私は高校生の時から、骨折はこれで三回目なので、進歩が皮膚感覚で分かります。
そりゃ人間の体自体はそう変わりはしませんから、骨折の治療の原理そのものだって、そう変化はしていないでしょう。
でも、治療をする方も受ける方も、なるべく負担がかからないように、ミスをしないように、少しでも早く回復するようにという工夫はすごいです。
それは結局、数字で表せるものは数字で表し、データを蓄積し続けたからこそでしょう。
翻って、鍼灸やマッサージは?
データに値するようなデータを集めているでしょうか?
それは難しいでしょう。
なぜなら鍼灸もマッサージも、数字で評価されることを目的としていないからです。
マッサージに至っては、その本質は「医療も慰安も含む、それだけではないモノ」ですし。
鍼灸もマッサージも、間を置かずに新しいメソッドが出てきます。
しかしそのほとんどは、目先を変えた料理のレシピ程度のものでしょう。
そのメソッドを覆す理論を待つまでもなく、飽きられたらそれでおしまいです。
やはり原始的な「手当て」には、進歩や発展はミスマッチでしょう。
いい加減に鍼灸師もマッサージ師も、「本に書いてあるから」「偉い先生がそう言っているから」ではなく、本当は自分達には何が出来るのかを、自分の頭で考えたいものです。
と、ここで担当医の回診が来ました。
「明日ギプスを外してシャーレにしてどんどん動かして、土曜に退院かな」だそうてす。
月曜から仕事出来るかな。