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暴走TBSカート観客引きずり事件

2009年11月30日 | ゴルフ

カート暴走のTBSスタッフ、“要注意人物”だった!(夕刊フジ) - goo ニュース

カート暴走のTBSスタッフ、“要注意人物”だった!

2009年11月30日(月)17:15

カート暴走のTBSスタッフ、“要注意人物”だった!
(夕刊フジ)

 男子ゴルフの石川遼(18)=パナソニック=が出場した「カシオワールドオープン」(Kochi黒潮CC)最終日の29日、石川を取材する中継局のTBSスタッフが運転するカートが大暴走。観戦中のギャラリーの中に突入する前代未聞の事故が起きた。約10人を次々にはね、30代の女性が顔面骨折の重傷を負うなど計4人が負傷。間近にいた石川も「あんな光景初めて見た。寒気がした…」と青ざめた悪夢のシーンは、起こるべくして起こった。

【遼「初日から気になっていた」】

 「危ないやろ!!」。2番パー3。突然、男性の怒声が響いた。フェアウエーを歩いていた石川は左後方を振り向くと、そこには阿鼻叫喚の光景が…。5人乗りのカートが、うつぶせに倒れた女性を引きずりながら走っていた。

 「キャー、ギャー!!」。女性の悲鳴が相次ぎ、他メディアのカメラマンがカメラを事故現場に向けると、運営スタッフの「写真撮るな!!」の声。石川vs池田の賞金王争いに7647人のギャラリーが詰めかけた会場は一時、騒然となった。

 カートを運転したのは、大会を中継するTBSが委託する制作会社の男性カメラマン。石川ら最終組の第1打を打ち終わった後、コース脇の急な下り坂のカート道を走行中に突如向きを変え、ギャラリーの中に突っ込んだ。目撃者は「時速20キロは出ていた」と証言。カートは約10人をはね、10メートル以上引きずられた高知市の30代の女性は10分近く、うつぶせになったまま動けなかった。

 女性は左顔半分の擦過傷がひどく、クラブハウスで治療を受けた後、担架に乗せられ救急車で高知市内の病院へ。左眼窩底骨折が判明したほか、手足の打ち身もひどく、1週間の入院を要する重傷。ほかに3人が軽傷を負った。高知県警安芸署は、業務上過失致傷の疑いで、カートに乗っていた2人や関係者から任意で事情を聴いた。

 事故直後、現場では顔面蒼白(そうはく)のTBSカメラマンに向かって、大会運営スタッフが「このカート、ずっとマークしていたんだ!!」と怒鳴っていた。悪夢は、起こるべくして起こったといっていいだろう。

 実は、このカメラマンはカートの強引な運転など大会運営を妨げるとして、大会第2日(27日)にも注意され、“イエローカード”を出されていた。試合後、謝罪会見を開いたTBSスポーツ局の岡田浩一プロデューサーは「スタッフには無理な運転をしないよう注意していた。カメラマンはハンドル操作を誤ったと言っている。(今回の事故は)理解に苦しむ…」と頭を下げた。

 しかし、ゴルフトーナメントの会場では、大会運営用や中継用のカートの通り道とギャラリーとは、ほとんど区別されていない。石川のプレーを横目で追いながら、大ギャラリーの中をぬうように運転したのでは、このような事故はいつ起こっても不思議ではない。

 超新星・石川の活躍で空前の盛り上がりを見せる男子ゴルフ界。あるテレビ局関係者は「高視聴率を稼げる遼くんの映像を欠かす(撮り逃す)と上司に怒られる。カメラマンは周囲を全く見られなかったのでは」という。

【ショックでプレーにも影響心配】

 石川もテレビクルーについて「初日から気になっていた。(配慮を欠く動きで他の)グリーン上のプロから怒られたり…」と不安を覚えていた。2番ホールの事故には「あんな光景初めて見た。寒気がした。さすがに動揺した…」と青ざめ、そのホールでは2メートルのバーディーパットを外すなど、プレーに影響を及ぼしたことは確かだ。

 賞金王争いは12月3日開幕の最終戦「日本シリーズJTカップ」(東京よみうりCC)へ。首都圏開催で今季一番の大ギャラリーが詰めかけることは必至の中、大会を主管する日本ゴルフツアー機構の小泉直会長(70)は、「あのコースも広いとはいえない。再発防止に努めなければ」と危機感を募らせている。 (伊吹政高)

 

いやーニュースで見たけどビックリだ・・・。

一番驚いたのは、観客ってカート道まで出ているんだって事。

そりゃ起こるべくして起こったと言われるだろう。

カートは運転した事があるが、基本ゴーカートだ。

あんなものでアクセルとブレーキを間違える訳が無いと思うが、

実際その有り得ない事があったのだろう。

乗用車でもアクセルとブレーキを踏み間違えた事故は良く聞く。

実際事故直後の現場も見た事がある。バックで駐車場のフェンスを突き破った状態だったが、踏み間違いとしか考えられない状況だった。

その様な事が起こりえる事を前提としたコース運営をしなければ同じ様な事がこれからも起こるだろう。

今回命に別状が無かったのを不幸中の幸いとし、早急な改善が必要だ。

ゴルフをするものとして切実に願う。