2.VI法によるインダクタンスLの算出
リアクトルは銅線の抵抗とインダクタンスが直列接続された回路と考えてよい。
(1)リアクトルの直流抵抗Rを事前に測定する。
(2)既知の周波数f,正弦波電圧Vrms,その時の電流Irms(但し歪なきこと)を測定する。
(3)ベクトル図から,三角形のピタゴラスの定理を用いてLの算出式が導かれる。
V2 = (RI)2 + (ωLI)2 ∴ L=√{V2 - (RI)2 }/ωI
3.電力計による測定
(1)皮相電力:S=V*I[VA]
(2)有効電力:P=V*I*cosφ[W] = R*I2 ∴R = P/I2
(3)無効電力:Q=V*I*sinφ[Var] = ωL*I2 ∴L= Q/(ω*I2)
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