技術メモ

過去の経験や実験データ,設計・検討資料を残す。
今取り組んでいることのプロセスの記録から新たな気付きを得る。

ローパスフィルタ

2013-11-22 | 回路

ノイズを取るためにローパスフィルタの定数比

Qは0.7程度とし,オーバーシュートが発生しないような値を選んでいる。

(1)非反転増幅の場合
    出力側につくコンデンサC1/入力側につくコンデンサC2
      = 2*Q*Cf/{Cf/(2*Q)} =4*Q*Q ≒ 2倍 |Q=0.7の時
    (商用周波の事例:R1=R2=220k,C1=0.1uF,C2=0.056uF)

(2)反転増幅の場合
   出力側につくコンデンサC2/入力側につくコンデンサC1
      = {Cf/(3*Q)}/3*Q*Cf =1/(9*Q*Q) ≒ 1/4.4倍|Q=0.7の時
    (商用周波の事例:R1=R2=R3=220k,C1=0.1uF,C2=0.022uF)


双方向コンバータ

2013-11-19 | 回路

絶縁双方向コンバータ

  

デジタル制御を使うまでもないが,決まったPWM波を出すのにマイコンは便利。

12ゲートを操作するため,ゲートドライブ基板が大きくなってしまったが,実験レベルなので
自由度が高い方がいい。

半導体素子数は少ない方が効率はいいが,制御により導通角が狭まるとピーク電流が
効率を悪化させる。
(共振コンバータもスイッチング損失は減るが,導通損が増えることが多い)

何事も実証が必要だ。