まずは、舞波ちゃん卒業の各スポーツ新聞記事です。
ではちと遅ればせながら、10/2当日の事を。
会場に足を踏み入れる時に「この中に入ってしまったら、舞波ちゃんが卒業してしまう」とか、チケット半券もぎとり場の前でも「このチケの半券がなくなってしまったら、舞波ちゃんが卒業してしまう」なんて考えてしまい、一瞬躊躇してしまいました。私1人がコンサートに参加しなかったからって、舞波ちゃんの卒業が覆るハズなんかないのにね。まだ心の奥底に、舞波ちゃんが卒業してほしくない気持ちがあったのでしょう。
席は1階17列の真ん中付近。結構良い席で、ステージ全体を見渡せました。
開演少し前から、場内には「舞波コール」が響きました。私も舞波ちゃんの表情を思い浮かべながら、連呼していました。そして客席照明暗転、舞波ちゃん、そして8人のBerryz工房のラストステージが開演しました。
コンサート自体は、いつもと変わりなく盛り上がって進行していきました。舞波ちゃんが最初のMCで「今日まではBerryz工房のメンバーとして、コンサートを頑張ります」という所をそれまでと同じように「10月2日まではBerryz工房のメンバーとして・・・」と言ってしまう場面もありましたが。
いつもの私なら桃たんにロックオンしてしまう、Berryz工房のステージ。ですが今回のツアー、特にこの日は8人全体を、舞波ちゃんを見る事が多かったですね。もう2度と見れないこの8人でのコンサートのその一瞬、一瞬を脳裏に焼き付けていました。卒業公演という既成概念があったからかもしれませんが、この公演での舞波ちゃん、凄く可愛くて輝いて見えました。最高の卒業公演にしたい・・・そんな舞波ちゃんの思いが伝わって来るようでした。
「友情 純情 oh 青春」で本編が終わり舞波コールが響く中、場内のサイリュームが青一色に変わっていきました。私もこの時の為に用意してた、2本の新しい青サイリュームを折ろうとしたその時「このサイリュームを折ってしまったら、本当に舞波ちゃんが卒業してしまう」という躊躇いの気持ちが走りました。コンサートで盛り上がっていても、卒業して欲しくない思いがまだこの時まではあったのです。ですが・・・
アンコールのステージに戻ってきた8人を見た時、「卒業しないで」から「舞波ちゃん、ありがとう」という思いに変わったのです。何故だか未だに分かりませんが、あの時から私は「舞波ちゃん、ハロー!プロジェクトキッズ結成から今まで、私達ファンに色んな夢を与えてくれて、楽しませてくれてありがとう」という感謝の気持ちに満ち溢れていました。そして真に、舞波ちゃんを送り出してあげたいと思うようになったのです。それから私は「舞波ちゃん、ありがとう」と連呼していました。
ラスト「Bye Bye またね」。「BYE BYE 私の贅沢な舞波との時間」と観客全員大合唱。みんなの思い、舞波ちゃんに、Berryzメンバー達にちゃんと届いた事でしょう。
最後の最後、佐紀キャプテンが花束を舞波ちゃんに渡し、抱き合い言葉を掛けました。他のメンバーも舞波ちゃんに、寄り添い言葉を掛けていきます。みんな涙、涙でしたが「笑顔で卒業したい」と言った舞波ちゃんは涙を見せることなく、最後まで笑顔でした。この時、一番メンバーと一緒に涙を流したかったのは、舞波ちゃんだったハズなのに・・・。頑張り屋さんの舞波ちゃんの一面を、最後に見せてもらいました。
こうして舞波ちゃんの卒業コンサートは、幕を閉じました。モーニング娘。メンバーの卒業公演のような特別なセレモニーはありませんでしたが、それが無くても最高の卒業式でした。愛知公演で問題になったステージへの花束投げ込み等もなく、観客全員が一致協力した結果でもあると思います。今は舞波ちゃんの卒業コンサートに参加できた事を本当に嬉しく、そして幸運だったと思っています。
そしてこれからも私は、嗣永 桃子たん、Berryz工房を応援していきます。
舞波ちゃんとは本当の姉妹のようだった桃たん、そして舞波ちゃんにとって、かけがえのないグループですからね
それでは、最後にこれを言わせて下さい。
「舞波ちゃん、今まで本当にありがとう。そして・・・お疲れ様。」