今日は快晴 良い天気です。
ナベちゃんは 心がすさんだりしたとき 「抜粋のつづり」なる 小冊子を開いてみます。この冊子は ㈱熊平製作所さんから 毎年 無料で送っていただけるものです 今年も 45万冊ほど無料で配布されたそうです。ナベちゃんには ロータリーで1冊 自宅に1冊 計2冊いただけますので 熊平さんに1冊でいいですといったら もう1冊は 誰かに上げてくださいと 言われました。で 毎年 誰かが持って行きます。 その 中の文章になつかしの みなみらんぼう氏のエッセイがありましたので 今日はさわりを ご紹介します。
真っ当に生きるしあわせ みなみ らんぼう
映画「男はつらいよ」の第何作だか忘れたが、寅さんの妹さくらの一人息子満男が、後藤久美子扮するマドンナに振られる。大学受験にも失敗した満男は、ダブルショックで大いに落ち込む。そんな折に寅さんと江戸川縁を歩きながら、こう訊ねる。
「おじさん。人間どうして生きなくちゃならないんだ」と。
寅さんはいつもの明るい調子で、
「バカだなあお前、大学入ろうとする人間がそんなことも分からないのか?」
とまずくさしてから、
「今まで生きていて良かったと思ったことがあるだろう。そんなときのために生きるんだよ」
と答える。
僕はこの台詞にゾクッと来た。また来るかも知れない“生きていて良かった”という日のために生きる………。うーん、この生きてて良かったという言葉を「しあわせ」に置き換えてもピッタリ合う。そう僕たちはいつだっていつか来る「しあわせ」に向って歩いている。 続く
この後はまたまたいい文章があるわけですが 読みたい人は熊平さんに 冊子を頂いてみてください。
連絡先は 広島市南区字品東2-4-34 ㈱熊平製作所 082-251-2111(代表)
です。