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大阪人の、東京日記

ダンナの転勤を機に初めて大阪を出、
東京で暮らすことになった大阪人が
東京に来て思うこと

旅の感想として

2007年09月14日 | 秋田・湯治旅(2007)
乳頭温泉を基点として、というか、ほぼ乳頭温泉オンリーの旅だったわけですが、とりあえず、全然若い人がおらんかった!
最後の「鶴の湯」の日帰り入浴では、数人若い人を見かけたけど、それ以外は全てワタシ達の親世代以上の人ばかり。
やっぱ「山奥の温泉に湯治に行こうぜ!」って若人が喜び勇んで行く場所じゃないんやな~と思いましたわ。ツーリンググループも見かけたけど・・・オジグループやったし。

2日目に泊まった鶴の湯のお部屋には、宿泊客が色んなことを書き込める旅のノートが置いてあり、ダンナが熟読していくつか読み聞かせてくれてんけど、「定年の記念に念願の鶴の湯にとうとうやってきました」的な書き込みが多くありました。

まだまだ定年を迎えないワタシ達が2度も来ちゃってるって、これって贅沢なことなんやねぇ、と改めて思いました。
そして、定年を迎えるご夫婦が「是非行きたい!」と思う、憧れの温泉なんや~と知り、ダンナが定年を迎えたら暇やし、またゆっくり来よう!ということになりました(どんなけ先?!)
それまでに辛抱できず、数回やってきてしまいそうやけど・・・。

でも、それくらい魅力的な温泉♪

そして、今回晴れて乳頭温泉郷制覇したワケですが、それにしても同じ温泉郷でありながら、お湯が全然違うことにビックリ&感激~!
それぞれお宿の雰囲気も違い、乳頭温泉、奥が深いわーとますます好きになりました。
それに、なんと虫刺されの痕がキレイに消えた!これには正直ビックリした!
そして肌つやもこの数日で良くなったような♪←全くストレスもなく、よー寝てたのもあるけど。
やっぱ温泉スゴイ!乳頭温泉スバラシイッ!!

ここでワタシの独断と偏見での温泉の感想をランキングで示させて頂きますと・・・

好みのお湯ランキング
1位 鶴の湯 ←外せん!
2位 黒湯温泉←硫黄臭ぷんぷんで◎
3位 大釜温泉←熱めの乳白色で気持ち良かった

秘湯度ランキング
1位 孫六温泉←文句ナシでぶっちぎり
2位 蟹場温泉←あの露天はムーディー
3位 黒湯温泉←茅葺き屋根の混浴露天風呂は秘湯ムードぷんぷん

ファミリー向けランキング
1位 国民休暇村←洗い場も多く、でっかい大浴場なのでファミリーも安心
2位 う~ん・・・。
3位 あえて言うなら妙乃湯?←近代的な施設とお風呂の使いやすさで選んだけど、お宿の雰囲気的にはファミリー向けじゃないような。

とりあえず、どの温泉も素晴らしかったです♪
が、今回再訪して、やっぱりワタシにとってNO.1の温泉は鶴の湯って再認識。
もっと他にも素晴らしい、ワタシ好みの温泉があるかも知れないんだから、新規開拓もしたいけど、良いって分かってる鶴の湯にまた来たいし…と次の温泉旅行は悩みそう。
東北の温泉は、「湯治」色が強く、鄙びた雰囲気でムード満点。
このムードが「鄙びた」と好意的に感じる人は、きっとハマるはず。
反対に「汚い」「粗末」「不便」だと思っちゃう人は・・・ムリやろなー。

自然も満載で、空気も水もキレイ!
そして(だから?)空一面の星空も素晴らしい!!
秋田未体験の方は是非一度「湯治」温泉を体験してみて下さい♪

以下おまけ

今回の旅行で買ったおみやげ達
↓秋田銘菓・金萬

素朴な味のお菓子。ワタシの中では「たまごボーロ」と同等。「あえて買わんでも・・・」って位置(すみません)

↓毎日食べ続けたので、結構ハマった「いぶりがっこ」

大根を燻製・いぶってから漬け込んだ、秋田のお漬け物。

↓秋田銘菓「もろこし」と東北限定の「ずんだプリッツ」


↓秋田限定の「比内地鶏のポテトチップス」
美味しいんだけど、これで¥350。旅のネタとして一度買えばもうええかな、と。


↓「鶴の湯」の手ぬぐい


↓「黒湯温泉」の手ぬぐい。シュールな絵にフォーリンラヴ♪


↓「鶴の湯」のうちわ。これは買ったんじゃなくお部屋のを頂いてきました。
4年前に泊まった時もらってきてから、ダンナのお気に入りで(今まで使ったうちわの中で一番扇ぎやすい)今回2枚もらってきたので、現在我が家に3枚あります♪愛用中。


連日思い出しつつ、こんなけ書いてたら、また行きたくなってきた。
思いは募るわ~。。。
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秋田湯治旅 その8

2007年09月13日 | 秋田・湯治旅(2007)
朝起きて、即温泉へー。
誰も入っておられず、またダンナと二人で混浴露天風呂を堪能。
朝から温泉、こんな贅沢を3日も繰り返したら結構「日常気分」になるなんて、人間ってどんなけ慣れやすい生き物なんやろ。。。

さて、朝ご飯。
『妙乃湯』は朝から豪華~。テーブルからあふれ出そうな量。



↓食後のコーヒー。井戸水で淹れたご自慢のコーヒー

ワタシはコーヒーが飲めないんやけど、お宿の方に「超お勧め!」「当店自慢!」って感じで紹介されたため、他の飲み物に代えて下さい、と言いづらくダンナに2杯飲んでもらうことに。

そして、昨夜食べたデザートの「塩キャラメルのジェラート」がめっちゃ美味しかったため、是非もう一度食べたい!と思い、お宿の方にお願いして作って頂きました♪
↓また食べたいーーー。


・・・ジェラートを美味しく頂いた後、お宿の方が気を利かせて再びご自慢のコーヒーを運んできてくれました!!ダンナ4杯目(笑)
「正直しんどい」と、結局3杯くらいしか飲んでおりませんでしたが。

お宿の方もみなさん良い方達で、とってもハイセンスな良いお宿でした。
が、「湯治」として考えると、あえて秋田でココに泊まらいでも…という気もしないでもない。
東北のお宿の鄙びた感が好きなワタシとしては、あまりに近代的・モダン過ぎて一体自分がドコにいるのやら?って気がしてしまった。ここが有馬や箱根とかの都会から近いお宿であれば是非次も絶対泊まりたい!って思うんやけど、秋田・乳頭温泉で、と考えると・・・。
でもお料理がめっちゃ美味しかったから、また食べたい(泊まりたい)かも。。。←どっちやねん!

↑そんなことを悶々と考えながら妙乃湯を後にし、乳頭温泉郷制覇・最終章へ。

まずは「蟹場温泉(がにばおんせん)」

お宿の名前の由来は、付近の沢に蟹が沢山住むことから名付けられたんだそう。
ここには内湯が2つと混浴露天風呂が1つある。

↓木風呂

↓岩風呂

両方とも熱めの無色透明のお湯。湯ノ花がたくさん浮いており、好みのお湯。

混浴露天風呂はと言いますと、お宿の外に出て…

道を下って行くこと800m程。川が流れているすぐ横にありました。

気持ちよさそうだったんで入りたかったんやけど、左右両方のコーナーにオッサンが既に入浴しており、ダンナも内湯であったまってしまったから「もういいわー」ということだったので、退散。
ここのお湯も結構熱め(川の横から湧き出てる源泉を触った)やってんけど、ワタシが周辺の写真を色々撮っていたため、先客のオッサン達が温泉から上がれなかったみたいで、ゆでダコ化しておりました。ごめんなさい・・・。

お次はスグ近くの「大釜温泉」へ。
こちらは内湯が1つ、露天風呂が1つのお宿。

↓内湯


↓露天風呂


「んぎゃ!」と思わず声を上げてしまった位熱かった!!
でも、青みがかった乳白色のお湯はとっても気持ち良く、大きなお風呂で泳ぐ幸せを噛みしめ堪能。

お湯から上がると体中真っ赤っか!
牛乳が売り切れてたので、フルーツ牛乳で喉を潤す。


この後、前日行った国民休暇村で再び温泉を堪能し(日曜だったからか家族連れが多く結構賑わっていた)お昼ご飯を食べた後、鶴の湯へ。
東京へ帰る前にもう一度是非あのお湯に入りたくって。

しかーし!
ワタシ達の考えは甘かった。。。

鶴の湯は、乳頭温泉郷の中でも飛び抜けて大人気の温泉って再認識させられる位の混みよう。秋田で見た中で一番人が多かったんじゃないかなぁ。

でもなんとかタイミングよく、白湯&黒湯を人が少ない間に入ることができ、ホッ。

温泉から上がってダンナを捜すと、なんと男湯は人が多すぎて入れる雰囲気じゃなかったらしく、断念したんだそう。確かに男湯の方が小さいから厳しそう。。。

っていうか、混浴露天風呂がもう事実上、男性用の露天風呂と化してたんやけど、内湯の脱衣所とこの露天風呂の間をパンツ一丁、もしくはタオルを巻いた、前だけ隠したオッサンが何人も入れ替わり立ち替わり歩いてて、かなりげんなり。。。もう勘弁してくれよー、って感じ。

初めて鶴の湯の日帰り入浴に来て、「鶴の湯は絶対泊まって温泉を堪能しよう!」と固く誓ったわ。泊まってる時、あんなに一人でゆっくり入れてたのが、もう芋の子を洗う状態でしか入浴でけへんだなんて、絶対イヤ!勉強になりました。。。
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秋田湯治旅 その7

2007年09月12日 | 秋田・湯治旅(2007)
3日目のこの日のお宿は『妙乃湯』
乳頭温泉郷の中でひときわモダンなお宿。
日帰り入浴の人も多いみたいで、チェックインの時間よりちょっと早く着くも、日帰り入浴客の車で駐車場がいっぱいで停めれず出直しました。

さて、『妙乃湯』
雑誌でもしょっちゅう紹介されている女性に人気のお宿、ワタシも雑誌を見て泊まってみたいな~と思っていたのでめっちゃ楽しみ♪


チェックイン後、スグに温泉へ。
夜8時に男湯・女湯が入れ替わるそうなんで、それまでに入っておかねばならんでしょ。

↓「秘湯」巡りだったため、あまりの近代的な脱衣所にかえって戸惑ってしまう…


↓内湯


↓名物の混浴露天風呂(金の湯・銀の湯の2つある)真ん前を川が流れており、結構な迫力~。

到着している宿泊客も少なかったため、誰もお風呂に入っておらず、ダンナと二人で露天風呂堪能。
こちらの混浴露天風呂は、バスタオルを巻いて入浴OKなので、女性にもチャレンジしやすいのでは。

いたる所に女性を意識したようなインテリアが。





↓食堂(晩ご飯・朝ご飯ともにこちらで頂きました)


入浴後、晩ご飯まで時間があったため、花札を貸してもらうも二人とも全然やり方を覚えておらず&思い出せず、全く盛り上がらんかった。。。あんなに手探りな花札初めてやわ。
気を取り直して、再びフロントで貸し出してもらった・・・将棋!
めっちゃ年季が入っております!

泥試合の末、ワタシが勝利し晩ご飯へ~♪(実際はダンナの駒をだいぶ減らしてもらってんけど…)

↓美し~いお料理の数々!

稲庭うどん

いぶりがっこ、じゅんさい、という秋田名物もちゃんとメニューに入っておりました




きりたんぽ


どれもこれも全部めっちゃ美味しく、がっつきまくり!
ワタシは特に「きのこ汁」と「白ご飯」もちろん「あきたこまち」が美味しくって、おかわりしました♪
お冷やのお水もめっちゃ美味しく、ダンナがお宿の人に「これ、水道水のままですか?めっちゃ美味しいですねぇ~」と言うと、「いえ、水道が通ってないんで、井戸のお水です」と。
なんと!こんな近代的なお宿なのに水道が通っていないとは衝撃!
お料理は井戸水と温泉水を料理によって、使い分けて作られているんだそう。

この井戸水、ほんとに美味しくって、温泉上がった所にもちゃんと置かれており、また夜寝る時にポットで置いてくれており、いっぱい飲めて堪能できました。こういう心遣い嬉しいよね。

お腹いっぱい美味しい料理を頂いた後、いつもの如くダンナは部屋で仮眠、そしてワタシは一人温泉へ、というパターン。
丁度、男湯・女湯が入れ替わっておりました。

↓銀の湯 喫茶去(きっさこ)下に那智石が敷き詰められてて足裏を刺激!

↓金の湯 岩の露天風呂


部屋に戻り、起きたダンナとチェックイン時に予約しておいた貸切露天風呂へ。
↓貸切露天風呂 混浴露天風呂と同じ向きに作られている

宿泊客は無料で1時間貸切入浴可能。

その後ダンナと男湯・女湯に別れてそれぞれ温泉を堪能。
このお宿はシャワー室、というかシャワーブースが温泉と別で設置されているから、使いやすかった。このシャワーブースも木製で小粋。

ちなみに、ワタシは入浴のシメとして再び貸切露天風呂へ(まだ貸切時間内だったんで)。
ダンナは混浴露天風呂の方を再度入ろうと思い、覗くと…オバチャン2人が滝の方を向いて真っ裸で仁王立ちしているのが見え、退散。そりゃ入って行き辛いわな。

もう翌日都会へ帰って行なんて…と感傷に浸る間もなく、即寝!
ノルマの日帰り入浴3ヶ所クリア♪
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秋田湯治旅 その6

2007年09月11日 | 秋田・湯治旅(2007)
「孫六温泉」「黒湯温泉」を堪能したワタシ達は、山道を下ってきた所にある「国民休暇村 田沢湖高原」へ。
こちらでランチを頂き、温泉に入り、休憩した後、この日のお宿へ向かおうという魂胆。

レストランでオーダーを聞きにきてくれたお姉さんに「どちらから来られたんですか?」等話しかけられたので、しばし歓談すると、てっきり秋田の方だと思っていたらなんと埼玉出身の方でびっくり。
国民休暇村に就職された方で、日本全国にある休暇村のどこに配属になるか、転勤になるか全く分からないんだそう。色んな所に行けるのは楽しみやけど、休暇村って地方ばっかりにあるし、結構大変なお仕事やねぇ。

ダンナは「こんな山奥やったらATMもないし、お金下ろすのどうしてるんやろう」とか、「遊びに行くのってどこまで行くんやろう?」(←これは質問して盛岡と判明)「娯楽って何やろう?」と、終始どうでもええやん!ってことに頭を悩ませておりました。。。

お昼ご飯後、休暇村の中の温泉へ♪

さすがにホテルということで、設備も完備され、とってもキレイで広い脱衣所&お風呂。
他のお宿と比べるとかなり近代的に思える。
↓炭酸水素塩泉と硫黄泉の2種類の温泉


↓露天風呂

ブナ林に囲まれてる露天風呂は開放的で気持ち良い~♪
ダンナはかなり気に入っておりました。

ここの温泉も気に入り、こちらも次回来た時宿泊しても良いな~、と。

お天気が良かったので、休暇村近辺を散策。
空が広~い!

↓小川も流れ・・・

↓キレイなブナ林が続いておりました


嗚呼、ココロの洗濯。。。
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秋田湯治旅 その5

2007年09月11日 | 秋田・湯治旅(2007)
とうとう鶴の湯を旅立つ日が。
往生際悪く、チェックアウト前まで全ての温泉を堪能。
鶴の湯のお湯を知ってから、「ココならワタシ住めるかも?!」と都会以外絶対住みたくない!いや、住めない!と思ってたワタシの気持ちが若干ゆるんじゃう、驚異?の温泉(笑)
でも、ダンナに「秋田に転勤ってある?」と聞くも、「今の仕事してたらナイんちゃう?」とのことだったので、現実には住むことはなさそうやねんけど。。。

ちなみに、鶴の湯には全部屋テレビがありません。
翌日の天気予報が気になったワタシは従業員の方に、「明日の天気ってどうなんですか~?」と従業員の方達はテレビを見れて知ってるもんやと思って聞いたら、「別に意地悪して部屋にテレビを置いてないんじゃなくって、電波が届かないからテレビ見れないんです。だから従業員もテレビ見てないんですよー」とのこと。
天気とか、競馬、高校野球の結果をよくお客さんから聞かれるそうなんですが、ほんまにテレビがないので聞かれても困っちゃうらしい。
鶴の湯のポリシーとして、温泉を楽しんで頂く、時間を忘れてもらう、風情を楽しんでもらう、ってことでテレビがないんやと思ってたけど、現実問題として電波が届かんだけやったとは、微笑ましい、というか笑っちゃった。(もちろん携帯も当然圏外)
新潟の地震の時も、お客さんに「大丈夫ですか?!」と問い合わせを受けて初めて地震があったことを従業員の方達知ったらしい。陸の孤島ですな。

閑話休題

この日、鶴の湯を後にしたワタシ達は、乳頭温泉郷を制覇すべく日帰り温泉巡りの旅に出掛けました。

乳頭温泉郷には、鶴の湯を含め合計7つの温泉宿があり、全て日帰り入浴可能。
そしてこの乳頭温泉郷に宿泊した人にだけ、7つ全ての温泉に日帰り入浴ができる「湯めぐり帳」が購入出来るのだ♪
↓「湯めぐり帳」一冊¥1,500にて買える。

↓こんな風に入った温泉の番台でスタンプを押してもらう。

購入して1年間有効。そしてコレ、実はハガキになってるんですね~。カワイイ。
普通に1ヶ所づつ日帰り入浴料金を払うと、合計¥3,500くらいかかるので¥1,500はかなりお得。宿泊したら絶対買わねば。

「今日1日で3ヶ所は巡るでー!」と鼻息荒く出発!
まずは1番奥にある「孫六温泉」

ここは駐車場がないので、近くの「黒湯温泉」の駐車場に車を停めて、歩く。
「歩く」って言っても、人一人歩けるくらいのめっちゃ細い坂道で、ワタシ達の前に老夫婦がいたんやけど、お二人が躊躇して諦めるくらいの急で細い砂利の階段道。

下り終えるとキレイな川がゴウゴウと流れており、その奥に「孫六温泉」が。
番台のお婆ちゃんにスタンプを押してもらい、「こんな険しい所でお婆ちゃん生活出来るんかなぁ?」と余計な心配をしつつ温泉へ。
↓案内板

まずは農家の小屋のような所にある「唐子の湯」。

混んでたらどうしよう、という心配は無用でワタシ達のみ。
男湯・女湯に別れて入浴。
結構熱めで、しっとりする透明なお湯。ワタシ的には結構好みのお湯。
熱かったので早々に退散し、次は露天風呂へ。

↓女性用の露天風呂

横を川が流れてて、良い眺め♪
こちらはぬるめの白濁したお湯。
景色が良くってず~っと入ってられそうな、良いお湯でした!

孫六温泉は、一言で言うと、かなりワイルド!
『秘湯』ムードぷんぷん。
浴槽や脱衣所もほとんど(全く)手を加えられてない感じで、いやー、面白かった。

帰り道、事務所近くに「おいしい沢水」と書かれた、蛇口から止めどなく流れ出ているお水を飲むと、めっちゃ冷え冷えで甘くてホント美味しかった~♪そりゃこんなトコに住んでたらミネラルウォーターなんて買いませんわ。そして、こんなお水で顔を洗って、温泉に毎日入ってたら、そりゃ美肌になりますわー。うらやましいっ!

さて、お次は元来た坂道を上り「黒湯温泉」へ。
男湯・女湯に別れて入浴。
↓こちらが女湯の内湯

↓内湯の奥にある露天風呂

お湯は乳白色でかなり熱め、そして硫黄臭ぷんぷん!
黒湯は乳頭温泉郷の中で、有名でそして人気の温泉。お宿自体の雰囲気も良く、お湯も気に入ったので宿泊も良いな~、と。

↓内湯・露天風呂から見える景色

こんな景色を見ながら入る温泉・・・のどか以外のナニモノでもございません!開放的や~。
↓温泉の横にフツフツと源泉が湧き出ておりました!


↓こちらも有名な「うたせ湯」

あと、よく雑誌とかで紹介される有名な茅葺き屋根の混浴露天風呂があるのですが、狭い上にオッサンがいっぱい入ってたので今回は断念。ちっ。

それにしてもこの日は土曜日だったので、結構混雑を覚悟していたのに拍子抜けする位すいててラッキー!
この後、もう一つ温泉に入りに行ったのですが、えらい長くなってしまったので続きはまた分けて書きます。。。

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秋田湯治旅 その4

2007年09月10日 | 秋田・湯治旅(2007)
1回目の入浴を堪能したので、レストランにてランチを食べることに。
この近辺は全~くお店がないので、こういうお宿に入ってランチを食べる以外、ご飯を頂ける場所がない。

ワタシ達はお蕎麦と比内地鶏の親子鍋を頂いた。
その後休憩しよ~ということで、3Fの休憩所へ。

これが素晴らしく素敵な休憩所で、マンガや雑誌が置いてあり、ソファーもいくつも置いてあるので寝転んで休め、湯治客の運動不足を解消するためにエクササイズルームもあり、ジョーバも置いてあった!
秋田にて初ジョーバ!・・・結構キツイんやね。。。

ジョーバで疲れた体を癒すべく、マッサージマシーンをエンジョイし、その後ソファーで転た寝。
温泉に入れて、1日十分遊べて¥1,000って素晴らしい!!都会じゃ絶対ムリやなー!とダンナと絶賛しまくり。
素晴らしい施設やわー。

十分休憩した後、2回目の入浴。

上がってきたダンナに聞くと、今回は源泉100%にチャレンジしたとのこと!
「どうやった?」と聞くと、「30秒も入ってられへんかった」と。
源泉100%から上がってソッコー、シャワーで全身くまなく洗い流したらしい・・・。
「周りで見てた人に、あの人何やってんねんろう?って思われてるわ」と。

オトコの人の方がチクチク・ピリピリに敏感なのか?!
ワタシも10分以上入ってたけど、全然大丈夫やったし、他のオバちゃん達なんてもっと入ってるっぽいし・・・オンナの人の方が痛みに鈍感なんか?

とりあえず、初めての強酸性の温泉入浴、とっても貴重な経験でした。

さて、このまま真っ直ぐ帰るワケもなく、またまた八幡平アスピーテラインの方へ登り、この日は『後生掛温泉』へ日帰り入浴!

雨がきつく、山の方は霧も出始めてて、結構寒い!と思ったら、気温は12℃。さむー!
秋田側から行くとアスピーテラインに入って比較的スグのトコロにある、後生掛温泉。

こちらは浴室内撮影禁止だったため、お風呂の写真がありません。
入浴料¥400、朝7時から夜7時まで日帰り入浴可能でした。

この温泉も湯治で有名なお宿。
そして色々とバラエティー豊かなお湯が楽しめる♪

一番有名なのが、木箱から首だけ出してあたたまる「箱蒸し風呂」
息が苦しくなく、じわーんとゆっくり暖まれ、結構気持ち良い。(ヨモギ蒸しみたいな感じ)

気泡が肌を美しくする「火山風呂」、全身が温まる「神経痛の湯」、自然の蒸気を利用した「サウナ風呂」、マッサージ効果がある「打たせ湯」(滝湯)、それと「露天風呂」

全身湿布作用で美肌効果のある「泥風呂」
固い泥ではなく、ゆる~い泥で気持ちよく、美肌効果を期待して全身に塗りまくり♪

と、7つの温泉浴が楽しめ、全てとっても気持ちよかった~。

堪能後、この日も鶴の湯泊のワタシ達は元来た道を廻れ右して帰ることに。

この日は鶴の湯の1号館に宿泊。
1号館は事務所がある建物の2階。連泊ってことで夕食&翌日の朝食は違うメニューに数品替えて頂きました。

前日と同じく、夕食後寝てるダンナを放っておいて、一人鶴の湯の温泉を堪能し、ダンナが復活後、内湯と館内の露天風呂を一緒に堪能。
ほんまにふやけるぐらい、この日は温泉三昧。
どのお湯もそれぞれ特徴があって、全部ヨカッタ~♪

でも、1日の最初と最後を大好きな鶴の湯のお湯に入れるなんて、めっちゃ幸せ!
連泊万歳!!
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秋田湯治旅 その3

2007年09月07日 | 秋田・湯治旅(2007)
年配の方の宿泊が多いからなのか、鶴の湯の朝は早い。
というか、テレビもないからみんな寝るの早いんやろうね。
ワタシ達も7時半頃起床し、8時頃に朝食を本陣へ頂きに行った。
8時過ぎだと、もうみなさん身支度を調えられ出発される人もいて、今から朝食を食べるって人はワタシ達くらいなモン。
まだ浴衣姿の起き抜けの格好なんもワタシ達くらいなモン。。。

朝食後、もちろん温泉へ~。
もちろん、一人風呂!朝から露天・黒湯・白湯を堪能♪

ホカホカのまま、この日の目的地・玉川温泉へ!

玉川温泉は前日に行った八幡平アスピーテラインの手前にある、こちらも超有名な湯治温泉。
1ケ所からの温泉湧出量(9,000㍑/分)は日本一を誇り、なんとpH1.2の超強酸性で98℃という超刺激的な温泉!もちろん、この酸性度の高さも日本一!

この珍しい強酸性のお湯は、「奇跡の温泉」と言われ、皮膚病、動脈硬化、神経病、消化器疾患、リュウマチ、交通事故の後遺症などに著効がある他、人間が生まれながらにもつ自然治癒力を高め、全身の細胞の働きを活性化して心身を若返させる効果があるといわれている、まさに湯治温泉!

更に、岩盤浴でよく使用されている微量の放射能を持つ石、「北投石」は日本ではここでしか産出されないらしい(世界中でも台湾と南米のチリ、そしてこの玉川温泉の3ヶ所のみ)。
玉川温泉では、温泉地内の岩場にゴザを敷いて自然のまんまのワイルドな岩盤浴が出来るというので、是非体験してみたい!と思ってたんやけど、この日は生憎の雨。
ワイルドな岩盤浴は諦め、同じ系列の『ぶなの森 玉川温泉 湯治館 そよ風』に行くことに。
(玉川温泉は、本家の「玉川温泉」「新玉川温泉」「湯治館 そよ風」で楽しめる)

「湯治館そよ風」は一番新しくできた湯治宿ということで、近代的な外観は健康ランド風。
入浴料は、1回¥600と、当日に限り何度でも入浴可能な1日券¥1,000の2種類。
ワタシ達は2回は入浴するだろう、ということで1日券を購入。

ダンナに「ここのお湯は強酸性で刺激が強いから、肌をこすったり、顔をつけたり洗ったりしたら、肌が弱いとただれることもあるんやってー。アナタ肌弱いから、気ぃつけやー。」とビビらせ、1時間後の再会を約束してそれぞれ入浴。

写真はまたまた容量がデカ過ぎて、残念ながら載せられないのですが・・・。

お風呂は源泉50%のぬるめの湯、源泉50%の熱い湯、源泉100%の湯、寝湯、蒸し風呂、歩行浴、露天風呂、岩盤浴とバラエティー豊かなラインナップ。
まずは慣らすために源泉50%のぬるめの湯から。
無色透明なお湯は「?」ってくらい普通のお湯。「あれ?強酸性って言うてもそんなに刺激ってないもんなんかな?」と思い、スグ源泉100%のお湯へ。

緊張しながら入ると・・・・。
期待していた程ピリピリ感はなく、結構平気。「なーんだ」と若干肩すかしな気がして、岩盤浴の方へ。
手ぬぐい1枚引っかけて岩盤浴に行ってんけど、なんとみなさん服を着ておられ、ちゃんとバスタオルを巻いて岩盤浴中。
「あちゃー」と思いながらも、「せっかくやし」と思い、手ぬぐい1枚を巻いて真っ裸で岩盤浴(こんな姿はもちろんワタシオンリー)
すると・・・急に肌がチクチク、ピリピリ、かゆかゆ!
辛抱出来ずに10分ほどで岩盤浴終了。

一体何だったのか?と思いながら、もう一度源泉100%にじゃぶっとつかってから、半身浴をした時発覚!
入浴中も確かに若干ピリピリ感は感じるけど、実は乾いてきた時の方がチクチク感じるみたい。
虻とかアリにチクッて刺されたような痛み。

掛け湯をして上がり(普通の温泉は掛け湯をせず上がるけど、玉川温泉は強酸性のため必ず掛け湯をするように、と案内がありました)ダンナと落ち合う。

ダンナが蒸し風呂に入った際、居合わせた方達と話すと湯治で数日宿泊している方達だったらしく、みなさん病気療養や術後の傷を癒すために来られているとのこと。そしてその時「源泉100%はやっぱりキツくて入れない」と言われてる方がおられ、更にビビったダンナは結局源泉100%には入らなかったらしい・・・。
おいおい、入れよっ!

長くなってしまったので、つづく。。。
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秋田湯治旅 その2

2007年09月06日 | 秋田・湯治旅(2007)
藤七温泉から1時間半ほどかかって辿り着いた、乳頭温泉・鶴の湯。
あ~、ホントに帰ってきた~!って感じでしばし感動に浸る。。。

4年前に初めて来た時も、「スゴイ!ここはほんまもんや!」って感じさせられた、インパクト強の外観。
タイムスリップしてきた、というか、ここだけ時間が止まってるというか、『鶴の湯』の時間が流れてるというか・・・とりあえずこの場に立つと「素晴らしい一時を過ごせる」と期待させられる。





「鶴の湯」はこの乳頭温泉郷の中で最も古くからある温泉宿。1688年くらいからあるらしい。
二代目秋田藩主、佐竹義隆公が湯治に訪れた際に警護の者が詰めた建物が茅葺き屋根の長屋の建物・「本陣」。
ワタシ達のこの日のお部屋は「離れの本陣」。
「本陣」からちょっと「離れた」茅葺き屋根の長屋。



ちなみに宿泊のお部屋は、本陣、新本陣、東本陣、1号館、2号館、3号館と結構あるようなんですが、どの季節も人気なので予約が難しいそう。この日も全室満室とのこと。

6時過ぎに到着したワタシ達は腹ぺこで、スグに夕食の準備をして頂いた。
↓オススメ?の秘湯ビール

↓名物の山の芋鍋とイワナの塩焼き(部屋の中の囲炉裏で焼いてくれる♪)


お膳で出されるお料理はもちろん、山菜オンパレード。お婆ちゃん家の料理って感じ。
でも前に来た時よりも、お洒落なお料理も増え、「頑張ってるなぁ」と感激。

囲炉裏を挟んでダンナとお膳を頂いてると、ノスタルジックなムードが漂う・・・。
テレビもなく、聞こえてくるのは部屋の外の川の流れのみ。
日本昔話の世界。

・・・ビールで真っ赤になった満腹のダンナは、毎度の如く「眠たい」と言いだし、座布団を並べてごろ寝。
退屈になったワタシは、ダンナを置いて一人お先に温泉へ!

鶴の湯では、泉質の異なる4つの源泉(白湯、黒湯、中の湯、滝の湯)がわいている、珍しいお宿。
↓温泉棟はお部屋からちょっと離れた、木の橋を渡ったトコロにあります。


↓白湯・美人の湯

白湯の写真が容量が大きくって載せれず・・・くぅ(涙)

↓中の湯・目っこの湯

露天も。


↓黒湯・子宝の湯

奥に女性専用の露天風呂


↓こちらは良く雑誌やTVで紹介される混浴の露天風呂



写真を見てお分かりの通り、お湯は全て乳白色(黒湯はお天気によって黒く濁るらしい)。
たくさん宿泊の方がおられるにも係わらず、前回泊まった時もそうだったけど、結構一人でのんびり温泉を堪能できて、かなり満足!
一人で大きい温泉に入ると絶対泳いでしまうねんな~、気持ちイイッ!

4年前にここのお湯に入ってから、ワタシはこの鶴の湯のお湯の虜。
あれからいくつか温泉に行くも、「鶴の湯のお湯の方が・・・」といつも比べてしまってる。誰がなんと言おうとも、ワタシにとってこの鶴の湯のお湯がNo.1。そして温泉好きにさせてくれたのも、この鶴の湯のお湯に出会ってから。
なんというか、ガブ飲みしたいくらい大好きなお湯!
もう一度入ることが出来たなんて~♪と感激しつつ、次々に入りまくり堪能。

ワタシは特に黒湯が一番お気に入り。
ほんっとに全然冷めなくって、かなり長時間芯からホカホカして気持ち良い。
そして丁度良い感じの硫黄臭。落ち着く・・・。
ここの温泉に入ると、肌の上に一枚ベールをまとったというか、皮膜ができるというか、(ワタシのイメージでは紙粘土を触った後のような、見えない膜に覆われてる感じ)しっとりすべすべになる。

↓こちらはお風呂の方からお宿の方を撮った写真。なんともええ感じの雰囲気~♪


ホカホカになって部屋に戻ると、ダンナ復活。
さて、内湯にでも行きましょか~?ってことで、再び温泉へ♪

1号館にある内湯は、宿泊の方のみが入浴できる温泉(他の温泉は日帰り入浴可能)。
↓シャワーもある。


そして、小さいからか、お宿の人も特に案内はしてくれず、宿泊者にもあまり知られていない宿泊棟内の露天風呂へ。
上の写真の温泉棟の方にある大きな混浴露天風呂は、通りにも面してるためなかなか入りづらく感じるけど、こっちの露天なら貸切状態なのでダンナと一緒に入れる。

横に川が流れてて、夜はランプ一つだけの灯りで入浴。
お忍び風やけど、実は宿泊棟から脱衣所は丸見え状態なんで、結構入るの勇気いる?(だから入ってる人がいないのか?!)

いっぱい温泉にじゃぶじゃぶ浸かり、身も心もほかほかになり、ダンナにマッサージしてもらいつつ、自分の体の硫黄臭を嗅ぎながら・・・就寝。
ええご身分じゃ。
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秋田湯治旅 その1

2007年09月05日 | 秋田・湯治旅(2007)
先日も書いた通り、夏の終わりのビッグイベントとして3泊4日で秋田に湯治の旅へ行って参りました。
この旅行を計画するにあたり、当初はダンナが希望していた「仙台」にも1泊する予定だったんですが、『乳頭温泉郷制覇』及び『その近辺の温泉にいっぱい入る!』を旅の目的に掲げたワタシとしては「仙台は今回ムリー」とサクッと削除し、乳頭温泉郷オンリーに3泊するという、なんとものんびり贅沢な旅となりました。

その乳頭温泉は、秋田新幹線「こまち」にて東京駅から3時間の田沢湖駅が最寄り駅。
「最寄り」と言っても、そっから車で1時間はかかるんですが・・・。

「こまち」は全席指定の新幹線で、ワタシ達が乗った日は木曜日だったんですが満席!
秋田大人気?!
↓下車した田沢湖駅

なんとローカル線と新幹線がお向かいのホームに停車するという、都会じゃ考えられない設定の駅。
↓・・・?な龍。


駅でレンタカーを借りて、いざ乳頭温泉!ではなく、この日は良いお天気だったのでお宿に行く前に八幡平(はちまんたい)の方へ足を延ばしてみました。
というのも、この八幡平の方に多数魅力的な温泉が点在してるんですね~。

で、田沢湖駅から車で走ること1時間半、やってきました八幡平アスピーテライン。
八幡平山頂から岩手県へと続くドライブコース。




めっちゃキレイだったので、ついつい写真載せまくり。
そして思いっきりペーパードライバーなワタシでも一瞬運転出来るかも?!と錯覚に陥ってしまうくらい車が少なく、キレイに舗装された道路。実際は、超~くねくねの山道のためハンドル握れるワケございませんっ!真っ逆さまに谷にダイブするのが目に見える・・・。

ワタシ達が向かったのは、『藤七温泉・彩雲荘』


こちらの温泉は、東日本一の高所、標高1,400mの天然温泉。
ということで、もちろん冬の間は営業しておりません。(4月下旬~10月下旬までの営業)
ちなみに八幡平でのこの日の気温は14℃!!この時期で普通に肌寒いっ。
あったまるべく、そして東京から移動してきた旅の疲れを取るべく温泉へ♪

↓岩手山を見ながら入浴できる女性用露天風呂



お湯は乳白色で結構熱め、そして硫黄臭ぷんぷん!硫黄臭大好きなワタシはお湯につかりながら、ふがふが嗅ぎまくり。この露天風呂、「ええ気分や~!」と立ち上がると、前を普通に車が通り過ぎるという、赤面体験可能な開放ぶり。
この野性的というか、あんまり整備されてないトコロが東北の温泉の素晴らしいトコロ!

内湯ももちろんあり、ワタシ的には露天風呂より内湯の方がええ感じの鄙びた感で好みでした(入浴中の方がおられたので撮影してません)
地元のオバチャン達が入浴されててんけど、よーーーーく耳を澄ませて聞いてても、まーーーーったく何をしゃべってるんか分からんねん。

4年前に秋田&青森を旅行した時、青森でミネラルウォーターを買おうと、白神山地近くのお婆ちゃんが営む小店(もちろんコンビニはなかった)に入って、お水を買いたい旨を伝えるも、お婆ちゃんが何て言ってくれてるのかなかなか分からず、「この辺のお水はキレイだからお水は売ってない、お水を買う人はいない」って理解するまで結構時間がかかった思い出が。

旅の疲れなのか、お湯を頂いてからドッと疲れが出て、「泉質の良い温泉に入ると湯あたりがするので、ムリな温泉巡りには注意」とガイドブックに載ってたことを思い出す・・・。尋常じゃない疲労感に、1日何湯も巡ろうと目論んでたワタシとしては、いきなり出鼻をくじかれた気分。「ほらー、やっぱり1日にそんないくつも温泉入るんムリやって言ったやん」とダンナには鬼の首を取ったかのように言われるし、チッ。

時間がなくなったので、八幡沼などの見学はできず、いざお宿・乳頭温泉鶴の湯へ~♪
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帰ってきてしまった・・・

2007年09月03日 | 秋田・湯治旅(2007)
今年の夏の我が家の最大のイベント、待ちに待った3泊4日秋田・湯治ツアーに行って参りました♪
初めて秋田の乳頭温泉・鶴の湯を訪れてから4年。
絶対もう一度来たい!と思ってたので、念願の再訪~。
今回は『湯治』に徹するというか、とりあえず温泉三昧の3泊4日という、ほんとに夢のような日々でした♪

昨夜東京駅に着いて、相変わらずすんごい人の波の構内を見て、「あ~、こんな都会に帰ってきてしまったー」とげんなり。
きっと秋田から初めて上京してきた人は、びっくりするというか、怖いやろうなーと思うもん。

・・・で、東京駅に着くと、こっちで生活しているワタシ達としては急に現実を突きつけられた感じで、でもすんなり日常に戻っていってる自分がイタク悲しく思ってしまう。秋田の山奥に数日いたんだから、なんか、もっと拒絶感とかあっても良いと思うんやけど、染み付いた日常って恐ろしい。

自宅に戻って、久しぶりにテレビを見(山奥過ぎてテレビがないお宿だったんで)、家のお風呂は小さいなぁ、と嘆きつつ就寝。

あー、また現実逃避に行きたい!
また後日ゆっくり湯治旅行についてご報告したいと思いますので、ヨロシクです。
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