交渉人
「交渉人」と聞いてピンと来るのは、スクリーンやTVドラマのタイトルにもなった特殊な任務です。そうそう♪警察が人質解放に向けて容疑者を説得納得させたりする仕事です(笑)
これは置いといて・・・
巷では、建築家はデザイン料がものすごく高くて・・・設計事務所は設計料が高くつく・・・感じがあるらしい(汗;)(イメージが先走り過ぎではないだろうか?)
ですから、予算に自信がない方(?)は、HMや工務店、大工さんを訪ねることが多いようです。普通の予算だから普通の建て方で・・・みたいな感じなのだろうか?(で、低価格を勝ち取った気分)
本体とは別に、デザイン料や設計料が掛かる(?)のだから仕方ないかもしれないです。「うちでは到底無理」と決め込んでいる施主も少なくはありません。っと言うより、カナリ多いです(困)。
建築家とか設計事務所は、一般的に「設計と監理」を生業としています。気づかないかもしれませんが(汗;)、絵を描くだけではなく「監理」もするのです。
で、「監理」って何をするのでしょう?って事なのですが・・・
図面通りに建ってるかのチェックは当たり前ですが、もちろん見栄えも気になります。その上に、品質管理・施工状態の監理、そして、見積に見合った工事であるかの予算監理もします。
プラン設計から一貫して、施主の要望や意図を把握しているからこそ「監理」が出来るのです。
「施主の立場になって、プロとして現場をみる」あるいは「公平な立場で仕切る」これが出来るのは、建築家・設計事務所を生業としている方だけなのです。
さてさて、こういう仕事を「(代理)交渉人」なんていう人もいらっしゃいます(笑)
「ローコスト風低クオリティな住宅」をつかまないためにも一度考えては如何でしょうか?