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かつおぶしのココロ

かつおぶしの「我が身を削りながらあらゆる所に感動を与える生き様?」に憧れる〝私〟のつれづれ日記

一番軽い重量級

2009年11月16日 22時18分51秒 | 空手修行の道
試合の階級通知が来た。

重量級でエントリーしていたのだが、予想で無差別になるだろうと思っていたら
きっちりと「重量級」となっていた。

おそらく今は74㌔位だろうからこのままでは重量級にいながら「軽い」立場となってしまった。

体重増えるとあんな事やこんな事が出来にくくなるのでまあどんどん軽くなっちゃってしまいましょう。

それより前日の同窓会だ・・。

柔軟性がなくとも185センチに当てる

2009年11月12日 21時38分43秒 | 空手修行の道
初心者ながらその長身(約185センチはあるだろうか?)と剛健な肉体(80キロはあるでしょう)を持ったFさんという方が水曜稽古に参戦している。最近その戦闘力はぐんぐん上昇していて、本人もいつか参戦したいと目標にする試合で大暴れしてくれる事間違いなしの逸材なのだ。

実は2,3週間前の稽古でその人とスパーリングをした時にパンチの打ち合い合戦モードに突入して結構いいのをもらいまくっていた(ご存知のとおり私は突きに威力がない)ので「なんとかリベンジを!」と思いながら何をすればいいのかなっと考えていたのだが、本人がそのスパーリングの時に「上段はよけかたがよくわからない」的な事を言っていたので「そこだ!(よけかたがわからないのを差っ引いてもあの巨体なら狙っても文句はないでしょう)しかしあの巨人に脚が届くのか・・?」などなどぶつぶつ考えながら稽古当日。

前回みたいに怒涛の突きをぶち込んでくると何も出来ないなあと思っていたがその日は比較的大人しめなバランスのいい攻撃をしかけてくるので積極的に上段を狙ってみたら・・おお!とりあえず当たった!

そうなのだ。決して柔軟性の高くはない、むしろ低い私でも長身の人に当てる事は出来るのだ。

・とにかく「上段を一発は当てる」という壮大な野望を持ってスパーリングに臨む
・自分の持ちネタで〆に上段を当てていく為のシナリオを創っておく
・やはり多少は柔軟性を高める様な努力をする
・廻し蹴りだけが上段にあらず

この辺をきっちり頭に焼き付けておけばいつか狙いのターゲットに当てる日がぐっと近付くでしょう。

それはそうと次回の逆襲がコワイヨ~。でも激しいのを期待してます。

試合前日の精神組手

2009年11月11日 23時17分58秒 | 空手修行の道
先日会った地元同級生から電話が。

小学校が同じだった同学年の男どもが集まる会の出欠確認だった。私は初参戦なのだが、その翌日はよく考えたら試合ではないか!

う~む、約25~20年ぶりに顔を合わすメンバーの飲み会だから行きたい!

しかし試合前日というのは今までは徹底した体調コントロールをしていただけに果たして間違いなく飲んでしまうその地元会合に行ってもいいのか?

よし!会合には参加するがビールを飲まずに21時位できっちり帰れば普通の調整前夜と同じじゃないか!

と、出来もしない約束を胸に秘めて参戦決定。

試合当日よりも前日に己のココロを試される大事な一戦が出来てしまった。

なんくるないさ~。

空手男の鼓動

2009年11月05日 21時27分59秒 | 空手修行の道
現在の名古屋支部の人達ではその存在と伝説を知る人々はわずかとなった「空手男」。

「空手男」と表現されるが実際は空手がどれほど好きかもワカラナイし組手も別に強いわけでもないし型が格段に上手いわけでもないが、「名古屋支部の稽古に顔を出す」事に関しては誰よりも楽しみにし、又「とにかく顔を出す事」を愛していたのではないだろうか。

伝説=来なくなったのは、経験未熟な彼が「試合に出ようと思う」と言った一言に、試合に出るココロ構えとカラダ構えには人一倍うるさい某氏(?)が〝試合は甘いものではない〟という事を教えようと行った「査定組手」によって負ったダメージにより名古屋支部から去ったという(査定は合格だった)説と某氏(?)が秘密会議(知り合いの結婚式の出し物の打ち合わせ)をする時になぜだかついてこようとした彼に「君は今日は席を外してくれたまえ」と冷たく(?)言い放った事で落ち込んで稽古に来なくなったという説、某プラチナ美人奥さんが飲み会でピシャリと言い放った「もしかして○○○○(漢字4文字)~?」の図星攻撃に撃沈された説など諸説があるが真相は闇の中である・・・とにかく密かに彼は我々の前から姿を消した。

んがしかし!伝説は健在だった!

先日の静岡遠征出稽古で館長とT一師範代とトークしていたら館長が「あ、そうそう。空手男からこの前電話ありましたよ~」と信じられない話題が!するとすかさずT一師範代も「この前スーパー銭湯でばったり会っちゃってその後は自分が行く風呂やサウナにべったりくっついてくるんですよー。」と一気に話題の中心を空手男がかっさらっていったのだ!

館長の電話の内容はなぜだか分からないが「S田総帥の電話を教えて欲しい」というこれまた意味不明なリクエスト。一説では某氏が「席を外してくれたまえ」と言った時に「まあいいじゃんか~別に」と言った総帥をココロの師と仰ぐ故の人生相談を求めるのか?まあ間違っても査定組手をした某氏(?)と「君は席を外してくれたまえ」と伝説の名言を残したあの方の二人に彼が再接近してくる事はまずないだろう。

まあいつでも復活して頂戴。意外と根性あってスジも悪くないんだからさ。

仕込みのマスクがまた見たい。

大丈夫!飲み会には大金星彼女改め大プラチナ奥さんもちゃんと参戦してもらうからさ。

※空手男のネタはなぜか筆が走る・・。愛か!?


顔には横からの攻撃が多いと思うのだが・・。

2009年11月03日 20時12分58秒 | 空手修行の道
午前は空手の稽古。

午後は大学時代の少林寺拳法部のOB総会&合同練習。

一日に2コマも身体を動かしてしまった。

合同練習では基本の後に乱捕りと称したものをやったのだが、やる現役部員にことごとく上段の蹴りがきれいに当たる。後ろ廻しも当たっちゃったしかなり背の高いお兄ちゃんも普通な動きで右の上段廻し蹴りをしたらモロに左目頭あたりにヒット・・・。

ちょっと当たりすぎでないかい?と不安に思いながらあちらのルールを聞いてみるとナニヤラ「上段は正面からの直突きのみであとは胴を装着した場合は胴のある場所への攻撃のみ」とされているらしい。顔周りに来る横からの攻撃は認められていない様なのだ。

かと言って上段の突きをうまく使う輩がいるかというとそうでもなく実際中段周りを攻撃させても腹の皮一枚をはじく様な攻撃しかしてこない・・。

私もある意味限られたルール設定(主なものは顔面殴打なし)の中で現在精進しているものの、学生さん達はさらに限定された状態の世界でしか己の技を剛法に限定して言えば使える環境が与えられていない。

男に限って言うならば多少なりとも「強くなりたい」という気持ちを持って入部した者もいるだろう。私もそのクラブに入ったのは好きなおねーちゃんをせめて守れる位には自分に自信をつけたい=強くなりたいというのが邪ながらあったのだし。

決まりきったルールの中でお約束の「想定された場合」のやりとりをいくらうまく出来たって実際に使えない事が社会に出てから公私共々直面してしまってはもう遅いのだ。その「遅い」を気付いた時に「ではどうすればいいのか」に対して自ら動けば何かしら道は見えるかもしれないが、良くも悪くも充実した学生クラブ生活で全てを極めたと思ってしまっている人達にはこの現実を受け入れてそれを乗り越えるには現役時代のあらゆる困難を乗り越えた時の壁よりも高く厚くそして越える手段が見つからずに苦しみ、そこから逃れようとする衝動に駆られはしないかと心配になる。

送り小手一つにしても左手で押し込んできた手をかぎ手を作って押し込んで相手の腕を固めて・・・というのが王道とされているが押し込んできたなら無理にその力を逆に押し込まずに相手が押してきている力の流れに任せて技を極めてもいいではないかと思うのだが、本部の教えはこれなのでという感じでそれに固執してしまう。

真面目はもちろんいい事だが守破離の修行の流れからするとあまりにも「守」にこだわりすぎている気がして心配でならない。

約束事が多い武道かもしれないが「守破離」の世界が認められている以上はどんどん技を覚えるといった表面的な事以上に内面的な意識を強く持って基礎をベースとした各自の特性をどんどん伸ばして欲しいなあとおじさん的に思ったのだった。