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かつおぶしのココロ

かつおぶしの「我が身を削りながらあらゆる所に感動を与える生き様?」に憧れる〝私〟のつれづれ日記

函館のススメ

2010年11月13日 21時27分32秒 | 旅絵巻&湯けむり道
以前にも書いたアントニオ猪木主演「ACACIA」。

http://acacia-movie.com/index.html

映画館に行きそびれたのだが今日レンタル屋さんの新作コーナーで見つけたので早速借りてきたのだ。

うむ、しみじみといい映画であった。

辻節全開なセリフ回しもgoodだが舞台となるロケーションがまたいい味が出ていた。バックの山頂から察するとやはり函館がロケ地だったがあちこちに「ここも函館?」と思う場所もいくつかありながらもやはり函館の様だった。

函館というのは実はなかなか味のある街で、有名な夜景もさることながら街中を走る市電やら港付近のレンガ建物、観光客相手の賑わい市場などなどと世代や性格を問わずに必ず何かをマッチさせてくれる素敵な街なのだ。

北海道というとまずは札幌に着いてから北~北東方面へ旅を進める事が多いが1泊位しか出来ない時は思い切って南へ舵を取る旅の仕方も悪くはないと思う。

昼下がりから夕方にかけて函館の街を市電でブラブラしみじみ・・ああ、行きたくなってしまったよ。

※ストーリーと別に特筆すべきは猪木様のリングでのシャドースパーの動きがすごい。興行としてのプロレスではなく格闘家猪木を感じる貴重な映像だ。


ムツゴロウ動物王国

2010年07月03日 11時15分12秒 | 旅絵巻&湯けむり道
誰もが(?)一度は野望を持つ事

それは「ムツゴロウ動物王国で働く」事。

言うまでもなく私もそのうちの一人で高校受験の面接の時に「理系か文系どちらに進みたい?」と聞かれたので「ムツゴロウ動物王国で働きたいので獣医になる為に理系に進みたいと思います」とまで言い放った過去を持つほどの情熱を持っていたのだが哀しいかな、後ろから数えたらトップクラスの成績を毎回見ているうちにいつの間にかその夢は幻となり今に至る・・・。

しかしムツゴロウの動物王国に行ってみたい!という野望は消える事無く、13年前ついに旅の途中に「ムツゴロウ動物王国の入り口に立つ」事に成功した。

くたびれた看板を目印に進んで辿り着いたのがここ。人の気配はない。


横にはワンちゃん達が。テレビに出たりしていたかな?


ちいと道を歩いていると秋田犬と思われる犬が近づいてきた。テレビに出てたっけ


ついでだから13年前のこの日の日記ものせてしまおう。

6月16日(月)朝から久々の晴れだった。7時過ぎくらいから片付け始め8時15分頃2日間お世話になった仁伏キャンプ場(※1)を去る。屈斜路湖の辺りではやれ和琴キャンプ場や砂湯キャンプ場とか言っとるが俺はここが一番だと思う。
てなわけで摩周湖を通ってまた釧路の近くの方まで行く。霧多布湿原を通ってムツゴロウ動物王国を見るのだ!
摩周湖は今回も見事に・・いや前回(※2)よりも晴れ晴れとその姿を見せてくれた。これで晩婚(※3)は決定的だな。
途中、湿原を見る事が出来る売店で生ガキ3個400円を食った(※4)厚岸(あっけし)というところはカキの名産地らしい。
で、俺は小学生の頃から本当に憧れの地であった動物王国にとうとう着いた。が、一般人が入れるはずもなく入り口の怪しげな動物王国の看板の前で写真を撮った。馬がいる所の外の道を一匹秋田犬の様な犬がうろうろしてた。近付いてきたのでちょっと頭をなでるとまたノソノソと王国の入り口の方へ帰っていった。あれはTVによく出る犬なのかそれとも近所のノラ犬か・・・。
動物王国は外からの一部しか見てないんでなんとも言えんがTVで見る賑やかで、それとなく北海道ちっくな牧場的な建物がある風景と大分違っていた。やはりTVはある程度ノンフィクションであっても、ストーリーとある程度の“絵”になる番組にしないといけない。まして子供からお年寄りなでに夢と安らぎを与える様な“ムツゴロウとゆかいな仲間達”ならなおさらだ。ま、現実的に何百頭もの動物を何十年も別に商売になるわけでもないのに一緒に生活してるんだから豪華でしっかりした施設がそこにあるわけがない。本当に好きな人たちが欲とかを考えずに集まっている所なんだから。
普通なら「なんでい、TVと全然違うじゃねーか、馬鹿野郎!」と言ってしまうんだろうがここはそんなんでなくなんだかその地味さにホッとした様な感じがした。
と、いろんなとこで時間をつぶしてたら本来の予定の納沙布岬→標津町で鮭づくし定食をくうという計画が出来んくなってしまった。結局霧多布キャンプ場(無料!)で早目のテントを張ってから買い物に行く。
スーパーの魚売り場で花咲ガニ一杯980円とあったので店のおやじにこのまま食えるかと聞くと、食えるんだが身がスカスカだなとか言って売るのをためらってた。まだシーズン外なので身がつまってないそうだ。あんたはエライ!
みやげもの屋なら迷わず売りつけてくるのを漁師の意地というか心意気でカニを売らんかったのだ。うーん感動した。
てなわけでいつカニは食えるんだろう(※5)。
明日こそは鮭づくし定食1200円をくう(※6)!

※1)ここで二日ほどキャンプ場で安ワインを飲んだくれて自己嫌悪に陥っていた。
※2)大学4年の時、「旅をせねば!」という衝動に駆られて福井県からフェリーに乗って北海道を4日でほぼ一周して帰ってくるという荒行をやっている。
※3)晴れた摩周湖を見ると婚期が遅れるらしい。
※4)筆者は生ガキが好きなチャレンジャーである。美味かった。
※5)翌日行った羅臼の辺の「赤い屋根」というライダーハウスでオーナーがカニのむき身を食べさせてくれた。美味かった。
※6)行った直前に売り切れてしまい結局チャンチャン焼き定食を食べた。美味かった。

(正しき)海の方へ

2009年08月15日 06時26分09秒 | 旅絵巻&湯けむり道
昨日は南知多グリーンバレイへ再びアスレチックへ。

相変わらずそびえ立つバンジージャンプに思いを馳せながらも「そのうちやるさ」とうそ臭くココロでつぶやきながらアスレチックへ・・。すると器具のそばの木上部にナニヤラうごめく物体が・・おお!クワガタ発見!しかもノコギリクワガタ。

しかしそのクワガタは手の届かない所にいるので捕獲出来ない。すると手の届く場所の裏側にクワガタ発見!俗に言う「直線ノコ」という奴で少々小型。で、隣の木を見るとコクワガタが・・でもこやつは昔から捕り親しんでるのでそのまんま。どうやらここにはクワガタが沢山いる様だ。これはアレをやるしかない!

爆竹?蚊取り線香?ピンセット?・・いやいや、これはコクワガタやヒラタクワガタ用。ノコギリクワガタにはもちろん「スーパー木ック」!この日の為に磨き続けた上段足刀蹴りと三日月蹴りと中段前蹴りを木に解き放つとボトッと落ちる黒い物体・・おお、立派なノコギリクワガタ!

おそらくリュックサックをかついだおじさんがニヤニヤしながら木をゴンゴン蹴っていたのは他のお客さんにとっては非常に薄気味悪い光景だったであろう・・。

とりあえず今回は一本の木から二匹をゲットしてお家へ・・。

何が貴重かというと知多半島でノコギリクワガタを捕まえたのは初めてという事だ。私の実家近辺は昆虫は沢山いるのだがなぜかノコギリクワガタだけは生息しないのだ。ノコギリクワガタは昔っから愛知県の山間部まで行かないと捕れないと思っていたが名古屋市近郊でも捕れると知ったのは大学生時代。エリアの違う友人が出来た時に初めて知った。

で、今回の知多半島の先の方での捕獲劇。

半田市周辺を飛んでの捕獲事例・・まさにノコギリクワガタのミッシングリンク(?)。

それにしてもノコギリクワガタって攻撃的だな~、二回はさまれた・・。


山の方へ

2009年08月14日 06時06分06秒 | 旅絵巻&湯けむり道
昨日は郡上市にある大滝鍾乳洞というとこへ鍾乳洞潜入&そこの釣堀へ。

それにしても幼少の頃の思ひ出というのは30年以上経っても憶えているもので、その場所の雰囲気は30年前とほとんど変わっていない(登り口がケーブルカーになってた位か?)。

ここのニジマス釣堀は釣竿一本300円(4本1,000円)で釣り放題というシステム・・・と聞けばとても気前のいい話だが、実は糸がとても細くて魚が釣れるとすぐに糸がぷっちーんと切れてしまうのだ。なので一本で何匹も釣り上げるのはほぼ不可能だしゼロというのも当たり前、しかも竿につき一匹お土産付きといったこともないので何本竿を使っても一匹も釣れない事だって十分あり得るのだ。

そしてその「十分あり得る」悲劇を身を持って体感する事に・・。

12本=つまり3,000円分の竿を使って釣果ゼロ!!

前回は8本で4匹位釣れたのに・・なんでやあ~っ!!

と、悲しみに浸りながらもこの無念を晴らさねばならないと思い以前師匠から聞いた渓流マス釣り場を探しにそこから下呂市方面へ放浪開始。場所を詳しく聞いてなかったのでそれらしき場所がありそうな川を遡って何もなくて逆戻りなどを繰り返し放浪放浪・・途中で縄文人が使った謎の天体観測巨石群遺跡を見つけたり(結構迫力)オオサンショウウオがいる滝に行ったりしながらナビも地図も持たない私らしい勘で走る旅全開。

ようやくマス釣り場という看板を発見し、車一台通れる道(道端は崩れている)をしばらく進むと派手さ商魂ゼロなそれはそれはのどかな渓流マス釣り場に到着。

渓流が28箇所振り分けられていてそこにニジマスを放流してもらって釣るというスタイル、前の人の釣り残しも併せて10匹以上釣る事も可能だが全然釣れない場合もある。えさ代含めて2,500円。竿は250円で貸し出しもあるが私は車に竿を常備しているのでその竿のハゼ釣り仕掛けを渓流バージョンに替えていざスタート!

最終的に10匹ゲット!

こんなことであれば最初っからここで釣っておけばよかった。

で、その後せっかくなので下呂温泉に。温泉街を通っていたらナニヤラ見覚えのある場所を発見。おお、これは今から約15年程前にボンバーズなのに車旅行@下呂温泉の時に写真を撮った場所ではないか!で、アルバムをごそごそしたら出てきた出てきた。せっかくだから掲載してしまおう!

グラサンを掛けた松尾芭蕉(←その時本当に掛けてます)に首根っこをつかまれる隊長と逃げまどう隊員達・・(う~ん、みんな若い)

銘湯?名湯?迷湯?

2009年05月17日 13時46分07秒 | 旅絵巻&湯けむり道
その立派な造りっぷりから私には合わないスーパー銭湯と思っていた日進にある「星空の湯 和合迎賓閣」というなんとも厳かなネーミングの場所に行って来た。

http://www.geihinkaku-group.co.jp/


私にとって湯の道とは・・・

自分の時間と空間をある程度確保した上で全力で湯の世界を身もココロも委ねながら日常の世界とは違う世界を独自に創り上げる事でアラユルダメージから回復を図り活力を得る情熱的努力

・・・なのだ。

と、いうことで出来て間もないのでいつも満員のぎゅうぎゅう風呂状態に違いない星空の湯は生涯無縁だろうと思いながら空手稽古の行き帰りに前を通るのだが、その予想に反して通るたびに駐車場はガラガラである。その雰囲気と客足のギャップが妙に私のココロに触れてしまったのでついに出撃!となったわけだ。どうせガラガラ狙いならとことん狙ってやるという事で今日の朝9時オープンとともに入店。

いとも簡単に一番乗りしてしまった・・・。

寂しげな客足とは対照的に入口で支配人さんが待ち構えて深々と挨拶をしてくれ、スタッフの方々も丁寧に挨拶をしてくれる。そう、「方々」・・スタッフがやたら多いのだ。受付には5人はいるだろうか?その他のコーナーの人員配置も考えるとその数20人以上は確実にいるはずだ。

で、おとこ湯に入って内湯を通り過ぎて野天風呂へ。もちろん誰もいない。あらゆる風呂をはしごしながらサウナに入りまた風呂めぐりして外のヒノキのベンチで寝て起きてまたサウナ入って内湯のスーパージェットバス入って歩行湯を10周してとかなんだかんだやりながら約1時間半風呂にいたのだが入ってくる人はまばらでサウナの中で最大4人と同時遭遇したがそれ以外で同じ風呂に人と入った事がない。1時間半でお客様は10人位しか来てないんではないか?しかしそれはそれで私にとっては願ったり叶ったりの素晴らしい空間!いや~、いい湯であった。因みに全国屈指の温泉の成分のいいとこ取りをした究極の炭酸泉という人工的に造った珍しい湯もあった。

風呂から出て内部散策をしていると休憩所のとこに「仮眠は別室にあります」と書かれているのでそこへ行ってみると畳敷きで低いついたてで区切られた空間が。おお、ここなら昼寝もばっちしではないか。とりあえず枕と寝心地をチェックしてから仮眠室を出ていき最後にご清算。

平日は950円、日祝は1,100円・・・しかしこの規模で各自に与えられる想像以上のパーソナルスペースから考えるとコストパフォーマンスはかなり高い。

穴場な時間を狙って是非一度行ってみるべし!

しかし敢えて言おう・・・つぶれる前に早いうち。

だって本当に規模の割には人少なすぎなのにスタッフ多いし。

しかし客の入りに関係なく接客などのサービスはとてもいいです。