ナースなひとり言

おばさんNsのドタバタ日記・・です。

対等な関係・・親子関係②

2006-08-31 | Weblog
思春期へと入る前に・・。

今、子供にノーと言わせない親が多い・・・と言う事です。

何がまずいのかと言うと・・・

「こうでなければダメ」
「今のお前はこうだからダメ」・・・と言う態度です。

親には親の価値観があるし、子供は子供の価値観を育てて行くもの。

それを認めるのが「対等」と云う事です。

「お前はこうなれ」と云うのは子供の人生の介入です。

「勉強しなければダメじゃないか。遊んでばかりいて・・・

今日はきちんと宿題をやりなさい。約束したんだからきちんと守りなさい」

って、それは約束じゃない。脅迫です・・・笑。

子供がノーと言えない関係、子供のノーを認めない関係は

「対等」ではありません。


「お母さんは・・ちゃんと勉強して欲しいな・・」と言って

子供が嫌だ・・・と言う。それで心配なら

「お母さん、やっぱり心配だから・・勉強して欲しいなぁ」と言えばいいですよね?

子供は「今日はちゃんとやれたね~。お母さん・・嬉しいなぁ」なんて言われると

もっとやろうとするもの・・です。

勉強せず悪い成績をとると親は・・・

「だから言ったじゃないの!」とここぞとばかり責めたりしますよね。

これは・・力の乱用です。

子供が失敗して困っている時は懲らしめるのではなく「手助け」をする必要があります。

失敗をいけない事にせずに

「失敗しちゃったね」と認めて「残念かい?」「がっかりしちゃた?」

と気持ちを言える様にする事です。

「だったら次はどうすればいいかなぁ?」と一緒に考えればいい。

親が決めるのではなく子供の決定を見守って、もしそれが心配な決定であれば

もう少し情報をあげる。

子供の決定を否定せずに判断の仕方を吟味・・するのです。


野球のイチローなどは親に厳しく鍛えたから成功した・・・と言う気がするのは

子供と親が目標を共有できたから上手く行ったのですね。

子供って目標がどんどん変わるものです。

昨日まではサッカー選手に・・なんて言ってたのに今日は・・・。

そんな中途半端では困る。。。なんて叱る事はないです。

何度も変わりながら最終的な目標を見つけていく。

それが・・・進歩・・と言うものです。

目標が一致していないのにビシバシ鍛えようとするのは・・支配・です。


子育ての悩みは大抵の場合・・「子供が自分の思い通りにならない」・・

事からきています。 だけど・・思い通りになんて、ならない。

それを認めるのが・・「対等」と云う事です。

そして、子供なりに判断して決定して行動していく事を信頼する。

信頼と信用は・・違います。

信用とは担保をとってお金を貸すのと同じで

「これだけやったから、きちんと返せ」と言って損をしない様にする。

信頼・・は無条件です。

親子の対等な関係は「信頼」が土台であり・・・

「期待したのにその通りにそだたなかった」などと言うのは信用のレベル。

親は金貸しでは・・・ありませんから~~~!


子供の決定を信頼する。これは思春期の領域に入ります・・・・。


 続く・・・・・・・

対等な関係・・・親子関係①

2006-08-29 | Weblog
人間関係の中には様々なものがあります。

立場の違い、経験や能力や方向性も違う。

だから決して「同等」では無いけれど「対等」にはなれます。

それを踏まえて「親子関係での対等性について」

心理セラピストである星 一郎氏がある季刊誌で話されていたものを

抜粋して載せてみます。な~るほど~~!!って気付かされました~☆

「親の思い通りにならない」と認めること。それが基本です。
  (全くです・・・・・気付くのが遅かった・・・)

親子関係も力による支配になったり、「お前の為を思って」と云う愛情による支配になりがちです。でも対等にやれないからダメな親・・と言う事ではない。

子供は失敗を繰り返す事で学んでいくものですが親も同じ。

子供の年齢によって対等性の中身は変わってきます。

赤ちゃんとお母さんの間にもお互い認めあっていれば・・それは対等です。

赤ちゃんは全面的にお母さんを認めていますよね。
お母さんに向かってニッコリする。オッパイを吸って、ハイハイして、立って、歩こうとして・・・
親からの期待や愛情に、、その子なりに精一杯応えるわけです。
親はこの一生懸命を大切だな、愛おしいなあと思う。

それが子供を認める・・と言う事です。


でも一日中可愛いとおもっている人はまずいない。
子育ては本当に大変だから「泣いちゃ困るな」と思う事もあり。

「可愛く思えない」なって言うことで自分を責めて追い詰める事はないのです。

子供の寝顔をみて、ふと、この命が自分に与えられた素晴らしいプレゼントの様に感じる。 そう思える敬虔さが・・・大切なのです。

幼児期や学童期になると?

実際、この時期の対等性を勘違いしている親が増えてきている様に感じます。

「子供の個性が大切なので好きにやらせています」
「親の思いを押し付けてはいけないので子供には何も期待していません」
などと言う。

けれど、親子は友達関係とは違います。親と子供の決定的な差は何か?

それは経験による情報量の違いです。

親は子供に対して、ルールや習慣を教え、経験を元にした情報を提供し、

正しい判断が出来る様見守る責任があります。

「そっちへ行くと車が来るから危ないよ。こっちなら遊んでいいよ」

と教え、徐々に「どうしたら危なくないか?」

「そうやるには・・どうしたら出来ると思う?」等と判断を促すのです。

個性と云うのは持って生まれたそのままではなく、磨くことで初めて光る。

磨き方を大人は教えてあげる必要があります。

子供への期待も大いにしていいのです。

期待されなかったら子供は寂しい・・・。

「大きくなったら大リーグで活躍してくれたらいいなぁ」

「大学に入ってくれたら嬉しいなぁ」

等と言っても何も悪い事はないのです。

勿論・・・過度な期待は禁物ですよ~~~~

  続く・・・・・・・・・・





躾?DV?

2006-08-25 | Weblog
短く暑い北海道の夏も終わろうとしています。

もう朝・晩の空気は夏ではなくなってきた様な感じがします。

甲子園の決勝の日、公立小学校の夏休み最後の日・・・でした。

クーラーのついている家は珍しく夏はどの家も窓が全開です。

そんな・・どこぞのお家から子供を叱るキンキン声が・・・・・。

「明日から学校はじまるんよ!・・どれだけかかったら全部終わるとおもってるの!!」・・・・・から始まって

どの位続いたか解らなくなる位・・・・もの凄い罵声とも区別がつかない程の

怒鳴り声でした。(凄いエネルギーにある意味感心した)

内容から察するに子供は小学校低学年か中学年の様です。

母と思しき人は・・完全にヒステリー・・・・症状です。

聞いている方が気分が悪くなる位で・・・

はっきり言って・・・「うるさい」ので窓を閉めて扇風機を強にしました・・汗。

我が家の女子2人も・・・眉をひそめていました・・・・・・。

何だか・・子供さんが・・・・気の毒になりました。

勿論・・・躾は大事です・・・口うるさく言う事も悪い事ではないし

愛のある体罰も時には必要なのも解ります・・・・・。しかし・・・・・


つい・・患者様を思い出しました・・・・・

「愛を充分に感じられず育った人間は愛する事が出来ない」

そしてDV(ドメスティック・バイオレンス)な人間になる・・・・・。

恐ろしいのは・・・繰り返される事です。

DVを受けて育ったお子が又自分の子供に・・・・・・。

勉強しなさい・・・と言う前に・・・・・



抱きしめてあげると・・・いいかな?って思います。

肌に触れると・・・安心しますよね??・・・本能だと・・思います。



って言うか・・・・・・

黙って親の言う事素直に聞く子供なんか・・・・いませんから~~~
残念!!

自己エネルギーは計画的に消費いたしましょ~~☆








3年連続・・・・

2006-08-23 | Weblog
今年も私の大好きな高校野球が終わりました。

南北海道代表・・・「駒大苫小牧高校」 が今年もやってくれました!!

昨年の2連勝もさる事ながら・・・・・3年連続・・決勝進出・・・

全くの・・快挙・・です。

私の生きているうちに・・・こんな事があるなんて


決勝再試合なんて~~~~むごい・・・

どっちも勝たせて欲しかった・・・ってのが本音です


早稲田実業は・・・素晴らしく強かった!!


しかし・・・それ以上に「駒沢大学苫小牧高校」・・は強かった


今日・・・準優勝報告会が道庁前でありました・・。


約1万人以上が集まったそうな・・・


初優勝した時より多かった・・・とTVで流れていました。


今、思い出しても・・・鳥肌が立ちます


あの感動を小出しにしながら・・又・・お仕事がんばりまっす





境界・・2

2006-08-16 | Weblog
続きです・・・・・

普段、特に意識していなくとも大抵の場合誰でも「自己境界」は

守られています。

人は自分の価値を感じ、周囲の人との関係を楽しみ、

周囲に対する自分の責任を果たしつつ自分らしさ・・を保つ事ができます。

しかし自分のエリアに他人が侵入してきたり

相手のエリアに入り込んでしまっている場合に「境界」を意識する事になります。

気付く為のサイン・・それが「感情」です。

怒り

むなしさ

徒労感

傷つき

侮辱された感じ

利用された感じ

束縛され息が詰まる感じ

こんな割り切れない感情が襲ってきたとき・・・・何故そう感じるのか・・・

探ってみる事です。あなたの境界が侵されている事に気付くはずです。



自分の境界が守れないと云う事は、裏を返せば、どこかで誰かの境界に侵入している可能性がある・・と言う事。

たとえば・・・職場で境界を侵され傷ついている人は、そのイライラを

家族にぶつけ、家族の境界を侵しているかもしれません。

又、夫の世話に疲れた妻が、子供に八つ当たりする事もあるでしょう。



自分の境界が守れて初めて、他人の境界も尊重できるのです。


自分の境界は自分で設定できます。


但し・・・・・自己中にならないよ~~~~に・・・


境界・・・

2006-08-14 | Weblog
ついこの間・・・33歳の女性患者様が退院しました。

彼女は典型的な境界性人格障害・・・です。

根底には人付き合いが「負担」「苦手」「不安」・・等があります。

自分の「境界」を知らない・・・

自己境界の歪みから来るものです・・・・。

境界とは自分と外界を区別するライン。

云わば自分と言う存在の輪郭を形づくるもの。

自分の体は自分自身のもので誰かの所有物ではありません。

他人が勝手に触ったり、傷つけたりしてはいけないものです。

他人に限らず、夫婦間、親子間、恋人同士や親友でも境界は必要です。

境界が解らず他人に介入し介入され自分で解決出来ずストレスを

溜め・・・どうしていいか解らず行動化する・・・。

生まれて初めての人間関係は「親子間」だと私は思います。

それが歪むと将来「境界」を形つくれない人間になるのではないか?

短絡的ではありますがそんな風に考える事もしばしばです。



境界を知ることは、自分を知ること。

境界を守ることは、自分を守ること。

そして相手を尊重すること。

人間関係の土台なのに、実はなかなか難しい。
この道具を使いこなせれば・・・

自分らしく生きる上で、

そして回復を続ける上で、

何より強い味方となるのです。
         「アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター」


自分の境界・・・そして自分以外の境界・・・

自他境界をしっかり認識する事から始めましょ~~。

そうすると・・・とても楽になる気がします。






普通でいる事は難しい・・・・・

でも・・・普通・・・って一体・・・なんでしょうね~~


過喚期・・発作

2006-08-09 | Weblog
日本列島・・・夏真っ盛り・・・・

全く・・・暑いですね~~~。

北海道も負けずに連日30℃を越えちゃったりしちゃったりして・・・汗

でも、わたくし個人としては暑いのは割りと平気だったりします。

何だかんだと言っても短いんですよ・・こちらの「真夏」は


そんな暑さの中・・・・過喚期発作=過呼吸発作=ヒステリーが多いのなんのって


夜勤最中・・一晩で3人ですよ・・・・・。

1人は救急車で搬送・・・・

1人は夫におんぶして貰って・・・・

1人は自分で車を運転して(この方は不安発作と自己申告)

しかもその他に・・・・・・

リストカット・・・・・

救急車でやってきたのは17歳♀・・・搬送直後から既に発作なし

夫におぶられてやってきたのは28歳♀・・・

これ又着いた時には発作なし

不安発作のは33歳♀・・・着くなりDrに「注射して!」と

いきなりの横柄な態度・・・それなら注射は要らないだろう??
(ブラックリストになりかけの患者様なのだけど・・・)

「じゃぁ~いい!!」といきなり走り出し、止める男性職員の股間を蹴った・・・

そんな態度はどぅなんでしょ~~?? 


リストカット・・23歳♀

腕を3箇所・・・それぞれ5cm程の傷

縫合しましたよ~~~(外科経験のあるDrなので丁寧な仕上がり☆)

この方も何回も繰り返しております・・・・・・

いつまで・・やる気なんです??








暑さの所為だと・・・思いたい・・・

こんなんばっかり~~~~~~~~


プチ・プチ・オフ会

2006-08-06 | Weblog
大阪からわざわざ・・・我が故郷の北海道へようこそ~~。

と・・・ブログで仲間に入れていただいたはるさん一家がやってきました!

着いた早々・・あすか姫が発熱・・・パパさんがダウン・・・との事。

ゆっくり・・・お会いする事もなく・・・帰ってしまうのね・・泣。

と思ったのですが・・ひらめきました!

飛行場(空港)・・・で少しだけでもお目にかかれないか・・と。


そして・・・ご対面できました~~


あすか姫でっす!!

       

も~~~いつもはるさんのブログで拝見しているので初めて見る気がしませんでしたが。。。。不思議な感じもしました。。。。。。


心配していた人見知りもなくちょっと驚いていたようですが
   (あんたら・・・どこ者なん???って、感じ)

抱っこさせて貰いました~~~~。

もう~~ムチムチで可愛いのなんのって



    


        
 (画像は24歳の我が家の長女とあすか姫)


「ムニムニュ。。うぅz~○▽X。。、、」とおしゃべりしてくれていました・・


・・・・・一緒に行った24歳の娘に・・・


オバちゃんにはやっぱ・・・話しかけてはくれなかったわ~~~汗。

でも抱っこできて・・満足、満足

はるさんもお疲れだったろうに無理矢理・・会いに行ったにも関わらず

嫌な顔もせず関西弁で話してくれていました(当たり前か・・・)

パパさんも少ししてからソフトクリームをほおばり口の周りに付けて?登場~!!

若い!! と・・・思いました(笑)

素敵なはるさん一家にお会い出来た事。この夏の・・・思い出になりました。

しんどかっただろうに・・・スイマセンでした


又、お会い出来る日を楽しみにしています!


娘も「メンコイ」を連呼してましたよ~






一休み・・パート2

2006-08-04 | Weblog
 富良野のお隣に「美瑛」(びえい)・・と云うところがあります。   
 
 パッチワークの丘・・・で有名です。

 

           




ここは秋の方がパッチワークが本当に素敵に観れます・・・・。

初めて行ったのは7年前・・・感動しました!! 

見渡す限りに広がる丘陵に・・・自然は・・・素敵だ!!と。

何だか普段のモヤモヤが晴れてしまう・・そんな所です。
    (私にとって・・ですが)

今までに行った中で・・・一番のお気に入りの場所です。
   (そして毎年の様に行っています・・)



              

                ↑
      
        「ケンとメリー」の木・・・です。

  
昭和47年の日産自動車『愛のスカイライン』

ケンとメリーのCMに採用され、以来『ケンとメリーの木』と呼ばれているそぅな・・・・。
 
「愛のスカイライン・・・・君の為に・・・・」
 
確かそんなフレーズだった様に記憶していますが・・・・・。

ちょっと・・・・素敵じゃないです??? 



ちょっと・・一休み・・・

2006-08-03 | Weblog
夏休み貰いました・・・・・。

後半の2日間・・・・・自分の為だけに過ごしました・・・。

        

                    
  
      






北海道・・・夏のお約束・・・富良野の・・・ラベンダーです 


そしてこれもお約束の如く・・・はよ食べなさいって位の勢いで売っています。

        

   ラベンダーソフトクリーム 
  ほんのりラベンダー色で香りもします・・・。

   美味しいかった・・・です
    
  暑さの所為であっと云う間に溶けちゃうんですけどね
      


 追伸・・・・ ラベンダーソフト、私は美味しいとおもったのですが・・・・
 「あれを好き好んで食べる人がいるのかしら?」・・って方が。
 味覚も好みも様々ですので・・・いいんですけどね・・・・。

 もしかして・・私は・・味音痴??って軽く凹みました・・汗


訂正します・・・美味しいと思うのはほんの一部みたいでっす




  

文字色