日本映画や、日本の役者さんへの興味や尊敬の念が
急にものすごく自分の中で大きくなって、
単純ながら、今年はたくさん邦画を観ようと思った。
そして、観るならまずは、
好きな役者さんから責めようと思い立ち、
日本の若手女優さんの中で一番好きな
満島ひかりが出ている作品を立て続けに2本観た。
なぜか観たかったメジャーな作品が
近所のTSUTAYAにはなく、、
まずはこの2本から2012年はスタート。
「クヒオ大佐」2009年/日本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a9/13ed0a6b55d340652380251d00e9d1a6.jpg)
監督: 吉田大八
脚本: 香川まさひと 、吉田大八
現作: 吉田和正
音楽:近藤達郎
出演:堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子…
1970年代から90年代にかけて、
実在した結婚詐欺師をモデルにした創作映画。
完璧な日本人のくせに鼻を整形で高くして
米国の空軍パイロットだと偽り、
カタコトの日本語を話して
巧みに日本人女性から金を奪う主役を演じたのは
堺雅人。カタコトの日本語や表情が
すごく気持ち悪いんだけど、なんか憎めないなー。
そして騙される3人の日本人女性役が、
松雪泰子と満島ひかりと中村優子。
健気な松雪泰子や強い中村優子も素敵だったんだけど
やっぱり満島ひかりは本当に好きだな。
何故だろうな。本当にすごく好きだな。
いつもダサイ女の子を演じてるイメージがあるけど
逆に普通の女の子役であんなに印象に残るって
すごいよなーと尊敬してしまう。
すごく魅力的に思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a9/8e4081107a7d8f3e11e21b55af927282.jpg)
それに、邦画について全然詳しくないけど
満島ひかりと同じ路線というか、似た女優さんって
全然浮かばない。
今、すごく注目されてる女優さんだけど
私が好きになったのはすごく時期が遅くて、
「さよならぼくたちのようちえん」や
「モテキ」で演技を観てから。
それまでは、女優に転身したことさえ知らなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ac/b279bd2b756e2555580a13c68735212b.jpg)
クオーターの女優さんはやっぱり綺麗。
最近すごく多い。
昔、私はMAXの熱狂的ファンだったので、
沖縄アクターズスクールについてかなり詳しく、
当然Folder時代から満島ひかり(HIKARI)のことは
知ってたけど、当時はAKINA派だったので(笑)、
正直全然HIKARIは魅力的に思わなかった。
でも役者さんになってからすごく印象変わった。
天職を見つけるってすごく素敵なことだな。
そしてもう一作は、「カケラ」
「カケラ」2010年/日本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/6c/c84ee3cc4142ee883ec28322f2776927.jpg)
監督: 安藤モモ子
脚本: 安藤モモ子
現作: 桜沢エリカ(漫画)
撮影: 石井浩一
音楽:ジェームス・イハ
出演:満島ひかり、中村映里子、永岡佑、かたせ梨乃…
原作の話を全く知らずとりあえず借りてみたら
またしてもレズビアンをテーマにした作品だった。
そして偶然にも、
「クヒオ大佐」でも「カケラ」でも
満島ひかりの役名が「はる」だったことに驚き。
浮気症の恋人との関係に疑問を感じ始めた
はる(満島ひかり)が、喫茶店で出会った
レズビアンの女の子に、惹かれていく話。
この作品でもやっぱり満島ひかりは
冴えない、どこにでもいる女の子役。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e6/45146e32adae8f85911a6d8ee9172d3e.jpg)
だからこそ話にリアリティーがあって、
こうゆう経験は、全く珍しいことではなく、
日常にあり得ることなんだと思わされる。
そして、やっぱり満島ひかりの演技は好き。
正直、監督・脚本の安藤モモ子さんの
独占インタビューには納得できない部分があった。
でもこれは一人一人の考え方、感じ方の違いとして
受け止めたいと思う。
久しぶりに邦画を観て、
(実際は毛嫌いしていた部分があった。)
独特の静謐な雰囲気とか、日本人の人間性とか
おもしろいと感じた。
今年は、邦画をたくさん観る。
ハマったら相当ハマる私は、
まずは満島ひかりシリーズで。
というか「開拓者たち」が映らないのが残念。
映画の一言。
「何故か惹かれる人。」
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