笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

逃げちゃダメだ逃げちゃ・・・

2010年07月31日 | フルート
苦手な事ほど練習しなくてはいけない。
が、どうにもこうにも、
やる気がしなくて困る。

今週の課題は結構やっかいなもの。
ガリボルディの「旋律的練習曲」。
基本的にこのエチュード集の曲って吹きやすくて好き。
が、どうしても「苦手」なタイプの曲がいくつか。
技術的に難しいとかやりにくいとか、
どうしても敬遠しがちなものが使ってあると、
途端に「いやだ」って思ってしまう。
こういう曲こそ、何度も繰り返して練習しなくてはいけない、
って分かってるんだけど・・・。

今引っかかってるのが16番の「トリル」の曲。
あまりにも汚いトリルなのでこれまた疎遠に・・・。(笑
ああ、笑い事じゃないって分かってるのよ、分かってる。
でもつい、次の「17番」とか吹いちゃう。
・・・って17番はDes durとかで、
ワタシにしては、もうありえない調なので、
これも逃げ出したいところなのだけど、
曲が好きな感じのものなので、
かろうじて踏みとどまっている。

年内にこの曲集終わらせたいなぁ。
終わるのかなぁ。
思い出したくないけど、確か1曲か2曲、
「今はできない」と後回しにした曲が残ってたし。
この「旋律的練習曲」って原語タイトルは「ETUDES CHANTANTES」だそうだ。
chantantes・・・。
も、もっとフルートを歌わせないと。

アレクサンダー・テクニーク

2010年07月27日 | フルート
こないだpiccoloの兄さんに耳より情報を教えて頂いた。
それは「アレクサンダー・テクニーク」というもの。

 これを体得する
    ↓
 動作、バランス等等がよくなる
    ↓
 パフォーマンスがよくなる
    ↓
 演奏をコントロールすることができる!

と良いことづくめのものらしい。(本より一部抜粋)

とりあえず図書館で「音楽家ならだれでも知っておきたい『からだ』のこと」を借りてきた。
まだ斜め読みしかしてないが、すごい気になる文章を発見した。

「ウェストがなければ胴体は長い!」
「ウェストはむだです!」

ですって!

本編とは関係ない意味で、
非常に心強い言葉だなぁ・・・。(笑
理屈っぽい自分には、感覚的な言葉より、
この方法論がずっと合っていそうな気がする。


赤い靴

2010年07月26日 | フルート
アンデルセンの童話の「赤い靴」。
踊ることを好きな女の子が、
禁断の赤い靴を履いてしまい、
死ぬまで踊り続けなくてはいけなくなった、
というやつ。

何かのエピソードで「音楽もそれと同じ」だって誰かが言ってた。
音楽に限らずどんなこともつきつめてやれば一緒だと思うが・・・。

音楽で言えば、
たった1小節の一箇所を演奏できるようにするために、
膨大な練習時間とエネルギーを必要とする。
その曲を無事演奏できるようになったとしても、
また次の曲や課題が待っている。
そんな状況はある意味「無限地獄」だけど、
挑戦したい曲は山ほどあるし、
今までできなかったことが演奏できるようになったときの、
言葉にできないような喜びと充足感!
多少誇張はあるものの、
辛く苦しい地味練習から1曲仕上げた歓喜のひととき。
苦しいけど抜けられない、
なおかつ楽しいから困るのだ。
・・・まさに「呪われたこの世界へようこそ」だわ。


という訳で、コンサートの前座演奏は無事終了したものの、
終了と同時に「はい、これ次の楽譜ね」と新譜が手元にやってきた。
存在しないゴール地点を決められるのは自分だけ。

フルートを始めたあの頃は、
こんな風に思うようになるなんて予想もしてなかった。
はじめてフルートを持ってからもうすぐで5年経過。
え?!まだ5年しかたってないんだ、と言うのが正直なところ。
熱しやすく冷めやすい自分にとっては、
非常に密度の濃いフルートとの5年間でありました。
まだまだこの楽器との熱い関係、
当分続くんだろうな~。
ゴール地点はまだまだ決められないや。

終了!

2010年07月25日 | フルートアンサンブル
無事、コンサートの前座、終了致しました。
・・・って「致しました」の文字が「イタしました」って変換。
ええ、ワタシの演奏は確かにかなりイタかったですよ~~~~。(笑
メンバーのお二方、申し訳ないです。
あれだけポロポロ演奏をこぼしたのって・・・。
「ぎゃ~、落ちてる落ちてる!」って思ったら、
緊張で手が震える、とかがほとんどなかった。
しかし別の意味では、とても寒くなって嫌な汗を。

まぁ、反省するべき点を十分反省し、
次の時にいかすべきかと。
しかし、小さいハコとは言え、
50人近く入ってたよ!
会場が暗い中、照明にこうこうと照らされ、
客席が見えないっていえば見えないんだけど、
よくぞあの場所で演奏できたものだとも思う。
con brioの皆様、お疲れ様でした。


コンサートのメインの盛かおるさんの歌も素晴らしく、
久しぶりにプロの声楽の歌い手さんの生歌に感動でした。
しかも「童神」(タイトルを今知った)や「タイムトゥセイグッバイ」
というワタシの好きな曲も~!
以前出られたお芝居の劇中歌も歌われて、
芝居を見ていないワタシでさえ、うるる・・・とくるものがありました。

今回は本当に良い機会を与えて下さった皆様に感謝です。
練習はものすごいキツかった・・・。(遠い目
家族の協力にも感謝。
さ、通常のレッスンも気を入れないと!

2010年07月22日 | 本 (その他)
多分、フィクションものが好きなんだと思う。
小説に限らず、基本的に映画や漫画、それからゲームも好きな方だし。
ただ、本に限って言えば、
片っ端から読む「乱読」派であることは間違いない。

だから、どの本読んだか忘れてしまうのよ・・・。
ゆえにブログは防備録のかわり、ってところがある。

リア友に「どうやって本を探すの?」と聞かれる事がときおり。
新聞の書評で見つけたり、
図書館のサイトの「新着情報」を定期的に検索したり。
あと、「ダヴィンチ」に結構面白い本の紹介が載っているのが重要!

目下の課題

2010年07月21日 | フルート
高音をいかに素敵に鳴らすことができるか。
今までずっと「高音は疲れる」って思ってたのだけど、
実はそうではないらしい!←今頃
何かが違うってことなのですね~。
一朝一夕で解決するとは思えないので、
長期的に改善していこうと言う予定。

あと、やはりビブラートやった方がいいって先生が・・・。
随分前から言われつつ、やらずに今日に至って。(涙

週末、フルートアンサンブルcon brioの(前座)によるコンサートがあります。
客席を気にして演奏に集中できないようじゃダメ!
という要旨をリーダーから最終練習の時に言われました。
うふふ、一番浮ついて緊張しそうだなもんね、ワタシが。

「Nのために」 湊 かなえ

2010年07月18日 | 本 (その他)
読後すぐと、しばらくたってからの感想が全く違ってしまった。
こんなの初めてだ。
読み終わった時は「何という面白い話だ」と思ったけど、
時間が経ってきたらもやもやするものが多々。

そもそも、こんな簡単に日本の警察や鑑識ってだませるものなのか?
そりゃ加賀恭一郎や杉下右京みたいな人はそうそういないだろうが、
現場の指紋とか凶器の使用角度とか、
そう言うのって調べたら偽証ってばれるんじゃ・・・。
これは日本の警察舐めてるとしか思えない。

しかし、このブログを書くにあたり、
もう一度本を開いてみると・・・。
物語に引き込まれてしまうのは何故だ。
究極の愛の形は罪の共有。
自分には共感できないけれど、
そんな愛の形があったって、いいのだろう。

読んでる途中まで、登場人物の一人である某Nの性別を、
全く逆に思い違えて読んでいたのに気づいた時の驚き!
これって作者のミスリードによるものなのか、
自分の不注意なのか。(笑
それにしても、N・・・多すぎだろう。

水分

2010年07月08日 | フルート
レッスンの時に先生に、
今度のコンサートの前座のチラシを見せてみた。
すると、演奏予定曲に反応が。
以前、生徒さんに「トリプルあいす」の指導をされたようで。


ガリボルディ見て頂いてる時だったかに、
「どの曲も同じ感じで吹いてる」と言われた。
起伏が少ない、音の種類がない・・・。
・・・って、いつか聞いた注意事項。(笑

そして「演奏の『水分』が少ない」ですって。
水分?
言わんとすることは何となく分かる。
結局、生き生きとした演奏、
ってことなんだろうけど。
それが自分にとっては一番難しい。
はぁ・・・。

好きな曲・結

2010年07月07日 | フルート
楽譜を用意してうかれていたのか、
お稽古行く途中に白バイに捕まってしまった!

信 号 無 視!

ですって!!!
罰金が痛い。
あぁ、この金額で楽譜をいくつ買う事ができた?
そして更なるショック!
・・・ゴールド免許が~。(涙

気が動転したのか、
その後、駐車券を紛失するという大失敗まで・・・。
もしかして今日の私、ダメな日?((笑


気を取り直して、お稽古の冒頭で楽譜を先生に見せることに。
もちろん、含む無理無理楽譜。(笑
「あぁ、この曲は難しいわ」
などボソボソ独り言のように言う先生。(笑
超無理っぽい楽譜の中から「これ、いいんじゃないですか?」
と取り出した1冊の楽譜。

「フルートコンチェルト D dur」K.314 (W・A・モーツアルト)

きゃ~っ!
モーツアルト、キタ~っ!!!
曲として完成することはないと思う。
もしかしたら遙か先に・・・?
でも、勉強として、この曲にゆっくり取り組んで行こうと思う。
いつまでに完成させなくては、というものではないし。
練習のペースは好きにやってきていい、
って感じだった。

お稽古を始めた当初、憧れだったこの曲。
高嶺の花だと思っていたけれど、
うんと手を伸ばしてみたら、
いつの間にかちょっとだけ指先に触ることができる所に来ていたみたい。

持ってった他の楽譜、
まだ後ろ髪を引かれるところもあるんだけど。
練習したいなぁ、と特に思ったのは、
エネスコ「カンタービレとプレスト」。
この曲は発表会でやりたいですね、ってあっさり却下。(笑
それって一体いつの発表会ですか、先生~。

続・好きな曲

2010年07月06日 | フルート
明日はお稽古。
例の「好きな曲」・・・。
思うところはいろいろあるものの、
とりあえず手持ちの楽譜の中から見つくろって行くことに。

こんな無謀な楽譜を筆頭に・・・。
ツラの顔が厚いと言うのはこういうことなのだろう。(笑
楽譜だけ見てると、すごいベテランみたいなのに、
この空しさは一体。





・・・あ、でも直前で怖じ気づいたら出さないかも。