笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

「好きな曲」って・・・

2010年06月30日 | フルート
今、レッスンでは
ガリボルディ「フルートのための20の旋律的練習曲」と
シュターミッツ「フルートデュエットエチュード」の2つ。
アルテ2巻は休止中。

モチベーションの低下(と言うわけではないのだが)
を見たと思われる(?)先生が、
ある提案をレッスン終盤にされたのだった。

「好きな曲持って来ていいですよ」

って・・・。

ぎゃ~、これってどういう意味?
シュターミッツのデュエットの代わりに、
他の課題を練習してもいいですよ、って話みたいだった。
「何やら練習曲集」とかを連想した自分だけど、
そう言う話ではなかったようで。
発表会には難しいけど吹いてみたい曲、とか。
人前で披露できない難しい曲だけど挑戦したてみたい、
そんな曲なら山ほどありますよ、先生!

そういうありがたいお話ではあるものの、
シュターミッツももうちょっと練習したい。
でも3つは宿題多すぎるだろう、ってことで・・・。
難しい選択だわ、これ。
・・・ガリボルディは必須なんですね。
自分としてはガリボルディから最近逃亡したい・・・。
しかしながらそういう課題こそ、
しっかり練習すべきなんでしょうね。


さて、嬉しい話もあるものの、
奮起せねばならない話も。
日程の差し迫るアンサンブル、
かなりやばまってきた感じが。(笑
週末の練習までにもうちょっと何とかしたい。
しないと!

「六条御息所 源氏がたり 1、光の章」 林 真理子

2010年06月29日 | 本 (その他)
とうとう林真理子さんも「源氏」執筆者に!
今まで読んだ源氏関連の本で、
一番好きなものは瀬戸内寂聴さんの「女人源氏物語」、
続いて「ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ」の町田康さん。
しかし、この林版、それにも負けてない位面白い!

タイトル通り、「源氏」を六条御息所のヴィジョンで描く、と言う挑戦。
もちろん、「桐壺の更衣」なんかは御息所は知らない人なので、
死後、中有の間に見たもの、との設定にしてある。
いやはや、考えたことなかったけど、
御息所の視点から源氏を見るとこうなってるのか~、と感心。

驚いた点のひとつ目は、源氏があまりかっこよくないこと。
最初からスーパースター的な感じがしてたけど、
頭中将らと張り合ったりするうち、磨かれていった的な印象だった。

二つ目、藤壺の宮、あまり源氏のこと好きじゃなかった?
視点が視点だけに、御息所の希望的観測が入ってるのかもしれないが、
片思いは辛いよ、源氏に同情してしまいそうだった。(笑

三つ目、夕顔が亡くなった廃院、
六条の一族ゆかりの館だったという設定。
そりゃ一族のものに憑かれて死にますわ。
しかも一族の女性に特殊能力があったようで、
「守ったり」「悟ったり」できたらしい。
随分斬新な解釈で、驚いたけど納得。
六条が伊勢に起ってしまってから源氏は没落し始めたものね。

六条にとって邪魔な夕顔が、これでもか、
といわんばかりに嫌な女に書かれているのは理解できる。
が、意外なことに葵の上は、
サラッと通り過ぎてしまい、ほとんど内面の描写はなしだった。
夕顔、結構好きだったのに、この林版だと・・・。
したたかすぎてついていけないよ・・・。(笑

まだ1巻しか出版されていないこのシリーズ。
次巻の発売が指折り数えて待ってしまう程。
宇治・・・宇治までやるのかな。
六条ヴィジョンではちょっと厳しいかもしれない宇治。
源氏の孫子の代まで見届ける気長さを持ってるのか?六条。

それにしても「ろくじょう」と入力すると
「六畳」と幾度も変換されるこのマシン、
持ち主に似て貧乏くさいことこの上ない。

「数えずの井戸」 京極 夏彦

2010年06月26日 | 本 (その他)
「番長皿屋敷」京極解釈本・・・?
元々の「皿屋敷」の話は、皿を誤って割った腰元が、
怒った殿様に手討ちされた後、井戸に捨てられた。
それを恨みに思って井戸の辺りで皿を数えるってもの。
歌舞伎版だったかは、腰元と殿様が恋仲で、
殿の心を確かめるためわざと皿を割り、
その後お手討ち、って感じだったような。

この「京極版」はそれのどちらでもない、
全く新しい皿屋敷。
話の運び方も、数えるのが好きな人、苦手な人により、
世の中のいろんなものを数えながら進んでいく。
「序」と最後の2章は除いて、
その他の章は、その登場人物6人ビジョンにより3ターン。
こんなんで話が進んでいくのか?
と思ったけど、全くの杞憂だった。
結末の全容が分からないようになってるのはご愛敬。
多分、事件の顛末って言うものはこういうものだから。

あまり物に執着するのもいけないが、
執着がなさすぎるのもいけないようだ。

「アリス・イン・ワンダーランド」

2010年06月23日 | 映画
会社の子と見に行ったのだけど、
見終わって「あ、私実は「アリス」って読んだことない」だって。
わ、分かるのか?!それで。
読んだことのある自分でさえ、
どっからこのネタって来てるの?と疑問に思うエピソードが満載だった。
登場人物位は覚えてるけど・・・、
原作をきちんとおさらいしておくのだった。
そうしたらもっと楽しめたと思う。

赤の女王なんかはアクの強いキャラで生き生きしてたけど、
ジョニデとかは明らかに使い切ってない感が・・・。
なんか中途半端なんだよなぁ、予習不足のせいかな。
ただ、制作側のメッセージは十分に伝わってきた。
さすがディズニー映画。(笑
3Dってこともあって、
アリスが穴に落っこちるシーンや、
チェシャ猫、煙管の煙なんかは奇麗な映像だと思う。
物が飛んでくる場面もなかなかよかったし。
それと、アリスの着る衣装はどれも洒落ていた。


アリス可愛い度 ★★★☆☆(星3つ)


「アリス・イン・ワンダーランド」公式サイト

防備録・・・ボランティア演奏

2010年06月20日 | フルートアンサンブル
フルートアンサンブルcon brio、介護施設にてボランティア演奏。
メンバーが4人のため等分して、緊張は通常の1/4くらいか。
クラッシック、童謡、昭和の歌謡の3部形式。
疲労困憊、体力のなさを露呈。
ホームの方が歌を口ずさんでくれて嬉しかった。
スタッフの方にも喜んで頂けたようで良かった。

メンバーの皆様お疲れ様でした。
雨天にも関わらず聞きに来て下さったS水様、
ありがとうございます!

お休み!

2010年06月16日 | フルート
フルートの課題が山盛り。
新しい楽譜は嬉しい。
が、短い期間限定で仕上げなくちゃいけないのが超痺れる。
ひ~っ!大変。
ってこれ嬉しい悲鳴だから。
とりあえずブログ書いてる場合じゃない!ってことで。


じゃ、そう言うことでしばしアディオス!

あけ練習

2010年06月09日 | フルート
駐車場や受付廊下で、発表会に出たお友達に会った。
同じ時間帯の生徒さんで、
こんなに親しげに話すことができるようになって嬉しい。
来月からレッスンの曜日を変更しようか迷ってたけど、
ちょっと無理しても水曜のままにしてみる・・・?
変更すると、毎週レッスンが隔週になってしまうんだ。

レッスン開始10分弱位は発表会の反省会を。
ちょっと音が上ずっていたみたい、特にCis。
これは以前から耳にたこができるほど言われていたことだし、
多分先生の口も酸っぱくなってる事だろう。
舞台はかなり照明で暑かったようなので、
もしかすると物理的なものも多大にあるかもしれないけど、
今ここで吹いても上ずるので、
そんな言い訳は無駄だと言うことで。
・・・と言うか、上ずってたとか言われても、
全く演奏覚えてないから、
「はぁそうですか」位しか言えないのが辛い。(笑

日曜日の水曜日で、あまり練習できなかった事もあり、
課題はさらりと流す程度。

「シュターミッツ」
デュエット1番の第3曲。
アーティキュレーション、細かいところに注意!
指示速度がprestoなのでもうちょっと速くしたい。
が、1stはまぁいいでしょう。
ということで次週は2ndを。

「ガリボルディ」
ずっとこの曲やってるよ、呪われた12番。
発表会の練習に入る前にいい感じ、まで行ったのだけど、
また1からやり直しだわ~!
レミレミレミレミ・・・・。
いい練習なので継続してしばらくやることになった。
タイトルはズバリ「運指地獄の曲」。

続いて13番。
叙情的なmollの曲。
好きな感じなのだけど、音の動きが難しい。
下りのアルペジオの変形が大きな壁。
思い返してみると、こういう音の形って苦手。
ちょっと前の発表会で吹いた
ゴーベールの「ロマンス」にも似た音型があった。
あれもとうとう奇麗に吹けることなく終わったのだ。
苦手な事は、練習によりいつか克服できるのだろうか。
何回吹いたら?何時間練習したら?
自分の練習の度合い程度ではダメなんだろうか。


ジョー

2010年06月08日 | マンガ
相方の帰りはいつも遅い。
が、珍しく昨日は私より早かった。
で、廊下に「明日のジョー」のA4位のカードが置いてある。
なんでこんなところに?

部屋に入るとPCの上にも別バージョンのものが。
ベッドの上にも1枚。
3枚のカードを持って「何?これ」と聞きに行くと・・・。

誕生日プレゼントですって。(笑
あの~、私の誕生日1月ですよ。
まぁ、でも嬉しいからいいか。
で、よくよく聞くと全部で9枚あるそうだ。

そんな馬鹿な、冗談かと思ったけど、
譜面台の上に3枚、演奏用の台の上にも3枚置いてあった。
本当だったんかぃ!

やっぱ、カーロスってかっこいいわ。

発表会あけて・・・

2010年06月07日 | フルート
なにやら足が筋肉痛の雰囲気。
一体全体どういう訳でこんなところに力が入ってたんだか、
全く持って意味不明。


会社で「はっさく」を配っていた。
おやつに食べるか、という話になり、
誰かが剥いてこないといけないムードが漂いだした。
あまり好きじゃないし面倒だし、そもそも柑橘類を剥くのって嫌い。
(誰かが剥いてくれたら食べる)
よし、先に牽制しておこうと思い(邪)、

「ごめん、私演奏家だからダメ。この指からしか生まれない音楽があるから」

とどっかで聞いたことのあるような台詞を言ったら、
腹の底から笑われました。
ドウイウコトサ。


発表会は終わったものの、
今度はアンサンブルで出演するボランティア演奏の本番が目前。
キリキリ練習していかないと~!
何にしても時間がない。
あわわ、水曜のお稽古の曲も見ないと!


発表会だった

2010年06月05日 | フルート
何回目?と言われる位の回数目になる発表会。
そろそろ場慣れしないといけないような気もするが、
相変わらず緊張してしまうのは仕方ないことか~。
それにしても疲れた・・・。
本番はほんの6分位だというのに。
もう年か・・・、と思わずにいられません。

同じ曜日の生徒さんとおしゃべりしたりしてたので、
直前までほとんど緊張してなかったけど、
・・・ごめん、発表会を舐めたらアカン。
演奏に入ったらやはりド緊張してきた。

「カンタービレ」の2小節目位で転び、
伸ばすところで焦り、変な事になってきた。
ぎゃ~、平常心平常心!
途中、一瞬何とか自分を取り戻したものの、
一番の問題のスケールとか半音階の部分とか、
一体どう演奏してたんでしょうか?自分。
全く覚えてません。

次の「ロマンス」はと言うと、
中間部分、「遅れちゃダメ遅れちゃダメ」で突っ走り、
その後の後半部分で緊張ギリギリマックスハート。
最後の一番いい部分で笛を落っことすんじゃないか、
と言う程の指の震えが!
何を今更慌てることが?と自分でも思ったケド。(笑
もう、これからも課題が山積です。
幸いなことに発表会は年に2回もあるこの教室。
人前で演奏することで克服できるものもあることで、
1個ずつ潰していくしかないです、はぁ。

場数・・・、出演の回数だけは多いからか、
生徒さんや講師の先生、
色んな方とおしゃべりできるようになってきた。
お世辞でも「素敵な演奏でしたよ~」なんて言われると嬉しい。
惜しむらくは、自分の1つ前の生徒さん、
もっと親しくなっておくんだった!と後で後悔した。
感じ良さそうな方だったのに!お友達になりたかった~。
管轄外の生徒さんなので今回限りの参加かもしれない。

次の回からはまた通常レッスン。
できることを一つ一つ地道に増やしていこう!
本日は遠くからお越し頂いたpiccolo様、
どうもありがとうございました。
次回レッスンにも素敵メガネで是非~。
貴重なアドバイスあれこれ、勉強になります。
感謝感謝、です。



相方が久しぶりに見に来てくれたのはいいけれど、
自分の出の1つ前に来て、終わったら速攻帰っちゃったよ。
なんか「ツチノコ」って言葉を思い出した。
・・・しかも自転車で来てた(車で30分かかる会場)。