笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

歌わねば!

2007年04月28日 | フルート
家にあったCDにドニゼッティの「愛の妙薬」の1曲が入ってるのを思い出し、
じっくり聞いてみた。
ああ、そうか。
このフルートソナタに高い音やら細かい音が多いわけが分かったような気がする。
コロラトゥーラとかベルカントのオペラの作曲家だったのね。
そんな感じで演奏すればいいのか~。(>どんな感じだ)
あぁ、オペラの曲聞くのも久しぶり、またオペラの合唱やりたいなぁ、
なんて思いながら「オペラ歌曲集」を聞きながら横になってたらいつの間にか寝てた。

・・・そうしたらすごい嫌な夢見。
フルートの先生に連れられて、どこかの音楽室へ。
どうも自分は合唱の伴奏をしなくてはいけないようで。
指が回るのか心配だったので先生に「隣の部屋で指慣らししてきていいですか?」と聞き移動。
なんだか椅子の高さを直したり、指が回らなくて死にそうになったり、
とてつもなくリアルで、目が覚めたら嫌な汗が・・・。
多分ドニゼッティの曲のプレッシャーがここにも来てるんだろうなぁ。

大人気、高嶋ちさ子

2007年04月28日 | コンサート
ハハが珍しく「コンサートに行きたい」など言ってきた。
最近すっかり出不精になってるので、これはいい機会だ、とチケットを取ることに。
が、発売日当日、あてにしてたチケットぴあはあっという間に完売。
あわてて会場のホームページを見て確認すると、
すでに会場窓口発売の時間はすでに開始されている。
あきらめムードの漂う中、一応会場の受付に電話をしてみると、
会場取り扱い分は「あと2枚」とのこと。
急いで会場まで行って、ラスト2枚に間に合うとは思えない・・・。

電話の相手のお姉さんに相談すると、ここでは取り置きできないけど、
別のプレイガイドなら電話予約できる、とのこと。
チケット残ってる・・・?心配しながらそちらに電話したら、
「残ってます。S席1枚とA席1枚。」
席が離れちゃうけど・・・、ええぃ、背に腹は替えられん!
あぁ、予約できて良かった。
何かの事故でチケットが手に入らないとも限らない。
早いところ取りに行かないと!

小さい会場だから、チケットが完売するのも早いのね。
一体チケットぴあは割り当てを何枚持っていたんだろう・・・。

楽譜に貼った付箋

2007年04月27日 | フルート
うまくいかない箇所に、細長く切った付箋紙を貼ってみた。
音符にかからないよう、五線の下の所にアンダーライン風に。
どうしても失敗する、指が回らないところを選んで4箇所。
↑4箇所どころではないけれど、1枚の付箋を4枚にカットしたのが理由。
まぁ、細かい部分の直すところはたくさんあるけど、
「絶対失敗する~!」というのはこの4つだから。

しかし、通して演奏する時、楽譜を目で追っていて、
付箋の青い色が近づいてくると、段々緊張してくる。
注意しなくては、と思って堅くなり、また失敗してしまうような気もしてくる。
これだけ気をつけて失敗するってどういうことなんだろう。
指の神経、つながってるのか?

「名探偵コナン 紺碧の棺」

2007年04月25日 | 映画
前作がよすぎたせいで、ちょっと期待しすぎたか?
海のシーンなどはかなりスリリングだったけれど、
テレビに10本ほど毛がはえたような、そんな感じがした。
こんな極東の日本の小島の一つに、
西洋の海賊が財宝を隠した、と言う設定があかん。
園子と蘭の友情物語、としても薄いような気がするし。
でも蘭のかっこいいシーンはよかった。
あぁ、物足りないと思ったのは、
蘭とコナンのラブな場面があまりなかったからなのかもしれない。
登場人物も少なかったし・・・。

屈辱のティーチャーストップ

2007年04月25日 | フルート
◇練習日誌◇


みっちり吹いている割に、吹けるようになってる気がしない。
ごまかしてるアヤシイ部分は、先生の前で吹いたりすると、ほぼ崩壊するし。
まぁ、一朝一夕にうまくなるはずないから、
地道に心配な箇所をひとつづつ潰していくしかない。

最初に1回止めながら通し、細かい部分を見ながらもう一度。
そして最後に「最初からもう一度」と。
・・・、ところが、曲の中盤で音がへなちょこに~!
がんばったけどもう、きちんと吹くことができなくなって、
先生に「はい、今日はここまでにしましょう」と止められてしまった。
くやしか~!(「バンビーノ」見ながらブログ更新中)

練習初めの1回目に通す時は指が動かず、
回り始めた頃にはバテてヘロヘロな音。
なんか大丈夫なのかなぁ~。
先生曰く、疲れて唇の力が抜けてるみたい、と。
曲の終わり頃の音階の部分のタンギングもかなり「くる」し・・・。
これも練習するしかないよねぇ。
そんなこんなでもないけど、曲のリピートを吹くのはなくなった。
繰り返しナシでも十分長いこの曲なんだから。

伴奏を合わせる日が決まった。
受付のマダムが「もしよければ観客として同席して聞きますよ」と言ってくださった。
どうして自分が本番に弱いって知ってるのだ?
こんなありがたい申し出はない。
よろこんでお願いしたい。



細々更新

2007年04月23日 | フルート
なんとかネットは回復。
(つながらなかったのは自分の勘違いもあった・・・)
でもなんかおかしいような・・・。
だましだまし使ってるけどいつまで?

「フルートコンチェルティーノ」、時間がない!ってことで
結構練習は真剣にやってる自分。
曲が長いせいか、途中から冗談じゃなく息切れがする。
最後までもたない!
曲になれないから?と最初は思っていたけど、
慣れてきたここ数日でも全くダメ。
多分、体力がないせいで、連続で吹き続けることができないのだ。
確かに後半の音階の連続はしんどいよなぁ。

と言うわけで、ダイエットも兼ね、今日は夕方にウォーキングをしてみた。
選曲も終わって町も静かになったし。
こんな時ワンコの一匹もいたらなぁぁ。



更新ができない時も覗いてくれていた方がたくさんいらしたようで、
本当にありがとうございます。
こんなヘボ日記ですがこれからもよろしくお願いしますです。



コンチェルティーノとソナタ

2007年04月18日 | フルート
家のパソコンが調子悪い。
ブラウザが開かなくなって困っていたところ、
ネットにもつながらなくなった。
というわけで、コメントや更新が少々滞りがちになりそうです・・・。
(今日はネットカフェから更新になりました)


◇練習日誌◇

手元に二種類楽譜がある。
ひとつは「伴奏譜&フルートの楽譜」で、もうひとつは「フルートソロ」と記載されていた。
一応、コンパクトだという理由で、ソロ譜面をみて練習していた自分。
が、楽譜最後の部分なんかは、どうしてだかアレンジ?ちょっと相違があったりした。
ソロ譜面だと超難しく、自分にはとても無理そうだったので、
この部分だけ伴奏譜のフルートメロディーを見ることにして楽譜を切り張り作業したのだ。
が、よく見るとアーティキュレーションの細かい部分がまだまだ違っていたり、
強弱逆になっていたり、不思議な現象がいくつかあった。

今日のお稽古はそれをまず確認だ!と2種類の楽譜を手に先生に尋ねたら、
「あれ?どうして『コンチェルティーノ』と『ソナタ』?タイトルがどうして違うのでしょう?」と。
えええ?これって違う曲じゃないですよね。

どうも「コンチェルティーノ」は小アンサンブル用のやつだったようだ。
まぁ、大差ないしこっちのほうがかっこいいかも、
ってことでコンチェルティーノの楽譜を見ることになった。
結局、今まで通り、ソロ譜面だから問題はないけど。
曲が「フルートソナタ」ではなく、「コンチェルティーノ」と記載が変更されることになった。

今日はプログラムの下刷もできており、
参加者をさらりと見たら、参加人数が少ない!
秋の時はやたら多かったけど・・・。
でも前のときすごい上手だったピアノの女性とかも出られるようで、
ほかの人の演奏を聞くのも楽しみである。

結構アレグロ部分は「速く速く」って思い込んでいたけれど、
そこまでやらなくても大丈夫かもしれない。
少しテンポを落としても軽く聞こえるような奏法もあるそうだし、
もうちょっとがんばれば何とかなるかもしれない。

音符の細かい部分は、まだまだこれからだ。
どんどん吹いてどんどん指を動かしていかないと。
先週先生が「アルテは休み」として下さったが、
正直、「アルテ」どころか「二重奏曲」の練習をする時間もない。
発表会まで2ヶ月切っている。
今日「伴奏譜」の提出しなくてはいけなかったようだ。
前のときって、一通り吹けるようになったころ、
これについて言われたような気がする。
連休も入るし、曲がきちんと仕上がるのか心配になってくることもある。
早めにできたら、合間にカデンツァとか入れてみたいなぁ、
など妄想したりもしたけれど、もうそんなこと言ってる場合じゃないかもしれないな。

一体何が・・・

2007年04月13日 | フルート
6月に発表会にも出ることだし、あの教室で唯一のお友達のハープ教室のSさんにお電話することにした。
多分あの人も出るんだよね、今回も。

が、電話して驚いた。
なんだかハープのクラスが大変なことになってるらしい。
結構先生が活動的で、いろんな所・・・、
市役所のロビーや市内の名所での演奏会などに出演されてるのはチラシなどで見ていた。
その演奏にクラスのメンバーを引き連れて出ているのも
「わ~、Sさん達も一緒に出るんだ」なんて思っていたりした。

が、どうもメンバーの方々はそこらへんで思うことがあったらしく。
その演奏会のための練習ばかりで、前の発表会から新しい曲は1曲しかマスターできてないとか、
なんのためにお稽古にきているのか、
とかとうとう不満が噴出して「発表会でない!」なんて言う事態になっているらしい。
毎週のお稽古ではなく隔週だから、と言うのもあるみたいだけど。
あぁ、集団って難しいなぁ、と考えさせられる話だった。
っていうか、ハープの先生、今度私とハープのアンサンブルやってくれるって言ってませんでしたっけ・・・?
多分活動がいろいろ忙しくてそれどころじゃなかったのだろう。
いや、別に社交辞令半分で聞いてたからいいんだけど、いいんだけど、いいんだけど・・・。

その発表会とは別に、Sさんが以前楽器を持ってカラオケに行った話をしてくれた。
あの曲が弾きたい、この曲が弾きたい、と言う曲が、
自分も興味のある曲だったので、「是非今度ご一緒させてください」と言ったら、
あっという間に日程まできまってしまった。
楽しみだなぁ~、でもそのやりたい曲のジャンルがなぜかアニソンだったりする。
わかりやすい所だと「もののけ姫」をハープとフルートのアンサンブルで、
ちょっとアレな所だと「ターンエーガンダム」のエンディングの曲(タイトル忘れた)とか。
あぁ、黒歴史がまた・・・。

「フルートソナタ」、音階とか難しいところを取り出して練習。
メトロノームを使って、どんどんテンポを早くしていかないと。
で、今、ほぼ間違えないで吹けるのが「アンダンテ」。
どこまで速度を上げられるかなぁ。
本当は「アレグロ」だから。

小松長生の名曲コンサート セントラル愛知交響楽団

2007年04月12日 | コンサート
親が定期的に通院している大学病院主催のコンサート。
病院の掲示板に「600名無料招待」とポスターが貼ってあったので応募したら当たった。
どうも大学の入学記念コンサートで、新入生や親御さんをご招待し、
余った席の観覧募集だったようだ。
いい席にはまだういういしい若人達やら母親父親とおぼしき中年夫婦が。
そして私の席は3階の桟敷(?)。
コワイ。
立ち上がったら落っこちるのではないかと心配になり、
席に着いてすぐなど、高所恐怖症でもないのに動悸めまいが・・・。
万一落ちたとしてもすぐに下の席にいる先生が手当てしてくれるだろうが、
多分この高さだと死ぬぞえ。
ホールの立派さにも驚いた。
医大の音楽ホールにしては大きすぎで豪勢。
ちょっと成金ぽく、そしてニューイヤーコンサートをするホールのような作り。
(↑実物見たことないけど)
いや~、この大学って入学金や授業料ってめちゃめちゃ高いんだろうなぁ。
いくらくらいなんだろうね。

コンサートは2部形式だった。
前半はクラッシックで後半は映画音楽が中心のプログラム。
誰が曲をくんだのかわからないけど、「雷鳴と雷光」とかも入っていて、
「むう、やはりニューイヤーコンサートか?!」と思わせる選曲がナイス。
「アルルの女」なんかもやったわけで、フルートの美しい音色にうならされた自分。
家で遊び吹きでこの曲も吹いたことがあるけど、
いや、もうコレ聞いちゃったらば、しばらく遊びで吹くなんてできないなぁ。
とても同じ曲とは思えない。同じ楽器とも思えないし。

楽団員にフルートは3人いた。
交代で曲によりピッコロに持ち替えしていた。
一応席の横に楽器を置く場所があったけれど、持ち替えの時間があまりにも短い時、
なんと膝の上に楽器を置いたまま演奏してたのを見た。
すごいなぁ。
落としちゃったらどうするんだろう。
しかも膝に置いていたのはフルートの方!

映画音楽は「ハリーポッター」等。
チェレスタって実際もこんな不思議できれいな音だったのね。
なかなかこういう曲を生オケで聞くのも悪くないなぁ。
アンコール曲は「スターウォーズ」だった。
これも良かった!

家に帰ってから発表会の曲の練習をした。
右指と左指がバラバラに動く(悪い意味で)。
当然ながら、「ありえない運指」で「ありえない音」が出る。
最初はもっとゆっくり確実に吹くようにした方がいいかもしれない。
昨日先生に言われた「4分音符がおろそか」と言う意味が分かった。
分かってるけど、なかなか直せない。
CDも何回か聞いたし、楽譜も一通り見た。
いや~ん、思った以上に高音が多い。
なれてない曲とはいえ、一回吹き終わると脳の血管が切れそうな位疲れている。

決定

2007年04月11日 | フルート
◇練習日誌◇


発表会の曲を決めた。
ドニゼッティの「フルートソナタ ハ長調」に。
最後までテレマン「フルートソナタ ヘ長調」と迷ったのだけど。
ヘ短調は昼間のティータイムコンサートには不向きな感じだったから一番に却下。
と言うか、難しそうな調だし。
決定の最後の理由は、消去法。
ヘ長調は明るくて雰囲気はいいけれど、自分が吹くにはどうなんだろう。
キャラが違うような気がして止めた。
ドニゼッティの曲は、出だしがハ短調→その後ハ長調。
結構暗いスタートからなんだか軽快な曲調へ向かって走るような。
実際の曲を聞いてないからわからないけど、自分にはそんなイメージ。
テレマンのヘ長調もまたそのうち吹いてみたいな。
この曲は時代的に「リコーダー」で吹いてみるのもいいですよ、と先生が。

で、早速ドニゼッティに挑戦。
簡単に譜読みはしてきたけど、自信ない。
出だしのハ短調の部分(ラルゴ)は、雰囲気を出していかないと、
退屈で短調で、ただただ冗長なものになってしまいがちだそうで。
そして次のアレグロは快速を心がけて吹く!
アルペジオとか音階の細かい部分は「10の力で10吹く」ではなく「12の力で10吹く」勢いがないと
ちょっと厳しいかもしれない。
もっと4分音符を大切に吹くこと、
そんな注意を受け、第一回目のお稽古は終了。
次は最後まできちんと見てこないと。

続いて「二重奏曲」。
8分音符のアルペジオは横に流さず、ひとつひとつは丸い音で、
完成形はネックレスのようにつながっている感じで。
ちなみに次回から、発表会の曲が軌道に乗るまで「アルテ」は休みになった。
この「二重奏曲」も休みになりそうだったけれど、
「発表会の曲」だけだと飽きてしまうので、何とか併用することになったけれど。
時間的なものもあるかもしれないけど、
もしかして完成について、先生心配してる・・・?
前回の発表会の時は、「アルテ」を休みになんかしなかった。
確かにあと「2ヶ月」しかない。
そういう自分もちと心配だけど・・・。
まぁ、何とか人様にお聴かせできる所まで持って行かないと。

夜、家に帰ったら、CDが届いていた。
ドニゼッティのフルートソナタが入ってるやつ。
できれば曲を決める前に聞いておきかったけど・・・。
いや~、楽譜見てるだけの時と、ちょっと印象違うかなぁ。
思ったより「アレグロ」部分は速くない。
自分には100年は速そうなすいごいカデンツァが部分部分に入っていた。
「フルートソナタ」と言うだけで、特にタイトルはついてないけど、
何か自分でドラマやイメージを作って演奏していかないと、
そんな技術や技がない自分には、退屈な曲になってしまいそうだ。
オペラも作曲してる人の曲なのだから、絶対ドラマチックに演奏できるはず。
下手は下手なりにやっていくしかない。
CDの曲の長さはリピートなしで6分半くらいだった。
げげ、自分がリピートありで演奏したら10分近くになってしまうかもしれない。
た、体力つけていかないと。