笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

壁・・・?

2008年02月29日 | フルート
アルテ「替え指」の章、早くも挫折の予感が。
この練習のおかげで、自宅レッスンが楽しくない。(笑
「プチエチュード」で「使える!」と思ったのもつかのま、
替え指など使わないでもいいくらいに、
通常の運指練習すればいいんじゃん!
と変な開き直りが。

速く速く、と思うあまり、
課題曲がどんどん変なものになっていく・・・。
今日は早く休んで、週末に体力のあるとき、
落ち着いてじっくり練習をしなくては。

肩こりとか腰痛とか

2008年02月28日 | フルート
今のバイト、始まって以来の忙しさ。
もう、倒れるのではないかと。(笑
これまでがヒマすぎたんだろうと思うけど、
作業量の多さ、煩雑さには閉口。
入力がほとんどなので、夕方には目が、
そして腰が痛い。

そんなこんなで、家に帰ると疲労困憊。
練習どうしよう、と思うけど、
一応短時間ながらもフルートを出してセット。
・・・でも、変な音しか出ない。
まぁ、こんな日もあるよね。(笑

おそろい(ハァト)

2008年02月27日 | フルート
今日お稽古に行った。
ちなみに着ていった服は、
コバルトブルーのニットに黒のタートル。
教室に入ったら、
先生の服が黒のセーターに同じような青色のスカートだった。
あぁ、自分は幸いジーンズ(でも黒っぽい)。
黒のスカートはいてかないでよかった。
いやでも、これは十分お揃いの域?(笑
先生には失礼だけど、仲良しデュエットのようで嬉しかったような。

レッスン冒頭で、音合わせから。
先生、「トーンが合わない」って覚えてらっしゃるのね。(笑
ロングトーンで、すでに音が合ってなかったみたい。
ちょっとピアノと調整してみたが、
こういう「感覚的」なものって、難しいなぁ。
一人で吹いてても「合わない」なんて思わないもの。
自宅のピアノと合わせるのも手、って言われたけど、
もう20年近く弾いてないぞ、家のピアノ。
調整もしてないし。
結局、自分で気をつける、ってことになったけど、
気をつけるって一体どうしたら。(笑

「アルテ」
完璧にテンポがアウトだった。
指が回らなくなるのが心配で、更にテンポが遅く・・・。
遅く吹くなら替え指の意味無し。
指定テンポには及ばないものの、
今の倍速に近いものを求められ困惑。
でも、この速さで吹くことができたら
かなり気持ちいい感じになれそう!がんばれ自分。

「プチエチュード」
装飾音が大きい、って言われてた通り、
また同じことを指導される。
付点の音符と三連譜が同じ感じに聞こえてしまうので、
その部分にも注意。
この譜面には替え指の指定とか、運指が一切書かれてない。
言ってしまえば、自分の好きなように吹けばいいってこと。
勉強した事をこういうところで生かしていきましょう、と。

「シチリアーノ」
来る時に改めてCDを聞いてきた。
かなりテンポがゆっくり。
自分の演奏は少し速いようだ。
落ち着きがなく聞こえるみたい?
この時代のフルートは今自分が吹いてるタイプのものとは違う。
そういうことも踏まえて、
もっと素朴な感じを出していければ・・・。

最近息が続かないようだ、ブレスが浅いのか?
と先生に質問してみた。
その時に「姿勢が悪くなってるから?」とついでに聞いてみた。
すると、「前より難しい曲を吹いてるからだと思います」と。
そっか、変な癖がついてるわけじゃないのね。
ちなみに家に帰ってから、しばらく前に吹いてた曲を吹いたら、
楽々吹くことができたのだった。
しかし問題は残る。
姿勢は「前と変わらず」だ。
変わらずってことは「悪い」ってことなのね。
演奏中に限らず、この猫背、なんとかしたいなぁ。

乳児が会社に来た日

2008年02月26日 | 雑記
バイト先の社員の人が大変なことに。
人間関係で問題が発生して、職員の一部に人事異動があった。
しわ寄せでS氏(仮名)にものすごい仕事の量が。
しかも奥さんが体調を崩して入院してしまい、
残されたSさんと1歳半の赤子の二人。

急な事で乳児の預け先もないまま、
今日は子連れで出勤してきたSさんだった。(笑
とりあえず、準社員の奥様が今日は面倒を見たり。
全然ぐずったり人見知りしない子だったので、
手は全くかからなかったのが幸い。

いつもの職場に赤子の匂いや笑い声。
突発的な非日常も楽しいものだけれど、
当事者は大変だろうなぁ。
早く奥さん退院してくればいいけど。
Sさん、毎日会社に赤子連れじゃダメってことで、
明日から1週間くらい休暇だそうだ。(笑
しわ寄せがあまり来ないバイトの立場でよかった。


替え指の意味

2008年02月25日 | フルート
「アルテ」の替え指の章、難しいし面倒だし、
「やだなぁ」とか「何とかやらないですむ方法は・・・」
とか、サボることばかり考えていた自分。
しかも、課題の指定テンポがメチャメチャ速かったため、
すっかりやる気が・・・。(笑

とはいえ、やらないですむわけではないし。
ここは地味にでも堅実に練習に励むか~、
なんて思いながら吹いていた。

しかし、確実に小さいながらも収穫はあるのだ。
たまたまこの前から取り掛かっているガリボルディ「プチエチュード」。
指が上手く回らなくて苦労していた難曲だったのだが、
Fisだけではなく、その他の指も替え指で吹くと、
はるかに楽に吹くことができるのに気付いたのだ。
先生が「知らないで吹いているのと、知ってて吹いているのでは違う」
って言う事は、こういうことだったのね~。
確かに「知は力なり」だわ。
やはりどんな課題、どんな練習にも「無駄」はない。

100回なのか999回なのか

2008年02月21日 | フルート
昨日「アルテ」の替え指の章の冒頭を読んでて、
非常に恐ろしくて楽しい注釈に気がついて、先生に質問した。

その注釈がこれ。

「この一小節は、ゆっくりからだんだん速く
数百ぺん練習するとこの運指に慣れてくる」




数百ぺんって何?

確かにこの指使いは慣れないと上手くいかないようで、
まさに「数百回」の世界なんだそうだ。(笑
まだあまり練習してないから詳細は不明。

でも、数百回っていうアバウトな表現。
99回に1プラスして100回、1000から1マイナスして999回。
どちらも数百回になるなぁ。

替え指って、すごい地味な練習。
曲を吹くときに「この運指はやりにくいから替え指で」、
って、その都度やってもいいような気がするが。
まぁ、全く替え指のなんたるかを知らないで練習するより、
それを知った上で練習する方がいい、って事なんだろうと思う。
でも面倒くさい、って打ち消せないのが正直なところ。

今日はさらっと「アルテ」の変え指の課題を見た。
もちろんその「数百ぺん」のところもさらりと。
お楽しみの「シチリアーノ」もちょっと見てから、
「プチエチュード」も少しだけ。
「シチリアーノ」はもう少し楽譜を良く見てから吹いた方がいいかな。
知ってる曲だからって、譜読みを甘くすると
また、間違えて覚えこんでしまうから。

バッハ3(スリー)

2008年02月20日 | フルート
何となく、下がり気味の気持ちのままお稽古へ。
調子の悪い波のままだから、やる気がでないのかなぁ~。
曲が上手に吹けない事が一番だろうなぁ~。

「アルテ」
シンコペーションって難しい。
先週みたいにこの曲だけで燃え尽きないようにしないと、
なんてよそ事を思っていたせいでか、
結構先生とタイミングが合わず、拍を間違えた。(笑
が、一応この曲でやらないといけない課題はクリアだったようだ。

次の「替え指の運指」に進んでしまいそうだったので、
「先生、2ndを『ダブルタンギングで』って宿題が~」と申し出る。
あら、また忘れられてた。(笑
この2ndのパートは完璧に伴奏。
短調なリズムと音階、吹くのは難しくない。
けど、どうも自分の演奏は「杓子定規」みたい。
確かに、先生の吹いたのとは随分違うなぁ。
そういう技術はイマイチなんだけど、
一応ダブルタンギングは今の段階では「いいでしょう」と。
もっとテンポ感とか、いろんな課題はあるんだけど。

それよりもっと大変な事が。
低音は合ってるのに、自分の吹く中音は低いみたいだ。
中音だけ低いってどういうことよ。(笑
実は、先週も、その前にも言われていた。
家で一人で吹いているとわからないけど、
人と合わせるとてきめんに分かってしまう。
うむ~、やはり先生以外の他の人と合奏するお稽古もしたいなぁ。
アンサンブルの教室とかできないかなぁ。

「メロディ」
音の細かい部分が今週もダメ。
と言うか、音階の上りはいいけど下りがやはりダメダメ。
ここで指摘が一つ!
「タンギング入れてませんか?」
なんと上りは全てスラーで吹いてるのに、
下りになぜかタンギングして吹いていた。
変な癖がついてたものだ!
でも急には治らない。(笑
結局、いくつか問題は残すものの、この曲は終了になった。
また改めて練習して吹くことになったら、
できなかった部分もできるようになってるかもしれない、って。
これって一体・・・。(笑
あまりマイナス方向に考えるのは嫌なので、
言葉そのままに受け取っておこうね~。

で、次は何を?と先生に聞いたら、
「バッハはどうでしょう」
との事で。
やった!
前に発表会の曲が絡んだ時に
「バッハがやりたい」みたいな事を申し出たものの、
結局その話は無しになり、今日に至っていた訳だけど。
ここに来て先生から「バッハ」と言われると嬉しい!

この楽譜にバッハは3曲。
どれを吹いてきましょう?と言ったら、
全部やりましょう、との答えが!
わ~、「シチリアーナ」「バディヌリ」「ポロネーゼ」だ。
どの曲も挑戦したかったものばかり。
発表会が絡まずにお稽古で練習できるのは嬉しい。
あと、バッハのソナタもやりたいですね~、
とか、モーツァルトのソナタも挑戦して欲しい、とか。
うう、吹きたい曲は先生に言われるまでもなく、
たくさんあるんです!
もしかして、先生、自分の気分が下がり気味なのバレてて、
「頑張って」という意味もあってこういう話を?

って思ったけど、この「バッハ」とか「モーツァルト」の話、
前にもチラッと聞いたのを思い出した。
その後、フルートの片付けをしながら、
某楽器メーカーの悪口(自分はやっかみ含)を言いながら、
この日のレッスンは終了。
「プチエチュード」は時間切れのため持ち越し。

2008年02月19日 | フルート
何かお稽古事をしていて、調子がいい悪いって言うのは
必ずあることだと思う。
ようはそれとどう付き合っていくのか、だ。

最近この「波」が大きいような感じがする。
一応毎日楽器に触るようにはしているものの、
決して1日の練習時間は長いと言えない自分。
だからと言うわけではないけど、
その分集中して練習しないとダメ、
って分かってるんだけど。

気のない練習をした後は特に調子が出ない最近。
課題が難しくなってきてるから、
って言うのもある?
かと言えば「うぉっ!」って
言ってしまうくらいいい音が出る時もたま~にあるものね。
どうなってるんだ。

明日はお稽古。
「メロディ」はまだ完璧ではないし、
シンコペーションの「アルテ」のダブルタンギングは
「これでいいの?」って自信なさげなもの。
「プチエチュード」は吹き込みが全然足りないような仕上がりだし。
決してサボってるわけじゃないけど、
やはり集中してないってことが原因なのかなぁ。
困った。

「The Book jojo's bizarre adventure・・・」乙一

2008年02月18日 | 本 (その他)
タイトルが長すぎて正確な本名が入りきらなかった。
正式には「The Book jojo's bizarre adventure 4th another day」だ。

ある日、杜王町で奇妙な事件が起こった。
一人の女性が室内で死亡した。
なぜか遺体には車にはねられた痕跡があった。
密室の部屋で一体どうやって?

話の進行が、何人かの視点で進められる。
康一、ビルの狭間で生きる女性、生い立ちに陰のある青年、
そしてある女子高生。
その何人かの関わりあいと時間的な流れなどが、
どう絡んでいくのか理解できるまで、ちょっと間延び。
もしかして読まずに図書館に返却?
って思ったけど、分かってくるに従い、
そんな問題は解決。

多分この作者乙一は、「ジョジョ」が大好きなんだろう。
あとがきでもそんなことは書いてあった。
設定なんか原作通りに感じられたし、
あぁ、きっとこういう場面だったら、
この人はこういうことを言うだろうなぁ、
こうやって行動するだろうなぁ、って思った。

ジョジョシリーズにしては、少々話が生々しい、
生臭い印象があったように思われる。
(吉良吉影やディオは「生々しい」行動をする人物だったけど、
ある意味、この本の方が生々しさレベルでは上に感じた)
そのあたりはやはり、作者の作風なのか。

各章の間の表紙に荒木先生のイラストが挿入されている。
その絵の下に「レクイエム」の詩が書かれている。
自分はたまたま合唱やってた時に
歌った経験があるから分かったけど、
巻末とかに「注」でもつけておけばいいのに。
・・・こういうのって勝手に載せていいのかしら、
とふと思った。
この「レクイエム」はもしかするとモーツァルトのか?
物語中に出てきた音楽は「モーツァルト」だけだったし。
で、「レクイエム」を載せる理由は?
登場人物に「魂の安らかならんことを」
とか言いたかったのか。

結構救われないラストシーンに思えたけれど、
ジョジョファンなら必ず満足の小説に違いない。
読んでよかった。