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コラム備忘録【7/27】

2020年07月28日 00時18分02秒 | マリーンズ2020
≪2020/7/27≫

負け越し2つでロードから帰還…勝率5割のロッテがマリンで再出発

ビジターで負け越しも…

 マリーンズは14日から続いた札幌ドーム、メットライフドームでのビジター12連戦を5勝7敗で終えた。26日終了時点で今季の成績は16勝16敗の4位だ。

 14日からの札幌ドームでの日本ハム6連戦、21日からのメットライフドームでの西武6連戦は、厳しい戦いが予想された。日本ハムは昨季14勝11敗と勝ち越したが、札幌ドームでは1勝8敗と大きく負け越した。西武も昨季はメットライフドームでは2勝8敗と苦しい戦いだった。

 苦手な球場が続くビジター12連戦で、札幌ドームでの日本ハム戦を3勝3敗、メットライフドームでの西武戦を2勝4敗。ポジティブに捉えれば、昨季1勝しかできなかった札幌ドームで昨季を上回る3勝を挙げ、メットライフドームでも6連戦で2勝した。投打に課題はあったが、昨季の対戦成績、ビジターでの12連戦と考えれば、まずまずの成績だったのではないだろうかーー。

 ゲーム差を見ても、本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた西武戦後、首位・楽天と1.5差の2位からビジターの12試合を終えて、順位は4位に後退したが、首位・ソフトバンクまでのゲーム差は2.0。この12試合中、1度も首位とのゲーム差が3ゲーム以上開くことはなく、なんとか食らいついた格好だ。

 またシーズンのここまでを振り返っても、マリーンズはホームでの試合がリーグで最も少ない11試合なのに対し、ビジターではすでに日本ハムと並びリーグ最多の21試合を戦っている。上位の西武は10試合、楽天は9試合しかビジターで戦っていないことを考えると、マリーンズは健闘しているといえるだろう。


大きな連敗なし

 ビジター12連戦を改めて振り返ると、初戦となった14日の日本ハム戦、先発した美馬が持ち味の打たせて取るピッチングで7回2失点と好投し、打線も“足”を使った攻撃で5点を挙げ5-2で勝利。その前の西武戦は5-8で敗れ、この試合に仮に負けていれば、苦手な球場での試合が続くだけに、ズルズルと連敗していたかもしれない。初戦を白星で取れたことが、ひとつ大きかったのではないだろうかーー。

 12連戦中、連勝は1度もなかったが、大きな連敗も一度もなく、最大の連敗は2。25日の西武戦でプロ初完封勝利を挙げた種市篤暉、種市とともにチームトップタイの3勝をマークする岩下大輝、22日の西武戦で高橋光成との同学年対決を制した小島和哉といった若手先発がチームの勝利を導く投球を披露したことも、大きな連敗がなかった要因といえそうだ。


打線に課題も

 この12連戦中、先発投手のチーム防御率は3.84。同期間中の成績ではリーグトップのソフトバンク(2.77)に次ぐ数字だ。リリーフ陣も12連戦中にやや打ち込まれていた印象があったが、こちらもソフトバンク(1.79)、日本ハム(2.25)に続く救援防御率はリーグ3位の3.77だった。

 ただ長いシーズンのことを考えるとリリーフ陣は、7年連続40登板中の経験豊富な松永昂大、セットアッパー・ハーマン、守護神・益田直也だけでなく、勝ち試合で投げることができる投手がでてくることが理想的だろう。

 ビジター12連戦期間中の攻撃陣の成績はというと、チーム盗塁数でリーグトップの11個を記録したが、打率はリーグ4位の.245で、得点(40)と本塁打(5本)はリーグワーストの成績だった。この期間中、1試合最多得点は5点が最高で、完封負けこそなかったが2点や3点といった試合が多く繋がりを欠いた。福田秀平が故障から復帰したが、開幕から打線を牽引してきたトップバッターの荻野貴司が一軍登録を抹消というのも痛かった。

 あと一本は出なかったが、攻撃では足を活かした次の塁を狙う姿勢は継続されている印象だ。勝利した試合は、冒頭で挙げた14日の日本ハム戦をはじめ、足を使って得点を挙げ、そのリードを投手陣が守る形だった。

 26日の西武戦は試合には敗れたが、1本の安打で一塁走者が三塁へ進塁し、一、三塁という形を作ることができていた。そこで得点できていたのが、6連戦6連勝していたオリックス戦であり、14日の日本ハム戦などの試合だろう。形は作れているので、ここぞという場面で1本が欲しいところだ。

 28日からは本拠地・ZOZOマリンで楽天と6連戦。前回対戦では敵地で1勝5敗と大きく負け越した相手だ。ホームで戦うだけに最低でも勝ち越しはしたいところ。まずは大事な初戦を白星で飾り、勢いをもたらしたい。28日に予告先発の美馬は球団を通じて「前回は早い回に降板し、その後、たくさんの投手が投げる展開となってしまい迷惑をかけてしまったので6連戦のカード頭の先発投手として、しっかりと長いイニングを投げ、そしてなによりも勝てるように頑張ります」と意気込んだ。先発投手陣はゲームを作れており、打線が足を使った攻撃で得点を奪い、逃げ切る形を作っていけば勝機はある。1週間後、楽天との6連戦が終わったときに貯金生活はできているだろうかーー。

文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪2020/7/27≫

ロッテ5年目柿沼「捕手のリードは投手との共同作業」

千葉ロッテマリーンズ、プロ5年目の柿沼友哉です。捕手をしています。昨年はプロ初ヒットを記録するなどプロ最多の34試合に出場しました。今年は一年間、一軍にいるのはもちろんなのですが、マリーンズの捕手で一番、試合に出ること。つまり正捕手を目標に取り組んでいます。

 捕手のリードは投手との共同作業だと思っています。2人でいいものを出せるように意見交換をしながらリードをするように意識しています。捕手はいろいろと事前に研究して考えてリードをしていますが、ピッチャーがマウンドで感じることもあります。自分の考えを押し付けるのではなくてコミュニケーションをとりピッチャーがなにを投げたいと思っているのかをしっかりと把握した上でリードをするのが大事だと思います。理想はやっぱり僕が要求したボールと、ピッチャーが投げたいボールが一緒の時。自分はこれがいいと思っていてもピッチャーがそう思っていなければ、やはりいい結果が出ない時があると思います。良いものを出してあげられるようにリードをしたいです。

 個人的な課題はやはり打撃です。昨年は打率167、1本塁打、2打点。これでは肝心の場面で代打を出されますし、なかなか試合には出れません。守れるのは当たり前として一軍で試合に出るには打つ必要があると思います。そのためにはミスショットをなくすことが大事です。甘いボールを見逃さずにちゃんと打つ。粘って、難しいボールをファウルにするなどの技術を身につけて、甘い球が来たら一発で仕留める。そんな打者になりたいです。もちろん相手投手に球数を投げさせるだけでもチームにとっては有利になります。例え凡退に終わっても粘った結果であれば、その後の試合展開も変わってくるのでそういう嫌な打者になれたらと思います。

 まだシーズンは始まったばかりです。今年は6月19日に開幕し11月まで試合が行われます。連戦も多く肉体的にも厳しい戦いになるとは思いますが野球が出来ることの幸せを感じながら、ファンの皆様に明るい話題を提供できるように頑張ります。そして最後に優勝の瞬間にマスクを被っていたいと思っています。これからも熱い応援を宜しくお願いします。

文 千葉ロッテマリーンズ捕手 柿沼友哉
構成 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原紀章

(スポーツナビ)



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