≪2022/11/18≫
ロッテ・西野がZOZOマリンで自主トレを行い、「兆治魂」で来季先発へ闘志を燃やした。20年6月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、今季は救援で37試合に登板。3勝、防御率1・73をマークしたが、「(監督就任前の)吉井さんと会った時に“先発したらいいのでは”と言われた。僕も先発したい」と思いを告白した。
11日に自宅での火災で亡くなった球団OBの村田兆治さんの背番号29を継承する右腕。球場で対面した際に助言を受けたこともあるレジェンドの姿勢も受け継ぐ。
「寡黙でストイック。いろんな情報で、そういう人と聞いていた。同じように自分も、後輩たちに野球に対してストイックになっているところを見せていけたら」
自身も2年間のリハビリを経て復帰したが、同じ手術を受けた村田さんは復帰した翌年の85年に17勝。来季15年目の西野も「来年はローテーションで回りたい。2桁は確実に勝ちたいし、強い気持ちで臨みたい」と力を込めた。来年1月には、同僚の種市と米アリゾナ州でトレーニングに励む。(横市 勇)
「寡黙でストイック。いろんな情報で、そういう人と聞いていた。同じように自分も、後輩たちに野球に対してストイックになっているところを見せていけたら」
自身も2年間のリハビリを経て復帰したが、同じ手術を受けた村田さんは復帰した翌年の85年に17勝。来季15年目の西野も「来年はローテーションで回りたい。2桁は確実に勝ちたいし、強い気持ちで臨みたい」と力を込めた。来年1月には、同僚の種市と米アリゾナ州でトレーニングに励む。(横市 勇)
ロッテは「2023マリーンズオフィシャルカレンダー」をファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」が開催される11月20日からマリーンズストアで販売すると発表した。
2023マリーンズオフィシャルカレンダーには監督就任会見での吉井理人監督や2022年の選手プレー写真が使用されている。
カレンダー各月の掲載内容は次の通り。
1月:吉井理人監督
2月:中村奨吾内野手
3月:美馬学投手、石川歩投手、小島和哉投手
4月:佐々木朗希投手、松川虎生捕手
5月:荻野貴司外野手、井上晴哉内野手、高部瑛斗外野手
6月:安田尚憲内野手、山口航輝外野手、藤原恭大外野手
7月:タイロン・ゲレーロ投手、エンニー・ロメロ投手、ロベルト・オスナ投手
8月:東條大樹投手、小野郁投手、岩下大輝投手
9月:角中勝也外野手、柿沼友哉捕手、茶谷健太内野手、佐藤都志也捕手
10月:岡大海外野手、三木亮内野手、小川龍成内野手、和田康士朗外野手
11月:本前郁也投手、廣畑敦也投手、佐藤奨真投手、鈴木昭汰投手
12月:唐川侑己投手、益田直也投手、西野勇士投手
価格は1600円(税込)。サイズ:展開時B3サイズ。
(以上 スポニチ)
背番号29を付けるロッテ西野勇士投手(31)が、熱い思いを継承する。18日、ZOZOマリンで練習。報道陣に問われ、口にした。
「やっぱり、偉大な先輩が付けていた番号であって、晋吾さんから受け継ぐ時にもそういう話をして受け継がせてもらったので」
11日にかつての大エース、村田兆治さんが急逝した。背番号29、マサカリ投法で活躍した。その後29番をつけた小野晋吾1軍投手コーチ(47)も、その重みを受け止め、息の長い投手になった。
西野は続ける。
「すごく寡黙に、ストイックというか。いろいろ見た情報ではそういう人だったと。僕も晋吾さんがそういう、寡黙で1人でトレーニングしているとか、1人でストイックにやっている部分を見てたので。そういうふうに自分も、後輩に野球にすごくストイックになっている部分とか、背中で見せていけたらいいなっていうふうに思いますね」
右肘のトミー・ジョン手術から復帰した今季は、リリーフとして37試合に登板した。村田さんは日本における、トミー・ジョン手術の先駆者ともいわれた。時代は変わり、今や受けることが決して珍しくない手術になった。
「自然には修復しない箇所が伸びたり切れたりしてる状態なので。小さいころからボールをたくさん投げてきて、何か異常は起きてる箇所だとは思うし。症状は出る人も出ない人もいますけど、肘の痛みで投げれない人にとってはかなりいい手術じゃないかなと」
リハビリの長い手術。西野も結局2シーズン、公式戦登板ができなかった。でも、笑顔で振り返る。
「手術して良かったとは、もちろん思います。これで1回しっかりきれいに肘の状態も良くなったので。再発する可能性はゼロではないですけど、前に比べたらはるかに少ないと思うので、安心というか、そういう意味でも手術して良かったです」
リリーフで1年間投げきり、来季は再び先発の座を目指す。20年春、手術前はホーム開幕戦での先発も内定していた。140キロ台半ばの直球に変化球も豊富で、適性は高い。
「自分の気持ちもあるし、今年吉井さんに会った時には『先発したら良いんじゃないか』とずっと言われていたので。来年先発したらもちろん2桁は確実に勝ちたいって思いますし。この年になって、それくらいやれないとその先が見えてこないと思うので。それくらいの強い気持ちを持って来シーズンは臨もうかなと思っています」
ロッテの29番はストイックに、息長く。プロ15年目の来季、西野の背中が熱を帯びる。【金子真仁】
ロッテは18日、2023年のオフィシャルカレンダーを発売すると発表した。
ファン感謝デー「MARINES FAN FEST2022」が開催される11月20日から、マリーンズストアで販売される。
展開時はB3サイズのカレンダーになる。掲載は以下の通り。
1月=吉井監督
2月=中村奨
3月=美馬、石川、小島
4月=佐々木朗、松川
5月=荻野、井上、高部
6月=安田、山口、藤原
7月=ゲレーロ、ロメロ、オスナ
8月=東條、小野、岩下
9月=角中、柿沼、茶谷、佐藤都
10月=岡、三木、小川、和田
11月=本前、広畑、佐藤奨、鈴木
12月=唐川、益田、西野
(以上 日刊)
ロッテの西野勇士投手(31)が18日、ZOZOマリンで自主練習後、11日未明に死去した球団OB村田兆治氏(享年72歳)の遺志を継承する誓いを立てた。
14年から村田氏の現役時代の背番号「29」を着用し、来季で10年目となる。「偉大な先輩がつけていた番号を受け継がせてもらった。村田氏のような、すごいストイックになっている部分とか、そういう部分を背中で見せていけたら」。同じ29番を付けていた小野投手コーチから村田さんの武勇伝は伝え聞いた。1人で黙々とトレーニングに励んでいた話を聞き、自身も見習う覚悟だ。
共通点がある。村田氏はトミー・ジョン手術を受け、カムバック賞を受賞。西野も20年6月のトミー・ジョン手術から今季復活を果たし、中継ぎで37試合に登板した。来季は先発ローテ入りを目指す。「先発したら2桁は勝ちたいです」。育成出身からはい上がり来季で15年目。村田氏のように不屈の魂で打者に立ち向かう。
(デイリー)
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