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通算250盗塁、13年連続二桁盗塁達成
ロッテの荻野貴司は、7月17日のソフトバンク戦で通算250盗塁を達成し、8月11日のソフトバンク戦で新人から13年連続二桁盗塁を達成した。昨季、史上最年長で盗塁王のタイトルを獲得するなど、今年の10月で37歳を迎えるチーム最年長のベテランは“足”での貢献度は若手の頃と変わらず今も高い。
シーズン中に盗塁や、次の塁を狙った走塁をするための準備は、変わらず行っている。1月の自主トレでは反応の練習のひとつとして、一塁ベースの後ろに立つスタッフが手を叩く音にあわせて走ることもあれば、投手役に牽制などを入れてもらい実戦を想定した走塁練習も繰り返し行ってきたが、今季に向けて膝の調子があまりよくなかったため、自主トレ期間で行ってきた練習を春季キャンプ中に行った。
盗塁の心構えについても過去の取材で荻野は「基本的にはピッチャーの雰囲気というか、ボワーンと見て、あんまり集中しないというか、ガッと見ない。全体を見て雰囲気をつかんで走っていますね」と話していたが、この2年で「(盗塁への)意識は特に変えていないですけど」と前置きしたうえで「あまり最近スタートがうまくきれないので、自重することが多くなってきました」と率直な思いを語った。
確かに直近3年の盗塁を見ても、20年は初球盗塁が7盗塁、21年が4盗塁あったのに対し、今季は初球に盗塁を決めたのが1回しかない。今季ここまで11盗塁記録しているが、そのうち3球目以内で盗塁を決めたのも3個。初球からスタートすることが少なくなったのも、スタートがうまくきれていないことが関係しているのか訊くと「そうだと思います」と返ってきた。
▼ 荻野貴司の直近3年の盗塁数
確かに直近3年の盗塁を見ても、20年は初球盗塁が7盗塁、21年が4盗塁あったのに対し、今季は初球に盗塁を決めたのが1回しかない。今季ここまで11盗塁記録しているが、そのうち3球目以内で盗塁を決めたのも3個。初球からスタートすることが少なくなったのも、スタートがうまくきれていないことが関係しているのか訊くと「そうだと思います」と返ってきた。
▼ 荻野貴司の直近3年の盗塁数
2020年(19盗塁)
1球目:7盗塁
2球目:2盗塁
3球目:3盗塁
4球目以上:7盗塁
2021年(24盗塁)
1球目:4盗塁
2球目:5盗塁
3球目:7盗塁
4球目以上:8盗塁
2022年(11盗塁)
1球目:1盗塁
2球目:3盗塁
3球目:0盗塁
4球目以上:7盗塁
1球目:7盗塁
2球目:2盗塁
3球目:3盗塁
4球目以上:7盗塁
2021年(24盗塁)
1球目:4盗塁
2球目:5盗塁
3球目:7盗塁
4球目以上:8盗塁
2022年(11盗塁)
1球目:1盗塁
2球目:3盗塁
3球目:0盗塁
4球目以上:7盗塁
(ベースボールキング)
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