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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【5/12】

2024年05月13日 03時13分21秒 | マリーンズ2024
≪5/12≫


前回登板は今季2度目の完投勝利!

 「母の日なので母のために勝利をプレゼントできるようにやるだけです」。

 ロッテの小島和哉は13時から行われる日本ハム戦に先発する。

 前回登板の楽天戦では、9回・105球を投げ、今季2度目の完投勝利で3勝目を手にした。小島は4回まで59球を投げていたが、5回以降は5回(9球)、7回(8球)、8回(6球)は10球以内に抑える省エネ投球で一人で投げぬいた。 

 小島は「三振取れるピッチャーじゃないので、球数少なく長い回を投げられたのは良かったと思います」と振り返り、小野晋吾投手コーチは「安定した投球ができているので、よくなった点と言えば、四球を与えずにストライク先行でバッターと勝負できているなと思います」と評価した。

 小野コーチが話すように、小島は現在3試合連続で四死球が0。小島は「ストライクからボールでのゾーンで抑えようとかカウントよってはありますけど、基本的にはゾーンで勝負できているので、そこが一番の要因なのかなと思います」と与四球が減少している要因について説明した。 

知人から教わった面白い発想

 今季は既に2度完投勝利を挙げ、現在3試合連続で7イニング以上を投げる。

 「しっかりとHQSをするのを最低限の目標にしている。7回まではしっかり投げたいと考えていますが、それも1人ずつの積み重ねなので、その結果が長くなっているという今の感覚です」。

 「イニングの終わりも、1回裏、2回裏を今はイニングごとにプツッと切っているわけではなく、ずっとつながっていると思います。ランニングのインターバルをとっている感じです。よし、2回とか、先頭とかいう感覚はなくて、7人目、8人目、9人目という感じです」。

 ではそういった考えに至ったのは何かきっかけなどあるのだろうかーー。

 「知り合いの方で野球をやったことがない人がいるんですけど、その人がすごく面白い発想を教えてくれました。 “見ていてもテンポが長いと見飽きるからさ、もうちょいテンポ早くしたほうがいいんじゃない?”とか教えてくれますね。僕のことをよく知ってくださっている人で、その人もスポーツマンだったのでマインドの部分とか、野球をやったことないけど、新鮮なんです」。

 「よく準備と言われるんですけど、1球ストライク投げるか、1球ボールを投げるか枝分かれしていく。そのプランを2日前くらいから頭に入れているので、こうなったら、こう、(佐藤)都志也と組んでいても3球目くらいまではほぼ投げる球が決まっていて、“ボールだったらこれ行こう”、“これがストライクだったらこれ行こう”、“スイングかけてきたらこれ行こう”とほとんど決まっている。 “マウンドで考えたらダメだよ”とよく言われています。そこで何投げようとなったら勝負になっていないので、気持ちが落ち着いている時に攻め方を考えておいて、マウンドに行って緊張することになっても決まっているからそれをやるだけみたいな。マウンドに行ったから強気に攻めようとかじゃなくて、その前から平常心の時に組んどいて、それ通りに投げています」。

 話を聞いていると、どことなく学生時代、試験範囲を勉強してテストに挑む感覚に似ているような気がする。

 「そんな感じです。予習して。机の上で勉強することを大事にしています。“全球本気で投げなくてもいいんじゃない”とよく言われるんですけど、“100キロくらいのストレートを投げればいいじゃん”ともよく言われるので、そういうのも面白いなとかそういう発想もありだなと」。

 首脳陣、バッテリーを組む佐藤都志也、ネフタリ・ソトをはじめ、知り合いのスポーツマンからの意見を取り入れ、それが良い形に繋がっている。ソフトバンク・和田毅、西武・高橋光成、21年には左打者のインコース対策で巨人・高梨雄平の助言を生かしたこともあった。いろんな人からのアドバイスを聞き、その度に引き出しを増やしている。

 「気持ちとかも変えず、やることも変えずに長いイニングを。初回の入りを120%で入ることだけ考えてやっています」。今日も目の前の打者を打ち取ることだけを考えて投げていく。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)

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 「スポーツ報知」の各球団担当記者が推す選手を紹介する「推しえて」第3回は、ロッテ・小島和哉投手(27)。2年連続の開幕投手を務めたエースは、4月5日に12球団一番乗りの完封で今季初白星を挙げ、ここまで3勝3敗で防御率2・11(11日現在)。佐々木朗希(22)、種市篤暉(25)ら若手3本柱のリーダーが、覚悟と目標の舞台を明かした。(取材・構成=竹内 夏紀)

 2年連続開幕投手を務めた小島は、4月5日のオリックス戦で12球団一番乗りとなる完封で今季初勝利を飾った。

 「去年の反省を生かし、悪かった試合の次の登板で、長いイニングを投げられているのは、まあまあなのかな。でも、5回で終わった試合が2つもあるので全く満足はしてないです。7回は最低、毎週投げないといけない。年間で170回(昨季は158回1/3)を投げることを目標にしているので、24、25試合投げる必要がありますから」

 好投手と投げ合うエースの宿命か―。開幕から4戦は味方の援護が2得点のみにとどまり、1勝3敗と負けが先行した。だが援護に恵まれなくても、3勝11敗と大きく負け越した22年の経験から動じなくなった。

 「言い方が合っているか分からないけど、自分でどうしようもできないことに意識を持ってくのはすごくムダな心配だと。(味方が得点を)取っても取らなくても気にしない。点を取った後の次の回が大事というけど、無得点の後でも、やることは変わらない。神経質になりすぎたら長いイニングを投げられないし、自分にも余裕を持たないといい投球はできない」

(報知)

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 ロッテOBの初芝清氏(57)と小林雅英氏(49)がBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。小林雅氏が31年ぶりリーグ優勝目前での救援失敗を振り返った。
 2005年パ・リーグプレーオフ第2ステージ第3戦。ロッテの2連勝で迎えたソフトバンク戦だった。

 4点リードの9回、守護神の小林雅氏がマウンドに上がったが「カブレラにボテボテのセンター前を打たれた後から覚えてない」と振り返った。

 シーズン50試合に登板しても全部覚えてるが、あの試合の記憶は「ポンと消えた」。

 「唯一覚えてるのはズレータに押し出し四球を与えたことくらい」

 初芝氏は「(王手をかけて)ロッカーに水中メガネとか置いてあった。初めてだから誰も分からない」と31年ぶりのリーグ優勝を目前に浮き足立っていたと振り返った。

 あの日、マウンドに向かう小林雅氏の姿を見て、ベンチでも「マサ、おかしくねえか」とみんな異変に気づいていたという。

 その試合は同点で延長10回にサヨナラ負け。第4戦も落として2勝2敗となったが、第5戦で逃げ切り、31年ぶりの優勝を果たした。

 その瞬間マウンドにいたのは小林雅氏。「3戦目がなかったらあんなに感動してない」と感慨深げだった。

(スポニチ)


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