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□■山家田植え踊りのご案内・・・4月29日(日)

2007-04-28 08:05:17 | ■Siin 活動
◇◆東北の芸能 「田植え踊り」(山形県のテデ棒系田植え踊り)◆◇

 田植え踊りは東北の民俗芸能で、早乙女と男衆からなる例が多い。山形県の田植え踊りの分布は、日本海側の庄内地方や南部の置賜地方には稀で、村山地方や最上地方に多い芸能である。構成は2列の横並びで前列男衆、後列早乙女の例が多いが、3列の例や男衆だけで1列の例もあり多彩である。男衆の採りものや役柄から、山形県の場合は、テデ棒系(エンブリ系)と「やじゅうろう系」に大別するのが一般的のようである。やじゅうろう系は寒河江市や西村山などに限られ、テデ棒系の方が広範囲で数も圧倒的に多い。
 早乙女は花笠をかぶり、幕を垂らして顔を隠す。女装の場合が多いが、後継者不足もあって女性が演じる例もある。中には早乙女を失って男衆だけの例もある。早乙女の採りものは扇・ささら・綾竹・花笠などの中から3種類という例が多い。
 テデ棒系の男衆は頭部に房や金輪の着いた棒を振りながら踊るのでその名がある。その原型は「柄ぶり」という田をならすための農具ともいい、会津の早乙女踊りの男衆は柄ぶりを模して小型化したものを持って踊る。源内棒といっているところでは、田植え時に縄を張るための棒だとしている。それらは田植え時に使う棒状のもの、ということでの説明かも知れないし、修験的要素を考えれば錫杖も考えられる。豊穣の呪具ということから考えると、毛や金のついた棒状のものといえば男根と考えるのが自然である。テデ棒の名は「手に手に棒」から来るという先生もいるようだが、テデはてて親のててなら親父の棒といういうことになる。
 テデ衆の採りものはテデ棒だけではなく、中太鼓といって太鼓が入る例も多い。中太鼓は山形市以南は鞨鼓が多く、東西村山地方は団扇太鼓が多い。

「山家田植え踊り」は4月29日(日)に虚空蔵尊祭典に奉納されます。
◆ところ:山形市山家町鈴川小学校東門向かい山頂、虚空蔵尊堂前にて。

◆もっと詳しくは「田 の 祭 り と 芸 能」へ 
 http://www7.plala.or.jp/p-hyara7/taue.htm


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◇◆虚空蔵尊祭典「幟旗立て」 (★55トラさん)
2007-04-29 08:42:37
◇◆「虚空蔵尊祭典・幟旗立て」行ってきました!
今日はすばらしい天気にめぐまれ、早朝6時から表宿第一町内会の青麻宮十字路に「幟旗」の立て方が行われ、町内より男女およそ4~50人程が参加して45分位で無事幟旗一基を立てました。

◆10時より虚空蔵尊堂にて「護摩供養祈祷」が行われ、引き続き本堂前にて「山家田植え踊り」が奉納されます。どうぞ皆さんもお出かけください!