とうとう入学式の日がやって来ました。
「誰と一緒のクラスかな?」「自転車で一人で行けるかな?」って昨日からこっちの方がドキドキしちゃって
こんなんだからいつまでたっても独り立ち出来ないんだよなぁ~…
朝、真新しい学生服を着ていざ登校
と思いきや
まずベルトがズボンに通せない・・・・・・ベルトなんてしたことないもんなぁ
学生服の首ホックが止められない・・・・・・首短いもんなぁ
靴の紐が結べない・・・・・・リボン結び、したことないもんなぁ
あ~あ、これからの生活がますます不安になってくる
今年の1年生は全部で226人、全7クラス。優輔は1年5組8番
同じクラスに涼君が居てくれた
あ~一安心
入学式後はママ友“カロリーヌ”とお茶タイム
2人でお茶するなんて始めてだよね?また誘ってね
さて、問題発生
下校予定は11:30なのに、待てど暮らせど子供が学校から帰って来ない
「事故?」「誘拐?」なんて心配してたら12:45頃私の姉の
で帰ってきた
母「今まで何処行ってたの?」
子「道に迷ってた」
母「はっ?????? 何処で?」
子「まっすぐ行けば帰れるって言ってたからまっすぐ行ったら知らない道だった」
母「何処の通をまっすぐ行ったの?」
子「学校のあっち」
母「はっ????? あっちってどっち?」
なんて押し問答の末、詳細が判明
どうやら学校を出て東へまっすぐ帰らなければいけないのに、南に向かってまっすぐ行ってしまったらしい・・・・・・
そりゃ、行けども、行けども知った道にたどり着くわけが無い
母「で、どうしたの?」
子「人に聞いた」
母「どこの誰に?」
子「電気屋さんに」
母「どうやって?」
子「祖父江の森ってどうやって行くんですか?って」
母「えらかったねぇ
」
で、トボトボと1時間以上歩き回り、途中で偶然にもお姉ちゃんに発見されたらしい
事の顛末を実家で話すと、「あんたが事前に道を教えたらないかんわ」って言われた
んな事言ったって、一体誰が中学校からの帰り道で迷子になるなんて想像出来ようか?
「しかし、よく知らない人に道を尋ねる事が出来たね」「さぞ、心細かったろうに、エライエライ
」と皆で
迷子になったことはさて置き、変な所を褒めていた実家の人々。
たしかに蚤の心臓のあの子がよくぞ勇気を振り絞って知らない人に声を掛ける事ができたなぁってちょっと感心しちゃった
んんん・・・・・・・感心するべきことか?・・・・・・悩むところだ
何はともあれ無事帰還できて良かった良かった
明日から本格的な中学校生活が始るぞ
頑張れ
どうしても写真を撮らせてくれない
満開の桜の木下でちゃんと撮りたかったのに