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言うだけ言ってみる

なんとなく記録。

MS-Wordから乗り換える人向けLibreOffice Writerのお薦め行間設定

2017年10月04日 | Weblog

MS-WordからLibreOfficeのWriterに乗り換えようとしたときに、一番の違和感は「行間」でしょう。
なぜあんなに狭い行間の設定になっているのか…。
それから、各行の行間が少し開いていたり狭まっていたり、微妙に一定じゃないように見える。
(段落の設定は同じなのに)

もう使うのを辞めようかと思ってしまうところですが、解決方法が分かったので、ご紹介します。
以下設定手順です。

  1. Writerで白紙を新規作成
  2. 左上のプルダウンメニューが「標準スタイル」となっていることを確認
  3. スタイルメニュー→スタイルの変更を選択
  4. 管理タブで、名前が「標準スタイル」になっていることを確認(以降、説明するタブ以外のタブは表示しないこと。設定していないものまで設定に保存されてしまいます)
  5. インデントと間隔タブで、行間を1.5行に変更し、適用ボタンを押下
  6. フォントタブで、西洋諸言語用フォントを、アジア諸言語用フォントと同じにする。フォントサイズも同じ10.5に揃える
  7. OKボタン押下
  8. ツールメニュー→オプションで、左側のLibreOffice Writer→互換性を選択
  9. 「テキストの行間にリード(余分なスペース)を入れない」にチェックを入れ、OKボタン押下
  10. ファイルメニュー→テンプレート→テンプレートを保存を選択
  11. テンプレート名に「私用標準テンプレート」などの名前を入れ、カテゴリーは「自分のテンプレート」とし、「既定のテンプレートにする」にチェックを入れて、保存ボタン押下

これで、行間に対する違和感がかなり減り、使ってみようか、という気になると思います。


無音の音声ファイルを作成する方法

2017年07月07日 | Weblog
SoX (Sound eXchange)を使って、無音の音声ファイルを作成する方法。
必要になって調べてみたら、意外とヒットしなかったので。

サンプリング周波数44100Hz、16ビット、モノラル、3秒間の無音のwavファイルを作るには以下。

sox -n -r 44100 -b 16 -c 1 -e signed-integer hoge.wav trim 0.0 3.0

※-e signed-integerを付けないと、正しく生成されません

バージョン14.4.2で確認しました。

Windows 10で音を再生するとフェードインで始まるのを止める方法

2017年06月23日 | Weblog
Windows 7→10にしたときから気になっていた、フェードインで音の再生が始まる現象。
まあいいかと放置していましたが、やはり気になり、以下の方法で解消しました。

  1. サウンドのプロパティ→通信タブで、「何もしない」を選択

  2. サウンドのプロパティ→再生タブで、「既定のデバイス」あるいは選択しているデバイスのプロパティ→拡張タブで「すべてのサウンド効果をオフにする」にチェックを入れる

  3. サウンドのプロパティ→再生タブで、「既定のデバイス」あるいは選択しているデバイスのプロパティ→詳細タブで「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」のチェックを外す


私の場合、(1)と(2)は設定済みでフェードインの状態になっていたので、仕方ないのかなと思っていましたが、(3)を設定したら、直りました。


Visual Studio 2017のダウングレード権が使える場合

2017年05月24日 | Weblog
Visual Studio Professional 2017(以下、VS Pro 2017)が4月に発売され、従来のVisual Studio Professional 2015(以下、VS Pro 2015)は購入できなくなりました。
マイクロソフトストアのVS Pro 2017のページを見てみると、VS Pro 2017には、それ以前のバージョンのVS Pro(つまり、VS Pro 2015など)が使用できる「ダウングレード権」が付いていると書かれています。

このライセンスには、最新バージョンである Visual Studio Professional 2017 に加え、旧バージョンの Visual Studio Professional を同時に実行するためのダウングレード権 (および旧バージョンの使用権) が付属します。
引用 https://www.microsoft.com/ja-jp/store/d/visual-studio-professional-2017/dg7gmgf0dst5


しかし、この「ダウングレード権」を期待してVS Pro 2017を購入しても、以下の条件に当てはまらないとVS Pro 2015は使えないので、注意が必要です。

<条件>
・ダウングレードしたい旧バージョンのVS Pro(プロダクトキー)を既に1つ以上持っている


つまり、現状でVS Pro 2015を1つ以上持っていないと、新規でVS Pro 2017を買っても、VS Pro 2015は使用できません。というか使用する方法がありません。

VS Proのライセンスキーは、PC1台に1つ必要なのですが、新規でVS Pro 2017を買っても、VS Pro 2017のライセンスキーをVS Pro 2015に使えるわけではなく、またVS Pro 2015のライセンスキーがもらえるわけでもありません。

「ダウングレード権」の意味は、新規でVS Pro 2017を買うと、既に持っているVS Pro 2015とそのプロダクトキーを使って、VS Pro 2017を買った台数分だけ、追加でインストールすることができる、ということです。

要するに、既に持っているVS Pro 2015とそのプロダクトキーを使い回すので、何も持っていないとその手立てがないことになります。

どうしてもVS Pro 2015が必要な場合は、サブスクリプション付きのもの(最低3ライセンス~)を買うしかないようです。
そもそも3ライセンス分以上買うなら、そのほうがいいかもしれません。

gooブログの新しいテンプレートは見やすい

2017年05月23日 | Weblog
ブログのサービスは古くからありますが、デザインがその当時のセンスのままで古かったり、
最近の高解像度表示を考慮していなかったりで、文字も小さくて見づらく、書く気も読む気も削がれる面がありました。
ところがこのたび、gooブログに「ワイド」というテンプレートの種類が追加されていました。
早速、このブログも「ワイド」対応のテンプレートに変更してみました。
今どきのデザインになり、高解像度表示にも対応し、だいぶ見やすくなりました。
まだ「ワイド」の種類は少ないのですが、今後増えていけばいいですね。

Windows 10の時計が遅れる場合

2017年05月20日 | Weblog
Windows 10にしたら、時計が遅れることが多くなっていることに気づきました。
自動的に同期しているはずなのにおかしいと思ったら、
NTPサーバが、Windows 10のデフォルトでは米国標準技術局 time-nw.nist.gov
になっていました。

これを日本のサーバに変更することで、きちんと同期するようになります。
(インターネットに接続している必要があります)

コントロールパネル→日付と時刻→インターネット時刻→設定の変更で、
インターネット時刻サーバーと同期するにチェックを入れ、
サーバー欄に、ntp.jst.mfeed.ad.jp を入力。

「今すぐ更新」ボタンを押して、同期した旨のメッセージが出れば成功。

Windows 10のコマンドプロンプトでワイルドカードは部分一致なので注意

2017年04月28日 | Weblog
不要なファイルを一括削除するときに使うワイルドカードですが、
例えばよくこのように紹介されています。

Excelの旧ファイル、拡張子xlsのファイルをすべて削除

del *.xls

実は、これには落とし穴があって、「*」を使うと、それ以外のところも部分一致になるのです。
そのため、xlsファイルを削除しようとして、del *.xls とやると、aaa.xlsだけでなく、
aaa.xlsxも消してしまうのです。つまり、拡張子での絞り込みが効いていない。

ファイル名をダブルコーテーションでくくってもダメ。

del "*.xls"

試しに、以下のようなバッチを実行してみると、

for %%A in ("*.xls") do echo %%A
pause

aaa.xlsとaaa.xlsxの両方が出力されます。

この現象が発生するのは、ワイルドカードを使用した場合で、
*.xls2、*.xlsabcなど、 拡張子xlsのうしろに何か付いていても対象になってしまいます。

もちろん、dirコマンドでも dir *.xls で、aaa.xlsとaaa.xlsxの両方が出力されます。
(ダブルコーテーションでくくってもダメ)

ここで変なのは、拡張子を2文字だけにして

dir *.xl

とすると、aaa.xlsもaaa.xlsxも出てきません。
これが本来、期待される挙動です。
(xlという拡張子のファイルを探してなかった、という挙動)

拡張子2文字のときと3文字のときで、挙動に差があります。
(Windows 8までは、拡張子3文字でもちゃんと上記2文字の時のように動いていました)

Windows 10でのワイルドカードの扱いが明らかにおかしいと思いますが、
ワイルドカードを使用する限り、この挙動が出て来てしまうので、
この方法で、ファイルを拡張子で確実に絞り込めるとは思わないほうがいいです。

拡張子は3文字のファイルしか存在しない、という前提であればいいですが。

引っ越し退去時の精算額を増やさないようにする注意点

2017年02月13日 | Weblog
引っ越しシーズンですが、賃貸物件の引っ越し前後で気を付けることの盲点を。

床が傷つかないようにするのは、皆、結構気にしていると思うのですが、
同様に、壁(壁紙)も気を付けてください。

退去時に壁紙が汚れていると、張替えの対象になって、結構な額を取られます。
(1面2万円弱~)

対策としては、壁紙をなるべく汚さないこと。

自分の場合は、もともと薄いしみがあって、住んでいるうちに濃くなってきたので、
自分の責任じゃないと思っていましたが、退去時にはこちらの責任に…。

壁際にベッドを置くと、汚れやすいです。
新居でのベッドの配置に注意。

引越し当日に、退去の立ち合いをする場合、荷物の搬出にばかり気を取られますが、
荷物の搬出後、今一度、壁紙の汚れをチェックし、目立つ汚れがある場合は、
住居用洗剤で軽くこすって落としておくとよいです。
(こすり過ぎて、壁紙自体を傷つけないように注意。)
(あまりにも広い面積で汚れている場合は諦める。下手に汚れを広げてしまいかねない)

拭けば落ちるような汚れでも、張替えと判断されてしまうので、ご注意を。


あとは、室内の電灯や、備え付けのエアコンのリモコンの電池などが、切れていないか
チェックしましょう。これらは居住者負担なので、切れていると、取り替えるのに
お金を取られます。

自分の場合は、エアコンを使っていなかったのですが、リモコンの電池が切れている、
ということで、電池代+取り換え工賃!で、600円取られました。
電灯や電池の取替えなんかは、自分でやれば数百円ですから、避けられる出費です。

管理会社にもよると思いますが、細かいチェック項目で精算金額を積まれますので、
意外な落とし穴にご注意ください。

Visual Studio 2015のインストーラーがエラーで落ちる場合

2017年01月10日 | Weblog
Visual Studio 2015 Communityのインストーラーがエラーで落ちる場合、
特定のフォントが影響している可能性があります。

1.Windowsのデフォルトフォントを変更している場合、元に戻してみてください。
 https://www.mirucon.com/2015/11/20/visual-studio-installer-failed/
 Windows 7の場合は以下。
 http://qiita.com/flat9th/items/92900b38974e675e9510


2.SourceCodeProとSourceSansProが入っている場合、削除してみてください。
 私はこれが原因でした。(Windows 10)

ステレオの音声ファイルから、左右それぞれを分離して、2つのモノラルファイルを作る方法

2016年04月13日 | Weblog
SoX (Sound eXchange)を使って、ステレオの音声ファイルから、左右それぞれを分離して、2つのモノラルファイルを作る方法。
一度に取り出すことはできないので、左右それぞれ処理を行います。

sox stereo.wav -c 1 left.wav remix 1
sox stereo.wav -c 1 right.wav remix 2


バージョン14.4.2で確認しました。