言うだけ言ってみる

なんとなく記録。

仕事の効率化と残業禁止の関係は?

2008年12月31日 | Weblog
スピーディーに仕事をすることに関して調べると、どうも
「短時間」と「効率化」いうキーワードが出てくる。

前回、
>残業代も出ないのに、毎日夜遅くまで働いているし。
と書いたが、これは、全く「効率化」に反しているようだ。

「スピーディー」というのは、単なる精神論(お題目)ではなく、
実際に「短い労働時間で仕事を終了させる」ということに気づいた。

有名なのは、「トリンプ」や「はてな」の残業禁止。
トリンプは、社員が5倍のスピードで働き、5倍の仕事をこなし
5倍の商品を売れるようにした結果、売り上げが5倍増になったという
絵に描いたような成功例。
「はてな」は、遅くまで働いている人が偉いという文化は作らない
そうだ。

しかし、ここで疑問が。
もし「残業禁止」がなくても、社員は5倍のスピードで
働けるのだろうか。

残業禁止→短時間でいかに効率的に動くかを考える→集中力が増す
という仕組みらしいが、残業禁止は、この仕組みが成立するための
必須条件なのだろうか、それともきっかけ程度のものなのだろうか。

「残業禁止」くらいの大なたを振わないと、意識改革は成立しない、
という意味では必須に近いのかもしれない。
人間は機械ではないから、カチッとは切り替えられないものだ。

「残業禁止」にしたはいいが、仕事のスピードは変わらない、
という可能性もありえるが、ただそれで、一度は
「痛い目」に合わないと、学習しないのかもしれない。

個人でできる仕事の効率化について、引き続き調べていきたい。