思い起こせば

作文や読書感想文を書くのが好きな子供だった。あらすじを追うことに終始していたり、『~と思いました。』だらけだったりする級友達の文章を、『ふっ子供っぽいぜ』と密かに鼻で笑うような、イヤな子供だった。いきなり会話文や問いかけ文から始める『ツカミはOK』的なスタイルを意識してみたり、めくるめく起承転結があったり、インド人もびっくりの大どんでん返しなエンディングを仕掛けてみたり、かといってそういう作品ばかりだと『子供らしくない』と批判されがちなので、子供ならではの無茶な発想や文脈の破綻を適度に織り交ぜてみたりもして、かなり計算尽くな文章を書いていた。イヤラシイ。全くもってイヤラシイ。イヤラシくてもいいから、今。今こそその文章力が欲しいのに。もはやダラダラ駄文しか書けなくなっているのはなぜ。十で神童、三十路過ぎればアレな人なマスターなのでした。
コメント ( 5 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (GONZO)
2006-08-31 01:47:02
へへっ!そうそう!

小さいなりに内心得意だったり、必死だったり

いろいろやってたんだよねー。

思うけど、音楽と同じで文章って書いたのが誰か?

っつートコロが肝だな。人と言葉がセットで成り立つ。

お、何で文章力が欲しいと思ってるのかわかんないまま

書いちゃったぜ!でも、投稿しちゃうぜー!

 
 
 
私も感想文得意でした~♪ (青い稲妻)
2006-08-31 08:24:21
というか、先生ウケする文章を書くのが得意だったようなw

倒置法バリバリの詩的な作文とか、よく書いてました。

そんな私は今「心の旋律を奏でる詩人」とゆーキャッチコピーをつけられております。

なんか知らんがちょっとカッコイイ気が。

「心の読書感想文を書き綴る詩人」でもいいけど(どんなだww)



マスターには「ちょっとエッチな麦酒ッ娘(びーるっこ)」のコピーを差し上げます♪

エッチ=Hが何の頭文字なのかはマスターにお任せ、ということで。
 
 
 
ぬぅぅん (マスター@M's Bar)
2006-08-31 21:16:40
>GONZO氏

ぬふぅ、ふんとにそうだぁね。

ものすごい本に出会うと、その作者についてもっともっと知りたくなるです。

他の作品も手に入れたくなるし、作者自身についても理解したくなる。

作者のことを知る前と知った後では、こちら側の受け止め方が違ったものになったり。

かといって、作者は謎なままでも楽しめる(謎な方が好ましい)ものもあったり。

音楽も一緒だぁねぇ。ぬぅぅん。

わしもワケわかんないまま投稿しちゃうぜー!



>青い稲妻嬢

そうそう、子供って大人ウケをちゃんと子供なりに計算してたりするですやぁね。

それにしても、すごいキャッチコピーだぁ。かっこええ。

わしにつけてくだすった『H』は、もちろんヒデキのHですよね?
 
 
 
そうね (でどばぐさん)
2006-09-01 01:18:33
あたしってけっこう

計算ずくで上を行ってるかも

そう思いつつ

書いてたつもりが

やっぱり子供で

きっと今の方が

読める文章だろうと

そう思いつつ

子供の頃の自分と

自分の子供の自由研究を

みて憤慨しながらふと(w
 
 
 
ぬそうね (マスター@M's Bar)
2006-09-01 19:27:59
あなたってけっこう

何やっても器用にこなしちゃうし

そう思いつつ

とんでもなくオトナで皆に慕われる親分肌で

そう思いつつ

でも実は誰よりも少年のココロのままで

そう思いつつ

これだけ褒めたらなんかくれるかしら

そう思いつつ

 
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