ビビリー・ジョエル

移動中の駅にて。電車から降りる際、ホームと電車の隙間に足を挟んで倒れてしまった男性がいた。杖を持っていて、足が不自由なようだ。居合わせた数人でなんとか足を引き抜こうとするのだが、なかなかうまく抜けない。皆が焦りまくっている中、駅員さんは気付いていないようで、無情に鳴り響く発車ベル。パニクったおばちゃんが『ストップストップ発車ストップゥゥッ!』と絶叫⇒リーマンが『あれ非常停止ボタンじゃね?』と指差す⇒そのボタンに背を向けて茫然と立ち尽くしてるおじちゃんにわしが『ボタン押してくださいぃぃ』と叫び⇒おじちゃんハウッと振り返ってボタン押して非常停止作動、という見ず知らずの人々による数秒間の連携プレーで間一髪、事なきを得た。足も無事引き抜けて怪我もないようでえがったえがった。知らん顔しないで皆で協力してて、なんかええシーンだったなぁ、などと思い返しつつ、次の仕事までの空き時間を利用して、ただいま渋谷でヒトカラ中なのだが。まだ足がガクガク震えててなんか変なステップになっている、激しく小心者のマスタ
ーなのでした。
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