YAMAZARA

ここ二週間ほど、ヤマザラが台所の片隅でオブジェと化している。先日『よし、これはもう思い切って捨てよう』と決意して食器棚から取り出したものの、いざ捨てるとなるとどうしても踏ん切りがつかないのだ。ねえ、昔はアタシをあんなに欲しがってたじゃないのよ。あのシール集めの情熱はどこに消えてしまったの?アタシ捨てられちゃうの?ねえねえ、アタシまだバリバリ現役なのに捨てられちゃうの?などというヤマザラの声に責め立てられるので、最近では近寄ることすらままならない。恐るべし、ヤマザラ。もうお分かりかとは思いますが、ヤマザキ春のパン祭りの皿だからヤマザラですよ、なマスターなのでした。
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