ぺりぺり

酔っ払って傘を失くして帰る事が多い。でも何処に置き忘れてきたのかさっぱり覚えてない事がほとんどだ。酔っ払いだから。長年愛用してたお気に入りのかえる柄の傘を失くした時は、本気で酒やめよう、と思った。思っただけだったけど。んなわけで、そのかえる傘を超える程の逸品を捜し求めて三千里。これだっ!という傘には未だ出会っていないのだが、傘の在庫が尽きかけてきたので新しい傘をやむなく購入した。新品の傘って、取っ手部分にビニールが被せてあるでないですか。あれをね、我慢できずに、ぺりぺり、うひひ、ぺりぺり、うひひ、と剥してご満悦なマスターなのでした。でも洗濯機のボタン表示部分の薄いビニールカバーをぺりぺりするのは老後の楽しみにとってある。
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