以前、禅についての読みやすそうな本を買ったことがある。
が、なんだかよく掴めなかった。
あれから数年経ち、仏教というか宗教も興味深い面があると感じてチョコチョコと本を部分読みしたりしていた。
仏教もさまざまな宗派がある。
仏教もどの経典に重きをおいているなど、宗派によって違いがあることを知る。
その中で「禅」とは?
レビューなどでもこちらの本は解りやすいという評価が目についた。
なるほど、曹洞宗の僧・藤田一照氏と詩人・伊藤比呂美氏の対談形式で書かれている。
おそらく曹洞宗でも僧侶によって解釈の違いはあると思うが、わかりやすい展開で対談は進んでいると思う。
藤田一照氏は曹洞宗国際センター長であるから、海外の方がどのように禅をとらえているか、関心をもっているかなどにも対話は及んでいる。
そして、坐禅について伊藤氏の体験とともに語られている。
時折、印象深い言葉もあった。
「所有の次元」という、私とは私が持っているものである、という考え方である。
自分の体験も含め、自分が持つもので自己を表現しているという話は、目からウロコであった。
ごく平凡な私だが、それでも自分が持っているもの(経験、体験など含む)で表現しているのかもしれない。
持ち物や今の役職で自分を表現する人にはあまりなりたくないとは思っていた。
が、体験、経験はOKと思っていたのだが、、、
そのような考え方もあるのだな。
いくら解りやすい本といっても「仏教」「禅」は、やはり複雑だと思う。
それでも、その世界を少しでも覗いてみたい方は、ぜひ!
が、なんだかよく掴めなかった。
あれから数年経ち、仏教というか宗教も興味深い面があると感じてチョコチョコと本を部分読みしたりしていた。
仏教もさまざまな宗派がある。
仏教もどの経典に重きをおいているなど、宗派によって違いがあることを知る。
その中で「禅」とは?
レビューなどでもこちらの本は解りやすいという評価が目についた。
なるほど、曹洞宗の僧・藤田一照氏と詩人・伊藤比呂美氏の対談形式で書かれている。
おそらく曹洞宗でも僧侶によって解釈の違いはあると思うが、わかりやすい展開で対談は進んでいると思う。
藤田一照氏は曹洞宗国際センター長であるから、海外の方がどのように禅をとらえているか、関心をもっているかなどにも対話は及んでいる。
そして、坐禅について伊藤氏の体験とともに語られている。
時折、印象深い言葉もあった。
「所有の次元」という、私とは私が持っているものである、という考え方である。
自分の体験も含め、自分が持つもので自己を表現しているという話は、目からウロコであった。
ごく平凡な私だが、それでも自分が持っているもの(経験、体験など含む)で表現しているのかもしれない。
持ち物や今の役職で自分を表現する人にはあまりなりたくないとは思っていた。
が、体験、経験はOKと思っていたのだが、、、
そのような考え方もあるのだな。
いくら解りやすい本といっても「仏教」「禅」は、やはり複雑だと思う。
それでも、その世界を少しでも覗いてみたい方は、ぜひ!
禅の教室 坐禅でつかむ仏教の真髄 (中公新書) | |
藤田 一照,伊藤 比呂美 | |
中央公論新社 |