うさぎ~☆な毎日♪

うさぎ中心の生活を送る飼い主と うさんぽ大好きな『兎3兄弟』のちょっとした つ・ぶ・や・き♪

危険な門歯 (記事完成分)

2012年01月22日 | 闘病・通院・ケア(チ)

********************** (お知らせ) **********************
本記事、1/22『下書き』の状態で保存していたつもりが、
何を間違ったのか書きかけのままUP投稿しちゃってました。((;^_^A ・・・
記事完成させましたので、よろしかったらご覧くださいませ。
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ちょっと前の話になりますが、昨年の11月初旬のこと・・・。
一時回復していた食欲がまた落ちだし
今までなんとか食べてくれてた牧草もまったく食べなくなってしまってた頃のお話・・・。



11月のある日、毎日のディリーケアをしていた時のこと。
チャ~ちゃんのケアは、仰向け抱っこから始まります。

うちの子達(3匹)とも全員こうやって
( 。・_・)ジ----・・・っとしてくれてます。

お手手がバッテン(拒否~♪)・・・なのはご愛嬌。(^^)

・・・で
まずお口のチェックから。

チャ~ちゃんの場合
長い事『貧血気味』の状態なのは分かっているのですが
一応、更に悪化していないか唇や歯茎の色を毎日チェックしています。
(これは、ロッぴょんのケア時代からの習慣・・・。)
この習慣のおかげで、2匹とも貧血や心臓の状態がよくない事を発見できました。

まっ・・・
前置きはおいといて・・・っと

歯と歯茎の色のチェック中~。
はい、い~・・・してて♪ 
(画像-1)

(2008年撮影。まだ心臓悪くなる前なので唇もピンクの頃)
ちょっと貧血気味で歯茎は白っぽいですね。

過去、投薬など嫌な事された時に稀に凶暴化し
カミカミされ流血させられた・・なんて事件もありましたが
小さい頃からの習慣だからでしょうか・・・デイリーケアの時だけは
なぜか全く抵抗する事はなくこうやってお利口さんにしてくれるんですよ。
歯茎の血の気はちょっと足りないけど
    歯は異常なし♪ はい、OK~♪ (*^^)  

・・・と言ったのも束の間
チャ~ちゃんが口を少しだけ半開きにした瞬間
口の中にチラッと何か気になるものが・・・。

(‥ )ン?・・・今のは何っ???
ちなみに・・・
チャ~ちゃんは、3匹の中で一番噛み合わせが綺麗でしっかりした子でした。
ロッぴょんとモンちゃんはかなり『不正咬合』に悩まされましたが
「チャ~ちゃんだけは、きっと大丈夫!」・・・そんな風になぜか思い込んでしまってました。
この日まではお口のチェックと言っても、見た目(表面上)噛み合わせの異常有無と
唇と歯茎の色のチェック位しかしていませんでした。

ところが

さっきのチラッ・・・と見えたものがどうしても気になり
即座に
強制的にお口を/( ̄○ ̄)アーン♪・・・させてみて
びっくり仰天!!!

な・・・なんと!!!
 チャ~ちゃんの前歯に鋭く尖った2本の牙がっ!!! 
 
{{{{(+◎+)}}}}ブルブル・・

(画像2)

あまりのびっくりさ加減に、慌てて処置をしてしまい
それにカメラも手元になかった為、画像に残す余裕がありませんでした。
なので、↑イメージ画像として掲載しています


その『鋭くキョンキョンに尖った2本の牙』は、↑ の画像位長くなっていて
そう! まるで
  ドラキュラ・・・・。



かなり先が鋭利に尖っていて
噛まれたら間違いなく
『グサっ・・・』っと突き刺さること間違いなし・・といった状態。

『上のイメージ画像』は、私が加筆したもので
口の開き方の関係で、2本の牙が下前歯の上に描かれてしまってますが
実際は『上下前歯(切歯)の内側』に見事に収まっており、口を閉じた(画像1)の状態だと
下前歯(切歯)にすっぽり隠れてしまう為表からはまったく見えなくなってしまうのです。
図解すると、↓(画像3)のような状態・・・。

(画像3)

丁度いい画像がなかったので、ロッぴょんのお口の画像↑に加筆。

この2本の鋭い『ドラキュラの牙』・・・。

そう、上前歯(切歯)の内側にある『門歯』という歯が伸びてしまったものなんです。
『門歯』というのは、うさぎさんが牧草なんかを噛み切る際
下の前歯(切歯)を受け止める大切な歯なのです。
下前歯(切歯)と門歯を何度もスライドさせながら物を噛み切る時の大切な歯。

チャ~ちゃんの場合
いつからか下前歯(切歯)と門歯の噛み合わせに微妙なズレが生じた事により
門歯全体が均等に磨耗せず
門歯前面部だけが下前歯(切歯)との摩擦により削られながら伸びてしまった結果
(下切歯が門歯を研ぐような形となってしまい)
この様な鋭利な状態となってしまったようです。



危ないことに鋭利な牙状になってしまった『門歯』が
下の歯茎というか舌などに達する寸前の長さ。
幸いなことに
口内に傷がつく一歩手前での偶然の発見!!
(´┏Д┓`) ほっ

(画像4)

こちらも、ロッぴょんのお口の画像を拝借。

正常な『門歯』とは、↑の(画像4)のように上前歯(上切歯)の内側に
2つ丸い小さい歯がありますよね、それの事です。
チャ~ちゃん・・・
いつの間に門歯をそんなに伸ばしてしまっていたのでしょう・・・。
たまたま発見されずにいたんだと思いますが
あれだけ伸びていたんですもの
何ヶ月も掛かって延び続けていたに違いありません。 
今までちゃんと噛み切れてたのに、だんだんうまく噛み切れなくなって
本兎的には相当違和感あったことでしょう・・・。
それでか・・・
一時期食べれるようになっていた牧草だったのに、また全然口にしなくなってたのは・・・。
食べたくてもきっと食べられなかったんだよね。
      もっと早くに気付いてあげてれば・・本当ごめんよ・・・。(ノ_-。)



ただでさえ『食欲減退中』で体調不安定だというのに
あのまま気付く事なく口内を傷ける事になってしまっていたとしたら・・・と思うと
ぞっ・・っとしてしまいました。
もし、口内を傷つけ痛みが酷くなってしまっていたら
食べ物だけでなく、お薬だって滲みて口にできなくなってしまうはず・・・。
そしたら
無理矢理口にさせる事自体またまた可哀想になってしまう・・・。
これは、即手を打たなくては!!!

・・・ということで
すぐにヤスリで門歯をトリミング。
(実はロッぴょんの時も、病院でのトリミングと病院自体に不信感持ってからというもの
他力に頼らず自力でケアすると誓い、毎回自宅で上下前歯のトリミングをしてあげてました。)

いろいろ「ロッぴょんから伝授されたケア方法」が現在
大いにチャ~ちゃんに役に立っています。
ロッぴょんの時は、モンちゃんからいろんな知恵を授かり、チャ~ちゃんはロッぴょんから・・・。
そういう意味からすると
チャ~ちゃんが一番得しているかも。

その2匹の思いを受け継いで
その分長生きさせてもらっている気がします。
 



  トリミング後のチャ~ちゃん(イメージ画像)

(2008年画像 - 現在はこの状態をキープ)



現在も、2-3日おきに『門歯のトリミング』継続中~なう。
**  やっぱり、トリミング怠っちゃうと段々門歯が伸びてきてしまいます。 **
歳取ると、歯茎のしまりが緩んでしまうようで
ロッぴょんの時も、下前歯(切歯)が斜めに傾いてきたりしてましたから・・・。



うさぎさんは、歯が命だ・も・ん・ね♪  

歯のトリミング中は、暴れたりせず毎回お利口さんに 
/(@ ̄亠 ̄) ジーッ・・・っとしてくれてますよ♪ 
ヨシヨシ♪ イイコイイコ・・♪♪  (o・__・)ノ" (≡・亠 ・≡)\♪



うさぎさんの『門歯の不正咬合』ってあまり聞かないので
いろいろ検索してみましたが、ヒットしませんでした。
ちなみに、『チンチラちゃん』では今回のチャ~ちゃんと同じ症例がヒットしました。
まっ、同じげっ歯目類同士と言えばそれまでですが・・・。
前歯や奥歯の不正咬合はよくあることですが
やっぱり『門歯が・・・』っていうのは珍しいのかしら・・・。

みなさんのうさちゃんもお口の中、時々気をつけてあげてみて下さいね。


= END =



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チャ~ちゃん頑張れ (いち)
2012-01-23 18:30:20
はじめまして。
チャ~ちゃん可愛いですね^^
ウチもネザーの8歳が居るのですが、
実はお正月位からピンチなんです。
現在は酸素ルームをレンタルしてきて、
その中で何とか暮らしてる感じです。

ごめんなさい 心配させてしまうかも知れませんが、チャ~ちゃんの「意識が飛ぶ」、「三途の川」と表現されてる症状がウチのコと同じだったので、心配でカキコしてる次第です。
最初は日に1回程度だったのですが、次第に回数が増えて来て、医師の判断は心肥大からくる心不全状態との事でした。(神経系ではなくです)不整脈の様な状況で、脳の血流が少なくなった状態でしょうか・・・ うさ飼いさんとしてベテランですし、とてもお詳しいので、書くのも迷いましが、症状があまりに同じ感じでしたので。。。 ウチのコは心肥大からくる肺の圧迫があり、今は酸素ルームという状況です。
頑張って下さい!! うちのも頑張りますから
返信する
いちさん♪ (みゅ~@飼い主)
2012-01-24 13:51:10
いちさん、はじめまして♪(*^^*)
いちさん家のうさちゃんもチャ~ちゃんと同じ心臓肥大ですか、とても心配ですね。
年取ってくると、どうしても心臓疾患も増える傾向にあるみたいですね。
「意識が飛ぶ現象」・・あまりいい予兆ではない事はうすうす感づいてはいましたが、やはりそんな状況だったのですね。うちの場合周りに信頼かつ頼れる医師がいない為、いろんなピンチに陥りつつも、今までの経験値から自己判断しつつなんとかこれまで切り抜けてきたという次第です。(´ヘ`;)ハァ
なので、今回のいちさんからのお話とても興味深く大変参考になりました、ありがとうございます。いちさん家のうさちゃん酸素室に・・。それはとても心配ですね。肺の圧迫というと、心臓自体が大きくなってか、もしくは肺に水が貯まる事で呼吸しづらくなってきてる・・という状況なんでしょうね。
うちのチャ~ちゃんも心臓のお薬を2年程続けてますが、昨年半ば辺りから段々薬が効かなくなりお薬の量を2倍というか投薬の間隔を思い切って狭くしてみました。それでも一時は呼吸がかなり浅く速くなり(ヒユッ・・ヒュッ・・ヒュッって感じに)うつ伏せで寝るとかなり呼吸がし辛い様で・・・。ずっと24時間座りっぱなしのまま過ごす様に・・。もう、ペタンとリラックスして寝そべれなくなってしまってたんです。一時はもうこのまま段々呼吸が苦しくダメになってしまうのか・・と何もしてあげれない自分に落ち込みました。でもいろいろ検索していて、体の水分量を少なくしてやれば(心臓のうっ血を取るor肺に溜まって圧迫の原因になっている水分を排出する事で)肺のスペースを確保し呼吸を楽にする事ができるとの記述を発見・・。一か八か元々心臓のお薬と併用して投薬していた利尿剤の量を増やしてみたんです。それが功を奏した様で、呼吸も以前よりかなり楽になったようで本兎もまた寝そべってリラックスできる様になれたんですよ。利尿剤については、腎臓への負担やいろんなミネラルが尿と共に排出されてしまう為、カリウム不足に陥ったりいろんな弊害が出てしまったりと医師による状態管理がいろいろ難しい状況ではあるみたいですが、呼吸自体ができなくなったらお終い・・ですものね。そう考えるといろいろ試さずにはいられなくて・・。うちはすべて頼れる医師がいず、毎回私の自己判断で行っていますが、幸いなんとかいい方向に、いい方向に・・と今のところは転がってくれ現在に至っている次第です。多分、チャ~ちゃんの運がいいんだと思いますが。
いちさん家のうさちゃん、どうか呼吸が少しでも楽にできるように回復できるといいですね・・。できるようになれるよう祈ってます。
この度のコメント、同じ病と闘ってる者としてとても励みになりました。とても心配だと思いますが、お互い諦めずに頑張りましょう。
いちさんとうさちゃんも、どうかがんばって下さい。
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あと一週間なんですね! (いち)
2012-01-27 23:26:26
10歳のお祝いしたいですね 急な寒波ですし、お加減どうですか? 実は仕事が薬屋なので、少しは薬の事が分かります。利尿剤は心肥大から来る心不全には有効ですね^^書かれてる通り、血液量が減れば心臓が楽に動ける様になりますし、肺に水だとしても、水を引けば楽になるはずです。利尿剤には少し種類があって、Kが保持できるものもありますよ 獣医さんにお薬の名前聞いてたら、どの種類か調べますので言って下さいね。 苦しいですが頑張って下さいね 応援してます!
返信する
いちさん♪ (みゅ~@飼い主)
2012-01-28 04:01:06
いちさん、こんばんは。(^^)
チャ~ちゃんの体調、浮き沈みが激しくなかなか安定してくれないんですよ・・。果たして今日はどうなる事やら・・的な毎日ギャンブルな日々です。ここ2日はなんとかいい感じなんですけどね。10才さんまで後3日なので、このまま状態キープしてくれるといいんですけど。(^-^)
そうでしたか~いちさんは、お薬のお仕事を。とてもお詳しかったんですね失礼致しました。薬もいろいろ飲み合せでの副作用も恐いですけど、そういう面からするといちさん家のうさちゃんは飼い主さんの知識がおありだから安心していられますね。
私の場合、新しいお薬を処方された時は服用させる前に素人なりにですが色々検索し、必ず副作用などリスクを確認し納得してから飲ませるようにしています。お医者様から「副作用はないよ」と軽く流されても、詳しく説明して貰えなかっただけで調べるとやはり何かしらリスクはあったりしますものね。K保持性のやつ早速調べたらありました、ありがとうございます。私の場合素人の為、獣医師から提案された範囲内の種類でしか選択肢はなく、教えて貰えないと他の選択肢がある事すら知る術はないんですよね。これまでの経験上、処方して貰えるお薬って掛かってる獣医師の技量次第なんだって凄く感じる事が多かったです。(他のお薬ある事自体教えてすら貰えない事も多かったですし。なので自分で調べて辿り着くしか・・。)今使っている利尿剤は、所謂一般的に処方される・・という種類の物です。処方された当初は、「うさぎさんにもちゃんと処方事例があり安全なのか」いろいろ同じ様な状態の子達を検索し「間違いなく使われてるお薬なのだ」と確認のうえ服用させ始めました。他の種類のお薬(人間用)が見つかっても、うさぎさんへの使用事例と安全が確認できないとなかなかチャレンジは恐くて・・。うさぎさんに処方されるお薬は、殆どが犬猫用か人間共用のお薬だと思いますが、犬猫が大丈夫でも小動物には使えない場合も多いのでなかなかその判断が難しいですけどね。その場合は、経験者様達の情報に頼るのみです。(´ヘ`;)
もし、今後お薬の事でなにか不安に思う事や迷う事があればその時は是非お力になって下さいね。今後共どうぞよろしくお願いします。
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こんばんは^^ (いち)
2012-01-28 22:11:38
薬屋ですが、偏った薬屋なんですよ^^; でも循環器系の薬の作用は分かるので、何でも言って下さいね。出来るだけ覗きますので。

うちのコは2代目なんですが、先代のコは酷い獣医に連れて行ってしまい、本当に可愛そうな事をしてしまったんですよ。今の獣医さんもうさぎのエキスパートという訳ではないのですが、少なくとも前向きに色々と考えてくれる先生で、信頼して診て貰ってます。みゅ~さんもお感じだと思いますが、うさぎの医療は我々うさ飼いさん達が支えてると思います。特に地方の(ここは広島です)の獣医さんは一部のうさ飼いさん達が育ててるというか、一緒に経験してうさ医療を学ぶという感じではないでしょうか?正直、うさぎが診れない獣医ははっきりと診れないと言って欲しいですし、歯が削れない獣医は論外だと思います。すみません!書くと止まらなくなるので、この辺で^^;(笑)

うさぎの地位向上委員でした^^;
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いちさん♪ (みゅ~@飼い主)
2012-01-29 08:31:55
本当、地方ではなかなかうさぎさん自体を見れるお医者様が少ない上、掛かり付けだった何ヶ所かの所もダメとなるともう探しようがない状態なんですよね。
うちも3兄弟の末っ子モンちゃん(ライオン)を4才半でお月様に還してしまったんですが、今の自分からすると「あの時あの病院に行かず、しかもああしてやれてれば・・もっともっと延命できていたかもしれない・・」と今でも思ってしまいます。昨年亡くしたロッぴょんという子も、5歳になった直後から腎不全と判断され「老化なのでもう助からない、もうできる事は何もない・・」と言われながらも実はできる事は探すと色々あって、しかも回復不能と診断された腎機能も回復し・・とそんな事の繰り返しの9年間でした。獣医さんの言われる事、信じる事も勿論大切ですが、今でも「あの時そっくりそのまま鵜呑みにしてしまっていたらきっと助かってなかっただろう・・」って事が何度もありました。誤診も数知れず・・。最後は、具合悪くなり原因突き止めて少しでも楽にしてあげたい・・と通院した先で、楽にするどころか更に留めを刺され、最悪の結果を招いてしまう形になってしまったり・・。病院に不信感を抱いてからは、余程の事がない限り病院には頼らず自宅ケアで凌ぐ様になってしまいました。もうお薬貰う以外で通院しなくなって3年になります。昨年、チャ~ちゃんの検査で1回行ったっきりでしょうか。もう病院の限界が見えているので新しい症状なんかが新たに出てこない限り多分通院はしないと思います。実のある通院ならばすると思いますが・・行っても何も得る物がなく悲しくなるだけですし・・。本当、この事を書き出すと止まらなくなりそうなのでこの辺にしておきます。。。(^^;)
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