Oklahoma Prairies

オクラホマ・プレーリーズ
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人生の裏側

2005年12月25日 00時02分34秒 | Nick
60年代のイーストコーストフォークシーンで活躍していた一人に、フレッド・ニールというシンガーソングライターがおりました。この人、日本ではほとんど知られてないはずなんですが、PP&Mがカヴァーした「Other side to this life(人生の裏側)」の作者であります。オリジナルは彼のファーストアルバム「Bleecker&MaCdougal」で聴く事ができるんですが、そのアルバムでベースマンとしてクレジットされているのが「Douglas Hatleid」です。で、このベースマンが若き日のチップ・ダグラスなのよ、と昔なにかの本で読んだ記憶がありました。
そこで今回のMFQライブの際、そいつが本当かどうかチップに聞いてみたわけです。そしたら彼曰く「うん、たぶんボクが弾いてたんだろうね」「えっ、覚えてないの?」「忘れた。でも確かにその頃ぼくのマネジャーはフレッド・Nと同じだったから、多分ぼくが弾いてたんだろうね・・・」
ということで、「もしかしたらチップはMFQに参加する前には、ニューヨークでDylanやS&GやPP&Mなどと同じ空気を吸っていたのかもしれないなあ」という、あたくしが長年想像していたことが確認できたこともうれしかったMFQライブでした。