早春の日差しを一杯に受けながら、約70名の年長組の子ども達は、宮崎駅から清武駅までの列車に乗り、交流の場所である姉妹園 清武みどり幼稚園に向かったのでした。普段は家族で自家用車に乗る機会は多いですが、実際自ら切符を買い改札口から自動改札機を通過してプラットホームへの通路を経験することは少なかったことと思います。
目的駅に到着するまでの車窓からの景色は、子ども達にどう映ったのでしょうか。目の前に次々と飛び込んでくる一足早い南国宮崎の春の景色を子どもなりに感じ取ったのかもしれません。
こうした未知の世界を眺めた子ども達は、いよいよ姉妹園、清武みどり幼稚園の年長組の子ども達との交流です。同園とは、宮崎学園の姉妹園ということもあり、教職員同士は、講習・研修、発表会・運動会等の見学、懇親会等で交流の機会はあります。しかし、互いの園児同士の交流は、大きな行事等を除いてなかったように思います。本園引率の教員の報告によると、素晴らしい天気に恵まれ、清武みどり幼稚園の先生方の温かいご配慮・ご協力により充実した交流会になったと聞きました。年度末のご多用な時期に、このように同園にて様々な体験活動をさせていただき感謝の気持ちで一杯です。心より厚くお礼を申し上げます。
午後2時過ぎ、「ただいま。」と言って本園玄関に帰ってきた子ども達の表情は笑顔に満ち溢れ、甲高い黄色い声が園舎内に響き渡っていました。昨夜は、同交流会の話に花が咲いたことでしょう。