すでにご承知のことと存じますが、本園は平成28年度より「子ども・子育て支援新制度の幼保連携型認定こども園」に移行いたします。これまでの幼稚園の機能と新たな保育所の機能を併せ持つ総合的な教育・保育施設となり、保護者や地域の方々、関係者の方々のご期待に添えるものと確信いたしております。私共は、創立56周年の幼稚園としての輝かしい歴史と伝統をしっかり継承するとともに同認定こども園として新たな歴史を刻むべく様々な準備を進めているところでございます。現在、乳児室・ほふく室・給食調理室・ランチルーム等を備えた保育園部建物の工事も進み3月末には竣工予定です。
本園が「幼保連携型認定こども園 宮崎学園短期大学附属みどり幼稚園」として新たなスタートを切るに当たり、関係者のご尽力を賜り、ハード面・ソフト面の諸々の準備に全力をあげているところであります。
先日は、4月より新規採用職員となりました満3歳未満児を担当する保育教諭の方々にお集まりいただき、第1回打ち合わせで会を行いました。4月1日から始まる乳幼児保育が円滑に進められるよう全体での打ち合わせ、クラスごとの打ち合わせを行いました。当日は、ご多用な中、理事長先生にもお越しいただき、学校法人宮崎学園の歴史、建学の精神「礼節・勤労」、建学の精神に基づく教育力・社会貢献力日本一の宮崎学園、乳幼児の特性を踏まえた配慮等について具体的にお話を頂戴しました。私の方からは、園舎増築工事概要、本園の教育・保育目標、保育教諭の基本的な姿勢等について述べさせていただきました。
自己紹介後、担当職員より入園までの手順、具体的な勤務の在り方、デイーリープログラムの内容等についての説明がありました。
最後に、施設・・設備等の見学をしていただきました。
現役の保育教諭の先生方がほとんどですが、勤務場所が変わると何かと不安な面もあるかと思います。中堅・若手保育士としてご活躍いただいたそのご経験を本年にて存分に発揮してくれるものと期待している次第です。併せて、大学卒業された新規採用の先生方につきましては、本学で学んだことを誇りに保育教諭としての第一歩を踏み出してほしいです。