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校長室の窓

子どもたちの様子を記録

僕たちに任せて!

2012-01-19 11:33:10 | 日記

 昨日の大阪の事件を受けて、今朝は教員も手分けして巡回しました。模倣犯等が表れないことを願うものです。一斉メールに対応して子どもへの注意喚起をしてくださりありがとうございました。

 1年生、今日からウサギさんのお世話が始まります。しかし、教室に入るとシーンとして静かでいないかと思うほどでした。すぐに、その理由が分かりました。ウサギを飼う注意事項を守るように言われたからです。それは、・ウサギの側で走らない。・周りを囲まない。・立ってだっこしない。・大きな音を立てない。・お菓子などをあげない。・耳を持たない。です。餌(ペレット)をどの位やるか(量りで計る。目盛りのついたところまで)水の換え方。うんちやおしっこの掃除の仕方・・・・について学生さんから教わりました。冗談ぽく「大丈夫?できるの?」と言ったら、真顔になって「大丈夫、僕に任せて!」と自信たっぷりでした。でも、可愛がっていた学生さんは、良いかな?分かってるよね?と何度も確認していました。去年の1年生も、立派に世話をしていましたから・・・・・きっとやれると思いますよ。

 学生さんから、世話の手順や餌やりの仕方等を教わりました。

 うんちやおしっこの始末の仕方も教わりました。

 【6年の道徳】(ふるさとの絆をもう一度)道徳の授業で、NHKで放送された宮古市田老地区の復興運動会開催のビデオを視聴して、①実施すべきか中止すべきかに悩む世話役の苦悩。②良心を失った悲しみを背負い避難している青年の参加に至る葛藤。③運動会を通して生まれたふるさと意識と強い絆。について考えたり話し合ったりしました。そして最後に、自分の街、ふるさと府中についての考えを出し合いました。Mさんの感想を紹介します。

 緑が豊かな府中市。いつか自分の生まれ育ったふるさとになる。自分たちが何気なく住んでいる場所。そこを大切にしようと思ったのは、今年、3月11日に起きた東日本大震災でした。多くの人の命を奪った大地震、今でも避難している人が沢山います。そんな時に支えてくれるのは、きっと自分の生まれ育った場所だと思います。府中市は、運良くそんなに被害は出なかったけれど、今日のビデオのように「ふるさと」にもどれたから元気が出た人もいたと思います。大地震が起きたのに、みんな仲良く支え合っていくというのは素晴らしいと思います。これからも、大きな災害が起きるかも知れない。このことを思うと、“府中市を大切にしよう”これからも支え合っていこうと思います。今、いろいろな活動をしています。大きくなって府中に来たときに、自慢できるような府中市になって欲しいと思います。

 数ヶ月ぶりに地元に帰って、運動会に興じる人たちの会話や表情から、「ふるさとの絆」を考えました。


「書き初め展」開始

2012-01-18 11:57:02 | 日記

 寒い日が続いています。今日から、書き初め展が始まりました。1年生は、嬉しいのでしょう、「見てみて、これ僕の」と、教えてくれます。いろいろの字はありますが、どの子も真剣に取り組んで書き上げたことがわかります。また、1年生と2年生とを比べると、さすがに2年生は筆圧も高くてバランスのとれたしっかりした字を書いていてその成長ぶりが分かります。(写真を撮りましたが、光って文字がはっきり見えないので、1・2年生のは紹介できません。)

 3年生からは、毛筆での書写です。今年の夢や希望を語り合い、目標を見据えて書いた一字一字が、誇らしげに並んでいるように私には感じられました。ですから、「頑張って、応援してるよ!」と、心の中でつぶやきながら一人一人の作品に目を通しました。特に、6年生は、これから先の中学のことや将来のことまで心に描きながら筆を運んだと思われます。ちょっと緊張気味の作品が目に付きましたから。しかし、その緊張感がなんとも初々しく、応援して上げたくなってくるから不思議です。今月31日までが書き初め展ですので、展覧会・学校公開の折りにでもご覧ください。(上手・下手だけで見るのではなく、友達と比べるのではなく、字配り・勢い・大きさ・筆使い・丁寧さ・・・頑張ったところや去年より成長したところを見つけて上げてくださいね。)

 (3年生)大きく堂々と欠けています。

 (4年生)文字通り元気が良すぎて、「な子」が小さめに。気持ちがでていますね。

 (5年生)立派な最高学年になる、この自覚が表れていて頼もしい感じがします。

 (6年生)「夢」が大きくなりすぎないよう、字配りに注意を払って書きました。“もっと大胆に”と声を掛けたくなるくらい緊張した様子がうかがえます。

 


1、17を忘れない

2012-01-17 12:51:44 | 日記

 今日は、17年前の阪神大震災が起こった日。忘れないために、地震を想定した避難訓練を行いました。17年前を知る子どもはいませんが、3・11を体験しているので真剣に訓練に参加してくれました。17年前の事や学校で発生した時の対応について話した後、命を守るのは自分自身であることを強調しました。さらに、今報じられている東日本大震災の状況を知り、忘れないでいることが大切であることを話しました。また、図書室にある阪神大震災・新潟地震の本についても紹介しました。

 阪神大震災の日に合わせて、予告無しの避難訓練。落ち着いて整然と避難する子ども達。

 【4年生の共同製作、スチロールアート】3時間目からは、4年生が発泡スチロールをカットしたり穴を空けたり文字を書いたりして、グループ毎に製作に取り組みました。ホワイトハウスやエンジェルハウス・◯◯の塔など、想像を膨らませつつ楽しそうに作成していました。スチロールを好きなようにカットできる電気カッターを使うのが楽しいらしく、様々な直線・曲線にカットしていました。各グループの建物が集まって統合されたらどんな街ができるんだろう?夢が広がります。

 「スチロールアート」子どもの夢がぎっしり詰まっていそうでしょ。


寒さを吹き飛ばして

2012-01-16 11:24:09 | 日記

 今日の朝は、「言うこと一緒、やること一緒」というゲーム集会を縦割りで行いました。このゲームは、係の子が言ったとおり「右」と言えば右に、「前」と言われれば前に声を出しながら移動するというゲームでした。次は「言うこと一緒、やること反対」です。動作が声に出すことと反対にするのです。難しいです。さらに、ステップアップして「言うこと反対、やること一緒」となりました。各班、丸くなり手をつないで「右」や「左」と動くのですから、正しく動けばスムーズですがばらばらだと大変です。笑いが笑顔がこぼれていきました。上級生でも結構まちがえてしまうからです。すっかり寒さを忘れてしまったようです。各家庭でも出来そうなゲームですから、チャレンジしてみてはいかがでしょう。脳トレにも良いかもしれません。

 「前」と声を出しながら、動きは「後ろ」。結構難しい。

 朝から、ゲームで体や頭をほぐした後、5年生は展覧会の共同製作に挑戦しました。5年生は、「バルーンアート」を製作するようなのですが、体育館に飾る大きなものということなので、イメージがつかめない風でした。個人の作品が繋がって、予想を超えた素晴らしいアートになることを願っています。ご期待を!

 半透明のビニールに絵を描いて、大きなバルーンに貼り付けていきました。体育館にふわふわ浮いたら???今から楽しみです。

 


体育館での席書会

2012-01-13 11:57:14 | 日記

 冷たい空気が立ちこめる体育館が、緊張で張り詰めた雰囲気です。その中で、気持ちを新たにして、5年生の席書会がありました。

 初めに、先生から「書き初め」の意義と心構えを聴きました。そして「寒くはないけど、緊張する。」弱気な声もありましたが、丁寧に筆をおろして「半紙に◯を書く練習」からスタートをしました。次に、半紙に1文字ずつ練習をして、「いける」と感じたところで、書き初め用紙に向かいました。「新春の光」と書くのですが、「新」の偏と旁のバランスがとれない・「春」が大きくなりすぎる・「の」のはらいに力強さが出ない・字配りが上手くいかずに「光」のスペースが小さくなりがち等を意識して、真っ白い紙に向かって生きました。できあがると、友達に評価してもらいながら、さらに新しい用紙に向井い、完成させていきました。子ども達は、「上手く書けなかった」とは言いつつも、爽やかな表情をしていましたから、少しは満足したのだと思います。他の学年でも、すでに席書会を終えていて掲示の準備を進めています。学年の廊下に展示されますので、学校公開の折にご覧ください。

 まずは半紙に練習。「緊張感」が伝わります。

 心を込めて、気持ちも新たにして書きました。

 1年生の教室では、展覧会の立体作品である「新町わくわくランド」の動物の彩色に取り組んでいました。すぐに、「これは◯◯という動物だ」と分かる作品が多いのですが、中には説明を受けないと分からない動物もいて「くすり」と笑ってしまいます。「しっぽがとれちゃった」とベソを描く子もいて、教室は賑やかでした。単なる動物園ではない「わくわくランド」と命名した理由が分かりますよ。展覧会をお楽しみに。(平面作品の、くじらぐも・おしゃれな魚のほうも完成しつつあります。)

 手を絵の具だらけにして、彩色しています。先生は、あちこちから声がかかって大忙し。

 まんまるのぱっちり眼のトラにしたい、と真剣に描いていましたよ。