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校長室の窓

子どもたちの様子を記録

秘密基地?3年生の造形遊び

2012-01-26 14:21:54 | 日記

 今日も、凍てつく寒さが続いています。3年生は、明日の展覧会に向けて、プール側のピロティーを使って、「ラインアート」に取り組みました。白いスズランテープを伸ばしたり縛ったりして、蜘蛛の巣状に広げて不思議な空間を作り上げていきました。「蜘蛛の巣に絡まって出られないよ」「秘密基地みたいで楽しい」などと言い合いながら、次々とテープを伸ばして張り巡らしていきました。でも、人が空間にちりばめられていると宇宙空間みたいで良いのですが、人がいなくなると、ちょっと寂しく感じられます。だから、子どもが言ってたように秘密基地として使うと良いのかも知れません。子ども達は、スズランテープに巻き付けられて満足げでしたから・・・。(強い風が吹くとテープが震えて音が出るので、風が吹かないように祈ります。)ラインアートの後には、廃材や切れ端を巧みに組み合わせて面白い顔にした「ファニーフェース」という作品をフェンス沿いに飾っていきました。これもまた、グループの共同作品で、見応えがありますよ。さて、いよいよ明日から展覧会です。例年受付は、外階段を上がった体育館の入り口でしたが、今回は学校公開の時と同様、職員玄関から入った所にしました。ですから、玄関を入って上履きに履き替えて2階の体育館入り口から入るようになります。お待ちしています。さらに、保護者の方達の力作も体育館入り口手前の教育相談室に展示されています。こちらも、是非覗いていってください。

  すす欄テープを縦横に張り巡らせて、楽しそうに「もっと、もっと」、出られるかな?

 笑ってる?変顔が並んだよ。良く見ると、誰かに似てる気がしてくるから不思議。


展覧会の準備進む

2012-01-25 12:16:37 | 日記

 今日は、府中市の有識者(大学教授、会社の社長、もと校長)の方達6名が、本校を訪れて授業を参観したり私のこれまでの学校経営の報告を聴いてくださったりする学校評価の会がありました。子ども達が、めあてをもって進んで活動をしたり発表したりする学習が展開されていて「良い」との評価でしたので、ほっとしました。また、新町小の特色である「ヤギのいる学校」「きれいな歌声のある学校」「縦割りによる仲の良い学校」「科学の目と心を磨く学校」をさらに良い方向にむけて教育活動を創意工夫していって欲しい旨の励ましもいただきました。

 体育館を覗くと、展覧会の準備が着々と進んでいました。ちょうど、4年生が「糸で奏でるシンフォニー」と「ゴーツベル」を大切そうに抱えてきて配置を工夫しながら並べているところでした。今日の放課後には、教職員総出で展示作業を進める予定です。作品の見所を書いた案内状も作成中ですので、それに目を通しながらご覧いただけると幸いです。スローガンのように、「心を込めた作品が、世界に一つの作品に。七色に輝く美術館」に変化しつつありますので、金・土には万障繰り合わせてぜひいらしてください。

 落とさないように、両手でしっかりと持って運んできました。

 どの向きに並べるか、二つの作品のバランスは?あれこれ試行錯誤をしています。

 


ウィルス君から手紙が届く

2012-01-24 14:34:48 | 日記

 朝起きると一面真っ白い雪景色でした。私は、2回バスを乗り継いで学校に来るのですが、バスが来なくて焦りました。学校では、職員総出で雪かき(凍っていたので氷かき)をして通学路を安全にしていきました。PTA会長さんも駆けつけてきて手伝ってくれました。東八道路まできれいにするつもりでしたが、がちがちに凍っていてプールの所までしかできませんでした。下校のときにも滑って転ばないよう指導しました。

 雪かき用スコップでは役に立たず、鉄制のスコップで凍ったところを割って片付けました。

 インフルエンザの流行期に入ったとの報道がありました。学校にも、なにやら「ウイルス君からの手紙」が届いて、保健室前に貼られていました。こんな内容でした。新町小学校のみなさんへ  みなさんお元気ですか?だんだんさむくなってきましたね。外に出ないで家の中であそびましょう。夜おもしろいテレビがある日は、おそくまでおきてていいんだよ。たべものもすきなものだけたべよう。ぜったいに、うがいや手あらいはしないでね。だいすきな新町小のみなさん、そのうちみなさんの学校に行こうと思っています。そのとき会いましょう。・・・・手紙をもらっても、本当は来て欲しくないのですが、素直な1年生は「いつ、くるかな?」と待ち遠しそう。

 写真中央の下の方に掲示されているのが、ウィルス君からの手紙です。

 昨日、全校朝会で話した「めざせ!樹木博士」を始めました。2年生が、挑戦第1号で来て、しっかりと観察したりワークシートに葉の特徴を書いていきました。嬉しかったので、少し覚えるヒントをあげました。学校にある常緑樹は落葉樹と比べて数は少ないのですが、葉の色や形の似たものが多くて難しいかも知れません。特徴がはっきりしているナンテンとかクスノキあたりから覚えて行くと良いと思います。保護者の皆様、来週までは名前が書いてありますので、いくつ名前を知っているか確かめてみてください。

 樹木博士の一番多い2年生ですから、「常緑樹も」と張り切っています。


百人一首に夢中

2012-01-23 12:50:30 | 日記

 3年の国語では「かるたについてしろう」という学習をしています。そこで、毎時間最初の十分間は「五色百人一首」に取り組んでいるそうです。私が教室を覗いたときも、チャイムが鳴ると同時に、机の向きを変えて素早く準備しました。百人一首が五色に分けられていて、今日はオレンジでした。五分の一だから覚えようとするのかも知れませんが、並べると裏返して上の句を必死で読んでいました。先生が「読みます」と言うと「はい」と言って構えます。早い子は上の句の途中で「はい」ととります。たいていの子は、下の句が始まると同時くらいに手が動くのですが。すごい集中力・すごい記憶力に驚きながら見ていました。(私では1枚も取れない)百人一首を楽しんだ後は、教科書の第三段落を読み、大切なキーワードを抽出していきながら小見出しを考えました。丁度この段落は、百人一首について書いてあったので、「有名な百人一首」「百人一首と歌かるた」「百人一首の作られ方」「百人一首のしょうかい」など、ちゃんと百人一首を外すことなく小見出しを考えていました。

 百人一首とにらめっこしてるみたいでしょ。でも、その真剣な目、夢中になってる表情は素晴らしい。

 キーワードを次々発表していきました。

 さて、今日の全校朝会では、二つ話しをしました。一つは、講演会で聴いてきた話です。体操の内村選手は野菜嫌いでコーチ(話してくれたのが具志堅幸司さん)に注意されても聞く耳を持たなかった。でも、体調を崩したとき直りが悪いことに気づき、一大決心をして食べるようにした。そしたら、集中力が増して成績がドンドン上がっていったこと。バドミントンの小椋久美子選手本人の話、最近の子どもはボールを投げる機会が少なくて、肩・肘・手首・腰の使い方を一つ一つ教えなければ出来ない。腕を使って投げたりつかんだりする遊びをたくさんすることが必要という話。もう一つの話は、夏に行った「樹木博士に挑戦」を常緑の木でやってみようと投げかけました。クスノキの枝を示して防虫剤として輸入されたこと・東八道路の街路樹になっていることと結びつけてると覚え易いので、チャレンジを待ってると話しました。(6年生の感想です。)

◯H君・・・・ぼくは、校長先生の話を聞いて「好き嫌いをなくそう」と思いました。体操の内村選手は、好き嫌いをして野菜を食べないから怪我をしてすぐに治らなかったと言っていました。ぼくも、野菜を余り食べないから、すぐに貧血になったり少しは知っただけで息が切れてしまうんだと思いました。バスケは体力と集中力が必要なので、好き嫌いしないでしっかり栄養を取ろうと思いました。

◯K君・・・・校長先生は、「樹木博士」をまたやると言っていました。今度は常緑樹だそうです。木にもそれぞれ特徴があると思います。その特徴を観察して見つけられれば「樹木博士」に慣れると思いました。人にも個性があると思います。だから、早く僕の得意なことを見つけて伸ばしていきたいと思いました。

※府中市ジュニア卓球大会で団体優勝した望月君の表彰をする。

 


私より丁寧、しっかり書いてる

2012-01-20 12:00:40 | 日記

 雨から雪に変わって、降り続いています。子ども達の中には、内心「積もらないかな」と、ちらちらと校庭の方を見ながら授業を受けている子もいたようです。ただし、一ヶ月以上も雨が降って無くて、空気が乾燥してインフルエンザの流行が心配だったので、湿度を高める雪も歓迎というところでしょうか。

 寒い廊下を回って、書き初めの鑑賞をしたのが3年生です。1年生の廊下で、どんなことをつぶやくのか一緒に見ていると、「今年の1年生は、しっかり書いてる。みんなうまいよ。」「弟のだ。冬休みに何回も練習して頑張ってたから。」「私より丁寧、最近書くのが雑になってきたから直さなくちゃ恥ずかしい。」・・・1年生の所では、一杯誉め言葉が聞かれました。2年生の廊下でも「1年生より、さすがに上手だね。」と言いながらも、「力がない」「もっと大きく書けると言いのに」「雑だな」と結構厳しいのです。1年生には、形や字配り等に差があって余裕で見られるけれども2年生の中には本当に自分の力量をしのぐ書き初めがたくさんあって、ライバル心が少し頭をもたげるのかも知れませんね。(評価のレベルを一段高くしたのかも知れません。)いずれにしても、お互いの作品を見合って、優れたところを見つけて誉め合うのは良いことだと思います。どの子も、真剣に取り組み、冬休みにも何度も練習してきた努力の跡が見えて、「自分だけでなく、みんな頑張ってる」ことに気づくことも価値あることだと思いました。

 みんなしっかり書けてる、と感心しながら見ています。