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校長室の窓

子どもたちの様子を記録

ウサギさん、待ってたよ!

2012-01-12 11:53:57 | 日記

 今日は、この冬一番の寒さで、プールの氷がキーンと張った上を小鳥がぴょこぴょこ歩いていました。しかし、1・2年生は元気で欠席0。嬉しい限りです。

 今年最初の朝読書がありました。全クラスに保護者・地域の方が入って読み聞かせをしていただきました。1年生は、それぞれのクラスのお母さんが入って読んでくれていました。瞬きもしないほどに真剣そのものでした。その1年生の所に、去年もやってきた「モカ」と「ミルク」というウサギさんが来てくれました。今日は、みんなでウサギさんに触ったり生きてる証拠である心臓の鼓動を聞いたりしました。また、学生さんからウサギの飼い方についても教わりました。最初はこわごわだった子ども達も、“ぬいぐるみよりふわふわの毛”、“大人しくて優しそうな目”に少しずつ安心して触れるようになってきました。聴診器でウサギだけでなく自分たちの心音を聴くと、同じように生きてることを実感したようで、「すごい」を連発していました。実際に飼い始めるのは来週からになりますが、みんな大張きりでした。

 5年生は、養護の猪貝先生から「冬の健康」について教わりました。健康を維持するために大切なこと「睡眠」「運動」「栄養」それぞれについて、大切なわけや気をつけること等について教わりました。特に、栄養素の内でもビタミンの摂取について詳しく教えていただきました。この冬を、学んだことを生かした自己管理によって、体調を崩すことなく元気に過ごして欲しいと思っています。

   読み聞かせの様子(1年生)

   待ちに待ったウサギの到着で、大喜びでした。お世話も出来るよね。

   ランニングや縄跳びなど、全身を動かす運動の必要性。バランスの良い食事、特にビタミンの摂取の必要性について学習する。


最先端の技術を見学

2012-01-11 17:32:21 | 日記

 今日は、5年生の社会科見学で東芝科学館とJFEスチール(東日本製鉄所)に出かけました。ラッキーなことに交通渋滞もなく、9時に東芝科学館に到着して、ゆっくりと電気及び電化製品の歴史や最新デジタル技術等を見学することが出来ました。JFEスチールでは、広い敷地をバスで回りながら、特に鉄のかたまりを伸ばして板状にする工程を見学して、その迫力に感動させられました。(ただし、構内撮影禁止)その一端を紹介します。

  エジソンが電球のフィラメントに使った竹です。この竹で作った電球も見せていただきました。

 最初に作られたテレビ・掃除機・炊飯器などのコーナーです。冷蔵庫が700円だったそうですが、今のお金に換算すると数千万だとか。

 静電気の利用について、体感を等して学びました。髪の毛が逆立ってるのが見えますか?

 電気と環境についてクイズに挑戦して学びました。

 ビデオを視聴して、概要を知りました。

 写真が撮れないので、バスの車窓から撮りました。人口島で広いです。溶鉱炉・厚板圧延などはお子さんから聞いてください。


新たな気持ちでスタートをきる

2012-01-10 09:42:27 | 日記

「あけましておめでとうございます」、弾んだ声で挨拶を交わしました。子ども達全員がそろって挨拶を交わせて3学期のスタートが切れて嬉しく思います。

 私は、「夢」という文字を水書板をつかって書き(上手ではないのですが)、心に決めた目標や夢の実現に向けて、一歩ずつで良い今から頑張っていこうという話をしました。1年生と4年生の代表の子ども達も、それぞれに3学期に頑張りたいこと・今年頑張る目標を堂々と発表して拍手をもらいました。続いて、夢に向かって頑張った一つの結果として、卓球の都大会で5年生以下の部優勝の松本君の表彰をしました。始業式では言わなかったことですが、15日の府中市ジュニア卓球大会を目指して練習している3年生が沢山いて、その上達ぶりには驚かされます。2年生の時には、ボールに当てるのが精一杯だったのに、今ではドライブやカットボールなど自在に打てるようになっています。「継続は力なり」を実感させられるし、前述の松本君を目標にして諦めることなく努力してきた成果が実を結びつつあることが分かります。始業式での私の話の感想を、6年生は次のように書いてくれました。

◯Sさん・・・校長先生は、全校生徒の前で「夢」という字を書いてみせました。とても勢いがあって元気があふれている気がしました。私も「夢の実現」という字を書きました。もっと元気よく書きたかったなあ、と思いました。また、校長先生は「夢に向かって一歩一歩すすんでいってください」とも言っていました。私は、自分の夢や目標に向かって頑張りたいと思いました。そして、夢の実現の言葉の通り、実現させたいです。

◯Yさん・・・「夢を叶えるためには、必ず試練が待っている。」ということをお母さんに教えてもらいました。私の夢はアナウンサーになることです。その夢にもいろいろな試練が待ち受けています。校長先生は、「夢に向かって一歩ずつ」と話していました。私もそうしたいと改めて思いました。今年の書き初めは「夢の実現」です。私も夢を実現させるために、一歩ずつ進んで行きたいと思いました。

 教室をまわると、例年より長い冬休みをどのように過ごしたかを報告をしている学級や課題の書き初めを披露し合う学級、席替えで隣になったことのない友達と一緒になれるよう組み合わせている学級、転入してきた新しい友達(3年生と5年生)を歓迎している学級などがありました。どの学級でも、気持ちを新たにしてやる気を燃やしているのが伝わってきました。

 子ども達の前で、水書板に大きく「夢」と書きました。(何かを感じ取ってくれたら良いのですが・・・)

 

 


2学期の終業式

2011-12-22 10:01:36 | 日記

 今日は、冬至でした。2学期の終業式の話は、今年の漢字「絆」にふれながら、子ども達一人一人に考えてもらいました。(6年生では、自分の中の漢字一文字を考えていた。)その後に、新町小では「友」が一番ふさわしいと思ったと言う話をしました。そして、語源となった象形文字(写真左)を示すと、5年生の子が「友達の友」だと言い当てました。(すごいと思いました。)そこで、学年毎に友達を増やしたり仲良くするために頑張った事を誉めました。例えば、6年生は、「縦割り班のリーダーとして下級生をまとめ、友達の輪をがっちり作ってくれた。」5年生は、ハムスターの誕生から、命は何百万ものなかから選ばれた1つだと言うことを知って、お互いを大切に友情の絆を固くしていったこと。」・・・。そして、「みんな仲良く協力し合える学級であり学校であることを誇りにしよう。」と話して、新年に繋げました。6年生が、次のような感想を寄せてくれました。

Sさん・・・私は、今日の校長先生のお話を聞いて、「友」という漢字のもともとの意味は、人の手と手が重なり合うことなんだと分かり、友達とは手を合わせて手をつなぐ事なんだと思いました。そして、友達とは、笑ったり、けんかしたりするけれど、「友」の語源のように、手をつなぎ合って歩ける最高の友達を見つけたいなと思い、この語源を忘れたくないと思いました。

Oさん・・・今日の校長先生のお話は、今年最後でした。「友達」というのは、お互いに助け合い協力し合い前に進んでいく大切な仲間だと思いました。だから、卒業文集にも、入学式で初めて友達が出来たことを書き、良かったと思いました。私は、友達とよくけんかをします。でも、けんかや言い合いをすることで学ぶことがたくさんあります。学校生活は、あと三ヶ月余りあるけれど、これからも友達を大切にして行こうと思いました。

 私の後には、生活指導のレンジャーが登場して、交通事故防止・公園等での遊び方・お金の使い方や万引き防止等の話がありました。

 左側が語源とされる文字です。

2学期最後の子ども達の様子をウオッチしてみました。

 1年生、お楽しみ会で盛り上がっていました。

 3年生、2学期に書きためた作文などを綴っています。「結構書いたな」と、自分をほめながら・・・。

 4年生、オリジナルの年賀状を作っています。なかなかの腕前。

 1年生、通知表◯ばったりだ、と友達と見せ合ってホクホク顔。みんな頑張りました、と先生も笑顔。

 2年生、先生から頑張ったところ伸びた所などを誉めてもらっています。神妙な顔で聞き、お辞儀をしてもらっていました。

 ※今日で、今学期の「校長室の窓」は終了とさせていただきます。この2学期も充実した教育活動ができましたのは、家庭・地域の温かいご支援の賜です。厚く感謝や申し上げます。どうぞ良い年をお迎えください。


大根の収穫

2011-12-21 11:27:12 | 日記

 霜柱が立つ学校農園、2年生が育ててきた大根を収穫しました。1年生の国語に出てきた「大きなかぶ」よろしく、うんとこしょ、どっこいしょと声を掛けながら引き抜くと、白くて太い大根が顔を出しました。やったーとばかりに、抜けるとすぐに隣のこと比べたり高く掲げて見せ合ったりしていました。中には赤カブも混じっていましたが、みんなずっしりと重い大根に大満足でした。収穫した大根は、手洗い所で土を落として洗いました。水は冷たくて「ひゃー、冷たいヨー」と叫びながらもこらえてきれいに洗っていました。教室に持って行った大根は、今度は絵のモデルになっていました。引き抜くときの手応えや抜けたときの感激を想い出しながら、画用紙一杯に絵の具やクレパスで描きました。作品の感性が楽しみです。さて、子ども達が持ち帰った大根は、どんなドラマを展開されるのでしょうか?子ども達に聞くと、「おでん」「味噌汁」・・・・とまちまちでしたが、楽しみは続きがありそうですね。

 手応え十分、両手で葉っぱの根本をつかんで、「うんとこしょ」と引き抜きました。

 「農家の人は、こうして洗ってる」と、冷たさをこらえて洗いました。

 自分が収穫した大根を、しっかり観察しながら絵を描きました。