今日は、今年最後の全校朝会でした。そこで、今年も残りわずか「一年間、6年生は6年間を振り返ってみよう」と投げかけました。その理由として、先日日本を訪れたブータン国王の話をしました。「ブータンの国旗には来年の干支でもある竜がシンボルとして描かれていること・この竜は、沢山の経験を食べながら大きく成長すると言われることからブータンのシンボルとなっていること・大震災という経験はつらくて大変なことだけれど、そこからも多くのことを学んでさらに大きく成長して欲しい。」と語った国王の話を紹介したのです。さらに、みんなが立派に成長した証拠として、ソニー教育賞をいただけることになったことを紹介して、自信をもって一年間を振り返ってもらいたい旨を伝えました。この賞では、観察のポイント・実験の筋道がしっかりとしていて、かんさつ名人の資質や科学者の目と心が伸びていることが認められたからです。子ども達は、環境教育優良校の表彰に次ぐ生活科・理科の奨励賞だったので、少しは自信を深めつつ自分の経験を振り返ってくれると良いと思っています。6年生の子どもは次のように感想を書いてくれました。
W君・・・・「ブータンでは、竜は経験を食べて成長する。」と、校長先生は言っていた。最初は、経験を食べるなんておかしいなーと思っていた。しかし、経験を食べるというのは、経験を生かすことなのではないかと思った。例えば、3・11の東日本大震災から、僕は枕元にかいちゅう電灯を置いている。これも、経験を食べる事なのではないかと思う。僕は、経験を食べて生かす人になろう、校長先生の話を聞いて思った。
Tさん・・・・「6年生は、この六年間の思い出を考えてみてください。」校長先生は言った。私の六年間の思い出は、やっぱりクラブ活動かと思う。器楽クラブ、音楽クラブを真面目に頑張った結果、楽譜も読めるようになった。これが一番の思い出だと思う。このとき、真面目にやれば結果も吐いてくると感じた。校長先生の言っていた賞も、真面目に取り組んだ結果だと思う。これから、何事も真面目にやりたいと思う。
U君・・・・僕は、この六年間を振り返ると、印象に残った思い出の多くは失敗したことです。でも、それだけの「経験」を辰のように食べて成長したのだと思います。長い六年間で、気が付かないけれど、みんな大きくリーダーシップも付いてみんなを引っ張れるようになったと思います。残り三ヶ月だけど、いろいろな経験をさらに重ねて成長していきたいと思いました。失敗もあると思うけれど、前向きに考えようと思います。
(表彰)バスケットボール東部大会、(男女ともに3位の表彰)
【「お正月」を書く】3年生が、書き初めの練習をしました。初めは、先生から筆使いや字配り等をおそわりました。次に、半紙に人文字ずつ大きく書き、合格すると書き初め用紙にチャレンジしていきました。おおきく・のびのびと、そんな目当てで頑張りました。なかなかの出来映えで、友達同士で見せ合っていました。
半紙に人文字ずつ練習しました。太く書こうとすると、つい筆が寝てしまって注意されました。
ひらがなの「お」がけっこうむずかしい、とつぶやく子が多くいました。大きく書いたことがないからでしょうか?でも、がんばりましたよ。