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校長室の窓

子どもたちの様子を記録

姿勢を正して、書き初め練習

2011-12-20 10:29:21 | 日記

 1年生の教室は、いつになくピッと張り詰めた空気が流れていました。1組も2組も、1時間目に書き初めの練習をしていたのです。「お手本を良く見て、書くのよ」「ゆっくり」「姿勢を正して」・・・と、先生のお話を聞いた後、鉛筆をすべらせていました。「緊張するな」「手が震えるよ」と、つぶやきながらお手本とにらめっこして一字一字丁寧に書いていきました。あんまり緊張したためか、字の方に気持ちを集中したためか『』や句点を忘れる子もいましたが、全員消しゴムをほとんど使うことなく完成させていました。感心させられました。もう少し、冬休みに練習するともっと上手になるでしょう。(練習によって、ひらがなの大きさが字によってまちまちなのが、直っていくからです)1年生の書き初めは、次の文です。

 お正月のあさです。「おめでとう」と みんなでいいました。ことしもげん気でがんばります。

 背筋をピンと伸ばして、鉛筆の持ち方も正しく、しっかりと書いています。(1組)

 「消しゴム使えないの?まちがえちゃうよ」といいながら、お手本とにらめっこしてしっかり書いています。(2組)

感心させられたのは、作文もです。文を書き始めたのは1学期の後半からのはずなのに、この間配られている作文の綴りを見ると、一文だったものが、原稿用紙が足りないくらいに気持ちのこもった文章を書いていたことです。改めて、すくすくと成長していることに嬉しくなりました。

 閉じられた作文・日記です。文章力が身に付いていることがはっきり分かり、感動、すごいです。


一年間を振り返ってみよう

2011-12-19 10:29:39 | 日記

 今日は、今年最後の全校朝会でした。そこで、今年も残りわずか「一年間、6年生は6年間を振り返ってみよう」と投げかけました。その理由として、先日日本を訪れたブータン国王の話をしました。「ブータンの国旗には来年の干支でもある竜がシンボルとして描かれていること・この竜は、沢山の経験を食べながら大きく成長すると言われることからブータンのシンボルとなっていること・大震災という経験はつらくて大変なことだけれど、そこからも多くのことを学んでさらに大きく成長して欲しい。」と語った国王の話を紹介したのです。さらに、みんなが立派に成長した証拠として、ソニー教育賞をいただけることになったことを紹介して、自信をもって一年間を振り返ってもらいたい旨を伝えました。この賞では、観察のポイント・実験の筋道がしっかりとしていて、かんさつ名人の資質や科学者の目と心が伸びていることが認められたからです。子ども達は、環境教育優良校の表彰に次ぐ生活科・理科の奨励賞だったので、少しは自信を深めつつ自分の経験を振り返ってくれると良いと思っています。6年生の子どもは次のように感想を書いてくれました。

W君・・・・「ブータンでは、竜は経験を食べて成長する。」と、校長先生は言っていた。最初は、経験を食べるなんておかしいなーと思っていた。しかし、経験を食べるというのは、経験を生かすことなのではないかと思った。例えば、3・11の東日本大震災から、僕は枕元にかいちゅう電灯を置いている。これも、経験を食べる事なのではないかと思う。僕は、経験を食べて生かす人になろう、校長先生の話を聞いて思った。

Tさん・・・・「6年生は、この六年間の思い出を考えてみてください。」校長先生は言った。私の六年間の思い出は、やっぱりクラブ活動かと思う。器楽クラブ、音楽クラブを真面目に頑張った結果、楽譜も読めるようになった。これが一番の思い出だと思う。このとき、真面目にやれば結果も吐いてくると感じた。校長先生の言っていた賞も、真面目に取り組んだ結果だと思う。これから、何事も真面目にやりたいと思う。

U君・・・・僕は、この六年間を振り返ると、印象に残った思い出の多くは失敗したことです。でも、それだけの「経験」を辰のように食べて成長したのだと思います。長い六年間で、気が付かないけれど、みんな大きくリーダーシップも付いてみんなを引っ張れるようになったと思います。残り三ヶ月だけど、いろいろな経験をさらに重ねて成長していきたいと思いました。失敗もあると思うけれど、前向きに考えようと思います。

(表彰)バスケットボール東部大会、(男女ともに3位の表彰)

【「お正月」を書く】3年生が、書き初めの練習をしました。初めは、先生から筆使いや字配り等をおそわりました。次に、半紙に人文字ずつ大きく書き、合格すると書き初め用紙にチャレンジしていきました。おおきく・のびのびと、そんな目当てで頑張りました。なかなかの出来映えで、友達同士で見せ合っていました。

 半紙に人文字ずつ練習しました。太く書こうとすると、つい筆が寝てしまって注意されました。

 ひらがなの「お」がけっこうむずかしい、とつぶやく子が多くいました。大きく書いたことがないからでしょうか?でも、がんばりましたよ。


ミニツリーづくり

2011-12-16 10:32:38 | 日記

 1年生は、図工の時間に、ミニクリスマスツリーを作りました。最初に、緑色の色画用紙を二枚組み合わせて立つようにした「もみの木」の部分を作りました。次に、シールや色紙・綿などを工夫して飾り付けをしました。この間、ケヤキッズで大きなクリスマスツリーをみんなで作った経験が生きているのでしょうか、幼稚園や保育園でも経験済みなのでしょうか、色紙の切り方が巧みで飾りのサンタさん、金・銀のシールなどをみごとに配して、ツリーらしく飾っていました。子ども達は、どの子も自慢げでした。この間作ったリース、今回作ったミニツリーを飾っただけでも、温かいクリスマスになりそうですね。ここで、1つ感心したのが、はさみの使い方が上手になったことです。(えっ、この子がこんなに上手にと驚かされた。)細かい飾りを巧みなはさみの裁きで切り抜いていて驚かされました。「不器用だから、危ないから」と言って、経験を積ませなかったらこのように上達はしないでしょう。先生の指導・友達からの学び合い、そして何より「もっと上手くなりたい」という向上心が、誰もが驚く進歩をもたらしたのだと思います。他人と比べるのではなく、我が子の入学当時と比べつつおおいに誉めて上げて欲しいと思いました。1年生、どの子も頑張ってます。

   左の写真は土台を作ったところ。右の写真は、飾り付けをしているところ。

 ケヤキッズのツリー。飾りは、全て子ども達が持ち寄って作ったそうです。(高さ約1メートル50センチ)


可愛いサンタからのプレゼント

2011-12-15 11:08:47 | 日記

 今日の歌声広場、サンタがズラッーと並んでいるので、体育館に入ると一様に「わっ」「サンタだっ」「クリスマスみたい」と感嘆の声を上げていました。器楽クラブの子ども達が、サンタの帽子を被って演奏のプレゼントをしてくれたのです。「星に願いを」の曲を、トーンチャイムという楽器で演奏してくれました。トーンチャイムは、ハンドベルと同じで手を振ることで音がでて、その音は鉄琴よりも柔らかい響きで、クリスマス演奏会の雰囲気がありました。素敵な演奏でした。次に、みんなで「星に願いを」を歌いました。ここでは、ディズニーの動画が雰囲気を盛り上げてくれました。12月にふさわしい今年最後の歌声広場に鳴った気がしました。教室に向かいながら、1・2年生は楽しみにしているクリスマスのことを話していましたから・・・・・。

 トーンチャイムの演奏。ソフトな音が体育館中に響きました。

 ディズニーの動画を観ながら、自分たちの歌にも酔って。

 【書き初めの練習】5年生のクラスでは、書き初めの練習をしていました。「新春の光」と書くのですが、まずは半紙に1文字ずつ練習をして、自信が付いたところで書き初めの用紙に向かっていました。「緊張する」と良いながら、友達と見比べたり教え合ったりして練習していました。書き初めは、冬休みの課題の1つになるはずです。指導されたところに注意して、家でも練習を重ねるはずですので、励まして上げてください。

 「なかなか思うように書けないなぁ」と言いつつも、粘り強く練習していました。


ジャーマンポテトを作る

2011-12-14 11:21:42 | 日記

 陽射しもなく、寒い1日になりそうです。6年生は、2学期の家庭科で、ジャーマンポテト作りの調理実習に取り組みました。てきぱきとエプロンと三角巾で整え、ジャガイモの皮むき係・タマネギスライス係・調理器具準備係と連係プレイで動いていました。ジャガイモのむき方を見ていると、包丁の使い方がぎこちなくて皮むき失格の子もいました。タマネギの皮をむいてスライスするのも手つきの良い子とそうでない子の差が大きいのが分かりました。それでも、無駄なおしゃべりもなくカバーし合いながら進んでいったようです。まだ、調理中だろう、と思って入ると、ほとんどの班は完成しているところで、家庭科室内はベーコンの焦げた良い匂いが広がっていました。私も、少し味見をさせてもらいました。塩分控えめの良い味加減で、Goodと思わず親指を立てて美味しかったことを示しました。6年生は、今、卒業文集の下書きや写真撮影等なにかと忙しいスケジュールで生活しているので、仲良く料理を作って食べるという時間は、ほっとするゆとりの持てる時間になったかも知れません。どの子も、ジャガイモのホクホクに負けない良い表情をしていましたから・・・。

 まずは、洗って皮をむいたジャガイモを切る。手元が危なっかしい。

 しゃっしゃっと炒めて完成。美味しそうな匂いが広がります。

 「いける」「美味しい」「最高じゃん」手前味噌かな?自慢しながら食べました。