goo blog サービス終了のお知らせ 

校長室の窓

子どもたちの様子を記録

縦割りも縄跳びで『絆』

2011-12-13 13:42:44 | 日記

今日の昼休みは、縦割り班遊びでした。縄跳び週間ということもあって、半分くらいの班が大縄跳びに興じていました。昨日、今年の漢字は「絆」と発表されたところだったので、仲良く声を掛け合って跳んだりくぐったりする縄跳びは、ぴったりでした。なかには、上級生におんぶしてもらって跳ぶ甘ちゃんもいましたが、笑顔が溢れて楽しそうな声が一杯のひとときのようでした。今年最後の縦割り遊び、『子ども同士の絆』がこれまでよりももっと強く結ばれたように感じました。休み時間の後に、裏のグリーンランドに行ってみると、クヌギは赤茶色に色付きコナラも黄色に葉を染めていて、冬ですよ、と教えてくれていました。

 低学年は低学年の跳び方で、高学年は高学年の跳び方で、仲良く大縄に興じています。

 赤く見えるのがクヌギ、まだ緑が残っているのがコナラです。

 


はじめよう、にこにこだいさくせん

2011-12-12 12:26:13 | 日記

 スカッとした青空で、富士山がくっきりと見えました。今日の朝会では、東日本大震災と放射能事故から9ヶ月が過ぎたことから、2つのことを話題にしました。1つは、被災地から避難した人たちに心ない言葉をかけたり仲間はずれにする事例が伝わってきて残念に思っていたけれど、土曜日に開かれた人権作文発表会では、何名かの子ども達がそのことに触れて、仲良くするとか自分が出来ることについて訴えていたことに救われたことを、例を挙げて話しました。もう一つは、被災した子どものインタビューで、「サッカーなんかいつでも出来る。そう思って真剣に練習してこなかった。しかし、やる場所も友達もなくなってみて、その時間を大切にして一生懸命にやる大切さが分かった。」と言っていたことを紹介して、みなさんにも「明日、友達がいなくなる。家が無くなる、家族がばらばらになる。」なんて考えている人はい無いと思う。サッカーに限らずに、その時を一生懸命悔いなくやろう。そんな話をしました。(あとで、人権作文コンクールで文部科学大臣賞をとった中学生は、被災した福島の中学生で、心ない差別に痛んだ心を吐露した作文であることをニュースで知り、話して良かったと思いました。)

【はじめよう、にこにこだいさくせん】1年生の「生活」では、1年の振り返りを兼ねて、家でどんなことをしているのか、どんなことをしてみようと思うか発表し合っていました。先生が、1人で起きられるようになった?1人で着替えができてる?歯磨きは?と聞くと、ばかにしないでとばかりに「できる」と元気に手を挙げていました。しかし、子どもの中には、朝の食器並べや皿洗いをしている子もいて、「やったことない」と元気がなくなりました。お姉さんが、合唱団で早くでるので、パジャマをたたんで上げる子もいて感心していました。朝のあいさつ「おはよう」が言える。行ってきますが言える・・・などは出来ているようですからみんなえらい。そこで、これらのことは、みんなをにこにこさせることだと確認した上で、自分として何を続けてやっていこうか、新しく「これをやってみよう」そんなことを、考えていきました。きっと、別人みたいに1人で「にこにこだいさくせん」をやりだす子もいるはずですから、冷やかしたりしないで誉めて上げてください。

 にこにこだいさくせんにごきょうりょくよろしくおねがいします。

 【皆既月食】天候に恵まれて、最初から最後まで世紀の天体ショーが見られました。私も、9時45分から15分おきくらいに空を仰ぎ見て観察しました。とくに、11時くらいら皆既月食になり、同時にこれまでは白と黒だったのに赤い月が現れたのには感動しました。6年生は月の満ち欠けと太陽・地球の関係を勉強したばかりですから、月と地球、そして太陽が一直線に重なる状態が理解できたかも知れませんね。テレビで見た方が大きく見えたかも知れないけれど、実際見た月の方が印象深かったように私には思いました。写真は理科支援員の坂本先生が、前もって予告してくれていたものです。

 この写真の下にも、皆既月食のメカニズムが示されていますので、ぜひ読んでみてください。

 ◯6年Uさんの感想・・・11年ぶりの皆既月食でした。私は、生まれて初めて見ました。私の予想では、新月のように見えるのかと思っていたのに、実際は赤みを帯びていて、神秘的でとてもきれいでした。


突然、雪が

2011-12-09 13:22:41 | 日記

 丁度、子ども達の登校時間ごろ、雨から雪に変わって白いものが降り出しました。子ども達は、「雪だ!積もれ積もれ」と大喜び。「砂場には積もったんだよ」と教えてくれる子どももいましたが、1時間目が始まる頃には、再び雨に変わっていました。こんな寒い日でしたが、欠席者は8名と少なくてほっとしています。

 昨日まで図書室は、図書のバーコード化の作業を行っていて使えませんでしたが、作業が終了して今日から使えるようになりました。この間購入して「図書室での閲覧のみ」の本も貸し出されることになったので、沢山の子ども達が借りていました。その中には、友達から読書郵便の手紙をもらったので、紹介された本を借りて読むと言う子もいました。読書郵便が、友達の絆と本との絆を強く結んでいることが分かり嬉しくなりました。

 1年生も1人で借りていく子が増えています。

 1年生の「紹介する本」。主人公が大きく描かれています。子どもと動物が多いかな?

 


見つけた!学校農園のカラスウリ

2011-12-08 11:30:10 | 日記

 学校農園と校庭との境目には、金網のフェンスがあります。そこには、黄色に熟れたカラスウリが十数個ほどが鈴なりになっているのです。誰かは気が付くだろうと見ていたのですが、ついに指を指して「カラスウリだ」と叫んでいる子ども達を見つけました。「生活科コーナー」にも展示されていたのですが、色づいた葉に隠れて見つけられなかったのでしょう。「まっかな秋」にでてくるカラスウリのように赤くなってはいませんが、良く見るとたくさんあります。雲梯の近くのカラスウリは、まだ緑色なので気づかれずにいます。子ども達に気づいてもらって、カラスウリも少し赤み(黄色み)が増したように感じましたよ。

 見つけてもらって嬉しそうです。

 【クリスマスの12日】今朝は、今年最後の読み聞かせがあり、保護者の方や地域の皆様方に読み聞かせをしていただきました。1年2組の教室からは、子ども達の元気の良い弾んだ声が聞こえてきました。「クリスマスの12日」という絵本を読んでもらいながら、そのプレゼントをみんなで声を合わせて言っていたのです。このお話は、12月25日から1月6日までの12日間に1つずつプレゼントをもらうお話で、1日目はヤマウズラ一羽、2日目はキジバト二羽、3日目はメンドリ三羽・・・・・と言う風にです。そのプレゼントを忘れずに復唱していくのですから、元気いっぱいの声が聞こえてくるのも頷けます。読み手は、はるき君のお母さん、とても上手で子ども達が完全にお話に引き込まれていました。最後にはCDで歌も聴かせてくださったとか。感想を尋ねると「とってもおもしろかった」「12個言えたよ」こう口をそろえて教えてくれました。本当にありがとうございました。今日の読み聞かせに協力してくださった皆様、お世話役の方々、ありがとうございました。来年もぜひ宜しくお願いいたします。

 「なんだったっけ?」ちゃんと覚えて言えたかな?


大縄跳び大会

2011-12-07 15:19:09 | 日記

 今日は、雨が上がってからりと晴れました。砂埃の心配のない校庭で、大縄跳びの大会がありました。クラス毎に、できるだけ続けて跳ぶのです。低学年は、くぐる。一人ずつ入って跳ぶ。中学年からは、八の字跳びに挑戦していました。ただし、競争ではないので、声を掛けあい励まし合って跳んでいました。あちらからもこちらからも笑い声がきこえてきました。どのクラスも、先生は回し手になって声を弾ませながら縄に入るタイミングを教えていました。長縄(大縄)は、短縄と違いチームワークが大切なので、とてもいい汗をかいていたし仲良しになれた気がしました。

 【6年の理科の授業】理科研究部の授業で、6年1組が「太陽と月の形」の学習を公開しました。3つの実験から、月の見え方と太陽の位置関係を調べるというものです。先週の朝には、実際の朝の月を観察していました。きょうは、月の模様が黒っぽく印刷されたボール(バルーンとムーンを合わせたバムーンというもの)を使って考え、ワークシートに位置の違いによって見える月の形(満ち欠け)を記録していきました。そして、月の形が変わって見えるのは、太陽と月の位置が少しずつ変わるからであることをつかみ、そのことから、月が太陽に近いときには細く、離れるに従って丸く見えることを確認しました。しかし、いろんな光があって難しい面もあったかな?でも、理科部のいろんな先生達がアドバイスをいただいたので、少しずつ位置関係と月の見え方がつかめていったようです。2つの実験を紹介します。

 回転椅子に座って、バムーンの持ち方は変えずに体を回転させると、バムーンへの光の当たり方はどうかな?太陽の光は写真右から来ているので、ここで見える月は暗い部分がほとんどです。

 右側から太陽の光がきて、白いボール(月)に光が当たっています。もっとボールに顔を近づけて顔をぐるりと回します。太陽に近い方のボールの左側は陰になります。一番左にあるボールは、明るく丸く見えます。どうですか?