以前福祉作業所に7年間勤務していました。
そこで藍染・草木染の作業を行っていました。
作業工程中に型染めがあります。
型染めの際には切り絵を作成します。
そのとき切り絵を教えてもらった方から冊子を頂戴しました。
あらためて読み直してみました。
「路上の紋章」と命名された冊子です。
著者は大和在住者です。
山口県内市町村、都道府県庁所在、ぐるり全国を訪ね歩き、各地のデザインマンホールを切り絵にされています。
【山口県内市町村】
車で5日間かけて市町村の下水道を担当する部署に問い合わせています。
【都道府県庁所在】
県庁総務部へマンホール蓋のデザインをいただくために、収集のいきさつ、欲しい資料の見本、そして制作したマンホール蓋の切り絵を入れて手紙を出されています。
【ぐるり全国マンホールの旅】
杉岡さんは、散歩の途中、目に飛び込んだマンホールのデザインに魅せられて「切り絵マンホール」を開始されています。
山口県下51市町村から制作を始め、47県庁都市を制覇、そして「大和」と名のつく12市町村の切り絵マンホールを完成されています。
平成の大合併によって自治体が広域化され、おらが町の紋章が無くなっています。
こうして制作された切り絵はとても価値があり、テーマ性のある生涯学習とも言えるでしょう。
日和山めぐりの旅のまとめ方にも参考にしたいと思いました。
さてどのようにしたらいいものやら悩むところです。
認知症予防の一環と思って脳細胞を活性化させないといけません。