日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

しおさい学習へのお誘い

地域にある研究校からしおさい学習でゲストティーチャーとしてのお誘いを受けました。
室積探訪カルタを学習素材にしているということで受けることにしました。
この3月まで6年間お世話になった職場で光探訪カルタ5セットを作成したことがあります。
同じようにしおさい学習でも小学3年生の児童たちが「ぼくらにも できるかな? 〜地域のためにできること〜」というテーマで学習しておりカルタを作成中です。
6月29日の授業に参加するのですが、当日は年に一度の研究発表会です。

400人近い人が来訪します。
この日は普賢祭り→秋の花火大会に続いて室積にたくさんの人が訪れる日です。
当日の授業では 、最初に私が作成した室積探訪カルタの工夫について話し合います。
次にどうしてこのような工夫をしたのかについて予想し、作成者の意図や思いを児童に推論させます。
そして私の登場になります。
私の話を受けて児童たちは作成中のカルタに生かしたい部分をワークシートの記入していくという授業の流れです。
授業の半ばの5分間が私の与えられた時間です。
当日の研究発表のテーマは「深い学び、知を愛する、共にある」です。
なんとかしてこのテーマを少しでも達成したいです。
とりあえず自分なりに当日5分間の流れを構想してみました。

【導入】
まず自己紹介を行う。
黒板にチョークで長い横線を引き、合間に1957・s32 、1965・s40 、1975・s50、1989・s64、2018・h30の数字を記入する。
これは何の数字なのかな?と考えてもらう。
誕生日・小学3年の年・大学入学時広島カープ初優勝の年にあたる。
ここで自分の小さい頃から光を離れるまでの思い出を中心にカルタを作成していることを告げる。
リズムとテンポのある流れでここまでの導入を30秒程度で終えたいと思います。

【展開】
どんな思いや願いでカルタを作成したの写真パネルの提示を中心に児童の皆さんも一緒に今から考えてもらいたいという。
<写真パネル1>提示

私が生まれた年、昭和32年の様子を連想してもらう。
私はどこで生まれたか?
自宅か病院か
当時一番多い職業は?
農業、次に漁業、そして商業、公務員や銀行員といったサラリーマンはほんのひとにぎり・・・・・・
当時ガス燃料はあったのか?
棚田や山の手入れが行き届いていることの着目・・・・・・
<写真パネル2>
私が君たちと同じ小学三年の時に撮影された写真であること、当時新校舎だった学校が見えることを話す。

次の写真から八幡様ではなく稲荷様であることに気づいてもらう。

昭和時代に農業・漁業・商売をしていた人たちが豊作豊漁商売繁盛を願い寄進された鳥居であることを話す。
ここで作成されたカルタの読み札は?

昭和時代の室積が今以上に賑わいにある町だったことを話す。
<写真パネル3>

ここで作成されたカルタの読み札は?

次の平成元年当時の写真提示で白雲稲荷と奥の院の場所がどこにあるのか確認。白雲稲荷神社の階段参道にはたくさんの鳥居があり、長門市にある元の隅稲荷神社以上にきれいな場所だったことを紹介する。
<写真パネル4>

マキ燃料からガス・電気燃料に、環境汚染・松くい虫など、生活や自然環境の変化によって風景も様変わりしていることに着目させる。
<写真パネル5>

ここで作成されたカルタの読み札は?

月待山が北前船の頃には日和山であったことなど話す。
【まとめ】
今日の研究発表会にはたくさんの人がお見えですが、以前はそのお礼としてお土産を手渡しました。
ここで作成されたカルタの読み札は?

最後に次の提示物を紹介して5分間の授業をおえる。


ここまでが構想中の5分間の流れです。
高密度に圧縮された内容です。
5分間で済ませるか不安もありますが、そこは研究校で鍛えられた児童です。
授業を受ける力をもっているので淀みなく授業を進めることができると楽観しています。
楽しく充実した授業が出来る予感もします。
当日の児童との出会いが楽しみです。
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