ムラートの日々の徒然

「トルコのキリム展」をしながら九州を周る毎日。展示会の情報も。

ラマザンの日々3

2011-08-26 01:14:46 | トルコ


大変お待たせしました。


このラマザンシリーズ。

今回はいよいよ第3弾となります。


今までのラマザンシリーズは

こちら①

こちら②


今はちょうどラマザンの真っ最中です。

私はラマザン時、トルコに在住している時は実行するのですが、

現在は日本に在住しているため、実行していません。

日本はトルコに比べて、気温が低い割に湿気が多く、

このような気候の中、

断食をしながら仕事をすると、

熱中症になる危険性があると判断し、諦めました。


トルコは気温が40度近くあっても、乾燥しているため、

過ごしやすいのです。


トルコでは、ラマザン時、

夜が明けてから日没まで断食しているので、

もちろん食事が一番の楽しみとなります。


そう、実はラマザン中の食事は

少しだけ豪華になるのです。


主婦の方も、日中は食事の支度が必要なくなるため、

日没後の夕食に全力を注げます。


ラマザン中の日没後の食事は

「イフタル」と言い、

この1ヶ月間は、親戚や友人を招いたり、招かれたりすることが多くなります。


では、ラマザン中の食事を

少しだけご紹介いたします。





まずはスープ

小麦粉・ヨーグルト・ドライパセリが入っています。






インゲン豆のトマトソース煮込み

トルコではとてもポピュラーなメニューです。






ぶどうの葉っぱを塩漬けにして、それでお米を巻いたものです

これは上にヨーグルトをかけています





最後にデザート

春巻を薄く大きくしたようなものを、何重にも重ね、その間にくるみを挟み、甘くしたミルクに浸しておいたものです

横にある緑の物体

バクラヴァというお菓子です。


バクラヴァについてはまた次回。