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河童父ちゃんの紫草日記

歴史ある蒲生野で紫草の復活を目指す!!
そんな野望を持つ小市民のつぶやき

5回目の除草

2011-08-23 22:49:26 | 紫草栽培日記
本日5回目の除草を行いました。

前回の除草から約一ヶ月、またしても紫草を超すまでになっています
今年はどうしてこうも雑草に追われるのか・・・

紫草を含め、畑全体の除草に丸一日かかりました。
大きく育った草は固くて今夜は腕がパンパンです
移植した紫草はほとんどが草に負けてしまいましたが、なんとか直播の紫草と二年目の株が数株残っているような状態です。

弱い苗がそもそもの原因なのでしょうが・・・

「苗半作」植物栽培にかかわる格言が重くのしかかる一年です

種子採取の時期が近づきました

2011-08-20 22:46:26 | 紫草栽培日記
二年生株はそろそろ1回目の種子採取が出来そうな状態になってきました
ガクが黄色くなり種子はホウロウ質の光沢が出てきています。
今年はある程度2年生を残していたのですが、台風による風でで揉まれた為に、その後枯れる株が多くありました
採種直前の立ち枯れ病と災害は何とかならないものでしょうか

採種直前に枯れた株からは一応採種して水選し、沈む種子は残しています

今年の1年生株は雑草に責められ、例年のような種子の確保は難しそうなので二年生株である程度確保したいと考えています

紫草が泣いている

2011-07-26 23:48:22 | 紫草栽培日記
悪い見本です。
こういう状態にしてはいけません!
紫草が泣いています



なかなか畑の管理ができず、梅雨明けから一気に草が伸び放題になってしまいました。
気にはしていたのだけれど除草作業に入れず・・・
農家の格言に「上農は草を見ずして草をとり、中農は草を見て草をとり、下農は草を見て草をとらず」と言われますが
下農の部類にドップリ浸かっています

それにしても今年は何でこう雑草に追われるのでしょうか、すでに4回目の除草です。
手前に開花しているのが直播、奥が二年生株を少しだけ残したものです。
移植したモヤシ苗はさらにひどい状態です
直播は酸欠、移植苗はモヤシ状で初期生育が遅れ、雑草が勝ち気味になった事が理由の一つですが、
もう一つ考えられる理由が、畝たてがきれいに出来ていないことです。
毎年は耕耘機で耕起して畝たてをするのですが、今年はスコップで土を起こしたので土の塊が大きくマルチが浮いている状態であったため
マルチの下に光が多く入ったのが原因ではと考えています。
すべては人災かな
なんとか除草終了。



でもこの草のおかげで1年生株は先日の台風の影響をあまり受けませんでした。
「めでたしめでたし」という事にしました。



二年目の株は草丈も高く影響を受けています、種が採れるまであと少しです、
風でもまれているので枯れないといいんだけれど

雑草・雑草・雑草

2011-06-14 22:17:44 | 紫草栽培日記
 タイトルに雑草と書きましたが、そもそも雑草などと言う草はありません。
みんなそれぞれにちゃんとした名前があり、それぞれに命があり懸命に生きています。
 人間に都合の悪い草を勝手に「雑な草」なんて呼ぶこと自体人間の驕りだと思います。

な~んて普段はほとんど考えません
この前むしったばかりなのに、又雑草が生えてきたと思うばかりです
今年の露地栽培、直播きも移植栽培も今年は特に雑草に追われています。

元々、紫草を栽培している畑が、荒地のようになっていた場所なので草が多いのですが、すでに今日でこの春三回目の除草です

夏季の地温抑制とアブラムシの忌避効果があるためシルバーマルチをしているのですが、シルバーマルチは黒マルチと違って雑草の発芽を抑える効果は弱いので、マルチの下にも草が生えてきます。

 直播きはまだマシなのですが、移植した苗は移植時の被害に加え、雑草との競合で全然良くなりません
ポットに鉢上げした苗の活着率も悪く前途多難です

全ては種の蒔き過ぎによるモヤシ状の弱い苗が原因だと思われます。
少しの手抜きを反省する毎日です

今年の露地栽培の紫草は~②

2011-06-07 22:39:11 | 紫草栽培日記
前回は、直播した紫草の状況でしたが、
今回は、今年種蒔きした紫草の移植栽培の報告です。
種蒔きした1つ目のプランターは、ポットに鉢上げしましたが、2つ目のプランターの苗は、直接畑に移植しました

1つ目のプランターと同じく、蒔き過ぎて過密状態でしたが、発芽が少し遅かったことで移植にはほぼ問題ない状態でした。
しかし・・・その後がいけません
移植した日は曇りの予定が、カンカン照り
少しでも根を乾かさないように注意し、30本位移植したらすぐに散水をくり返しましたが直ぐに萎れてきます

全て植え終わった後に念のため、白の寒冷紗を二重にしてべたがけしました。

そして2日間の降雨、紫草が根付くには好条件と喜んでいたら次の2日間はカンカン照り、寒冷紗を外しに行きたかったのですが行けず・・・
数日後に心配しながら見に行ったのですが時すでに遅し、寒冷紗でマルチに押えつけられた状態の紫草は、地温抑制とアブラムシ対策の為のシルバーマルチに溜まった水が、高温でお湯になった事で、かなりの株がお湯に浸かり被害を受けていました

いまさらどうしようもありませんが、少し手を抜いたことが失敗の原因です。

1つは、種蒔きをさぼり過密状態で弱い苗になった事、
もう1つは、今まではマルチに9センチの穴を開けて移植していたのですが、株数が多かったので今回はマルチに切り込みを入れて移植したことです。
寒冷紗に支柱をせず、べたがけにしたのも紫草を押さえつけた原因となりました。

これらををサボっていなければ、今回のような被害は免れたはずです。
紫草だけに時間を割けないこともありますが、少しの手抜きが大きな負の連鎖になる事を改めて知らされました