●それでも地球は回ってる

■かつて同人誌作ったり宇宙ネタに小躍りしてた輩の、3年サイト放置後の、無趣味無活動な日々のぐだぐだ与太話あれこれ

『衛星まつり6』 ~お疲れ様でした、そして新たなステージへ~

2009年02月23日 | ロケット&宇宙

種子島の記事の間にちょっとだけ。


昨日は新宿ロフトでの『衛星まつり6』に行って参りました。
細かい内容は割愛させて頂きますが、一昨年から始まった『衛星まつり』、
昨日の海洋観測衛星「もも」が、ラストステージとなりました。



「日本で一番衛星を設計した男」のきっかけとなる、
世界がスプートニクショックの時、まだ学生だった小野さんが、
作の無線機で真鶴半島からその電波を傍受したことが、
後にNEC勤務することにつながって行く・・・という内容で始まった第一回目。
「真鶴」の地名に反応し、ロフトの小上がりから手を上げた己に、
「あ、あなた(真鶴を)ご存知?」と声を掛けて頂き、地元繋がりで顔を覚えて頂き、
今では、まつりの度にご招待メールを頂くまでに至った訳ですが、
昨日はスーツ姿でいらしたので、
「何か昼間大事な用事でもあって、会場にそのまま来られたのかな?」などと、
のんきに考えていた己。
最終回の噂もあったのでお祝いを持ってきたという同好の士にも、
「まだまだ大丈夫ですよ(終わりませんよ)」と言っていた己。
昨日も前半の段階で、使った資料はどうやら4枚ほど。
まだ少なくともあと一回は確実にまつりがある、と踏んでいました。



が。
昨日で、NEC現役時代のお話は幕が下りました。
実はかなりショックでした。




けじめをつける意味で、スーツを来ていらしたという小野さん。
労いの品も何も無い己は、今までのご恩をどう返したらよいやら・・・と、
頭に中はかなりグルグルしてたんですよ。



小野さんのお知り合いの方々も、昨日は色々な用事が重なり、
本当に数人しかいらしてなくて、これが最後だとしたら、とても寂しいと思い・・・




と思ったら。





今度はアマチュア無線や、アマチュア衛星に関わったお話などを聞ける、
『衛星まつり~番外編~』が5月6日に開催される模様(笑)
よ、よかった・・・・・・・・・・・






昨日は、衛星技術者としては勿論ですが、衛星開発のプロマネとして、
政府高官や海外の一流技術屋達と駆け引きし、数々の衛星製作を実現してきた、
そういうお話を聞きながら、改めて自分など気軽に話せる人物じゃないと、
つくづく思った次第でもあります・・・・・・・・・
終了後、いつまでも残ってる我々の所に来てくださった小野さんが、
今の政治家のことなどについて思っていることを、お話してくださったのですが、
「最後は全部オレが責任を持つ」と言い切れる度量のある政治家が居ないと、
嘆いておられました。
やはり、日本の宇宙開発の現場で、一時代を築かれた方の言葉には、
リーダーの持ちうる大事な部分は何であるかを語る重みがありました・・・・・・
(こんな話を聞けただけでも十分貴重だ・・・)




でも、聞いてる側が驚くような実話を事もなげに「そうですねえ」と飄々と語る、
そういう小野さんだから、己の様な宇宙開発のうの字も理解してないような者にも、
気さくにお話してくださるんだろうなあと、感動再び、でもありました。
偶然と己の恐い物知らずが運んだ縁、大事にしていきたいと改めて思いました。
どれ程の失礼を働いてきたか考えると身が竦みますが・・・
感謝の気持ちでいっぱいです!!!







昨日は久方ぶりの同好の士達にもお会いできたし、
小野さんの愛弟子ともお会いする事が出来、
個人的にも大変に充実したまつりでした。
(帰りはすっかりご機嫌に→単純・・・)





いずれにしても、まだまだこれからも新たな「小野さんワールド」が
展開されるようですので、今からGWが楽しみで仕方ない~!!
(準備する小野さんの苦労も知らず・・・・・・)




ともあれ!!
小野さん、これまで色々な貴重なお話の数々をお聞かせ頂き、
本当にありがとうございます!!
これからもお身体に気をつけて!!
西洋羽根突き他のご活躍もお祈りしております!








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