●それでも地球は回ってる

■かつて同人誌作ったり宇宙ネタに小躍りしてた輩の、3年サイト放置後の、無趣味無活動な日々のぐだぐだ与太話あれこれ

2010★冬コミレポート その2

2011年01月22日 | イベント関連

まず最初に。
いつの間にやらブログの編集画面があちこち変更されており、文字もいままでより大きく
なった模様。もしも今までよりも見辛くなってたらすいません・・・


さて。
もう1月下旬だというのに、未だ年末の冬コミレポートの続きです。
前回から2週間も間が空いてるしで何だかなあって感じですが、
とりあえず今回は当日朝の会場入りからです。


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今回も売り子さんにはRさんとMさんに入って頂きましたが、新刊ない上に通常在庫も
3種類しかなく、再録本が夏の大阪で完売したため持ってきた家のあった古~い在庫達も
大した数はなく(合計10冊)、はっきり言ってお手伝い頂く程やる事も売る物もない状態。
それでも、今回の最後のイベント参加にあたって、色々と知恵を出してくれたお二人には
一緒に参加して楽しんで頂きたいと思い、ご一緒してもらいました。



さて、今回は売る物は少なくても、展示物(?)が多くて。いつもはカラーのボードすらほとんどなく
(そもそもカラー表紙描かないから)、カラーでない地味な表紙の本がただ置いてあるだけの
地味~な雰囲気の我がスペースだけど、今回最初の作業は展示物の設営。


まず通路側から見て右側に、今まで発行した『鋼』本の表紙コレクション達を。
Rさんからのアイデアで、完売した本の表紙や頼まれたスケブ絵等を写真風にして、
ロックベル家の壁に飾ってある様な感じにすれば、サークルの締めくくりっぽくなるのでは?
との事だったので採用。コピー本も含め文字だけの表紙以外のものは全て網羅。合計40冊。
あまり画像が小さいと見辛いかなーと思い、ほどよい大きさに調整したつもりだっただけど。
会場の長机に、A4横長×5枚のそれは長すぎて収まりきれず垂れ下がり・・・
仕方なく見やすいようにと斜めにディスプレイ。結果その前には何も置けない事に。
(考え無しでした・・・)


続いて左側には、今まで作ったオマケのポストカードや書店に依頼された色紙、個人に
頼まれたスケブ絵等、未公開も含めたカラーをディスプレイ。また今回の書き下ろしカラーの
拡大イラストも一緒に。
同じく左側に、今回の頒布物のセットを置いたんですが、Rさんが前日に届いたという
エドのトランク(市販品)に頒布物を入れさせて頂きました。兄弟の旅の終了とウチの
サークルのラストイベントと掛け合わせたシャレになるかなと。
これが本当に役に立って!
開いたトランクの中には今回の頒布物セットを入れ、A3のカードケースに貼り付けた
ポストカード等のこまこましたイラスト達を開いた蓋を支えにディスプレイしたら丁度よくて。


因みに今回の頒布物セットの中身はというと。
書き下ろし含めたカラーイラスト2枚と市販のアップルパイと紅茶のティーバッグ。
ティーバッグはオマケのオマケ(笑)
アップルパイはMさんの発案で、「書き下ろしイラストはどんな図柄がいい?」の質問に、
旅が終わってアップルパイを食べてる兄弟がいいという回答だったので、いっそお客さんに
一口サイズのアップルパイをシャレで配ろうと思いつきこの案を採用。
この為一口サイズ且つ配布するので個別包装で且つ手頃な値段のアップルパイを探しに、
わざわざ浅草橋の問屋街まで行って下さり・・・そしてドンピシャなのをGETしてくれました。
(Rさんはポストカードの切り抜きしてくれて2時間睡眠つー状態だし。本当にお二人には
お手間掛けして・・・最後の最後までヒトデナシな陣乃あや・・・)


カラーイラスト2枚とも、やはり頂いたアイデアを採用。
1枚目は、『鋼』で参加した当初から暫くの間、看板として常にディスプレイしてたイラスト。
一番最初に発行した『Nigredo』の扉絵で、再録1の扉絵でもあり、モノクロだった物を
当時の知人がカラー加工してくれた物に更に手を加えたんですが、その絵を目印に訪ねて
来てくださる方も大勢いて、『鋼』デビューして間もない頃の思い出が沢山詰まってるので、
思い入れが強いイラストでもあります。しかしこのイラストの兄さん「ちまい」・・・(爆笑)
でも豆粒チビのくせにとってもエラそうなのが、今よりも昔の兄貴っぽくていいかなと。


もう1枚は書き下ろしで、旅が終わり元の身体に戻った兄弟のポートレート風。
こちらは前述の「どんなイラストが見たい?」の質問に「陣乃アルの満面の笑顔」の
リクエストをくれたRさんのアイデア採用。
言われて気付いたんですが、ウチのアルって鎧バージョンの方が多くて、たとえ人型で
あっても兄貴みたい「ニカッ」て笑う事ってなかったなあと。まあそもそも己の中でのアルは、
常に穏やか光線を発していて、前述の「ニカッと笑顔」は兄貴の専売特許なので・・・
どっちかというとアルはニーナと同じく「にぱっ」と笑う感じかな~と(果たして違いを理解して
もらえるのか・・・)
ともあれ「屈託無い満面の笑顔」を目指して描いてみました。


ところがいざ描こうとするとポーズつーか構図が決まらず・・・元々イラストみたいな「一枚で
見せる絵」が超絶苦手な上に、いつも一画面に人物一人が基本の己。只さえ最近絵なんぞ
描いてないから苦労ハンパ無し。結果ファッションカタログから構図を選ぶ羽目に。
元構図は可愛い外人モデルさん達です(勿論女子)。決め手は片方の子のカメラ目線。
寄り添ってる構図ですが、抱き寄せてる方って自分では基本兄貴のしぐさなんだけど、
そのカメラ目線のいたずらっぽさが、逆に目立ちぃな兄貴に合うかなーと思いまして。
設定(?)は元の身体に戻ってから約2年後。場所はロックベル家。
カメラを手に入れたウィンリイがあれこれ撮りまくってる設定。最初はアルだけ撮影しようと
してた所に兄貴が乱入(笑)
「入んないわよ、エドもっと寄って!」てな感じで、兄がムリヤリ収まろうと無理な体制の為、
アルが「仕方ないなー(笑)」みたいに肩を抱き寄せたみたいな。


人物は紙質が凸凹したスケブにコピック塗り。白人の肌色と陰影で変わる髪色を出したかった
んだけど・・・印刷してみたら肌色が全く表現出来ず。ピンク系の肌に調整しようと格闘するも、
本当に「ピンク色」になりまるで因幡の白兎・・・肉に色まんまな感じにしかならなくて(涙)
結局荒川先生の兄弟の肌色に近づくようにフォトショで調整しました。
あとは壁の質感や光の加減、ホワイトや文字処理等を施して完成。結果的にはいい具合に
仕上がったかなとは思いますが、原画がどんな色かお見せ出来ないのが心残り・・・
(印刷時の苦労話は、前回のブログ記事に掲載・・・)
それから当初はポストカードの大きさにするつもりだったんですけど、いざ印刷してみたら
思いのほか小さくて、元々ポートレート風に作ったんだからいっそ大きさもその位にと思い、
ポストカードの2倍の大きさにしてみました。その方が紙の凸凹感や塗りムラも分かるし、
手書きの特徴が伝わるのでいいかなと。
因みにこのスケブの紙に出会ってから、カラー苦手なのに描くのが楽しくなりました。
綺麗に塗れず粗が目立つ所がかえって下手さ加減を帳消しにしてくれるし、紙が厚いので
幾ら塗り重ねても大丈夫だから!(笑)でも印刷すると紙の凸凹の陰影まではっきり出るから
表紙とかには向かないと言われましたが・・・


さて話は設営に戻り。
それらを柄入りの袋に詰めトランクの中に並べ、Mさんが持ってきてくれた食玩も空いてる所に
置いてみて。ティーセットやドーナツの食玩。ドーナツは6話の扉絵のイメージ、アップルパイの
食玩、に至ってはケーキフードボックスに入っていて、一切れずつ切れている!
「売る物がないので手伝い不要かも」とか言ってたけど、これだけの設営一人じゃ絶対無理。
で、せっせとディスプレイしてたら・・・肝心の売る本を置くスペースがほとんど無くなって・・・
主力品?をまさに隙間に配置し、何とか設営完成。
改めて出来上がった己のスペースを見て一言。


「ウチのスペースじゃないみた~い」


そんなスペースの写真がこちら。





ウチのスペースに来て事ある方なら、この変貌ぶりはお分かり頂けるかと・・・


「最後のイベント位、机上を賑やかにしたい」と思ってアイデアを頂戴して色々作成しましたが、
正直ここまで賑やかになるとは、売り子さん達も当の己も思ってもおらず。
少し離れた場所から見ると、まるでグッズサークル(笑)。周囲のサークルから浮きまくりで、
 さながら「クリスマスイルミネーションやりすぎちゃってアイタタな家」そのもの。
こんなに派手だと、むしろウチのスペースだと分からずに素通りされるんじゃないか・・・
いつも地味路線で来ていたので、己の野望?とはいえ恥ずかしさで一杯。会場30分前で既に
いたたまれない気分に。本当に一人じゃなくて良かった・・・

 
因みに記念にとデジカメ撮影してくれたMさん。色々撮って下さったのでここで公開。
まずは右側の発行物のディスコグラフィの数々(発行日順に並んでます)
全体像はこんな感じ。(白い部分はお隣の方やスペース内の人物を切り抜いた箇所)




各々の撮影はこんなん。







改めて見ると、40冊も出してるのにカラー表紙のオフセット本はたったの4冊。
にも関わらず、ハイデリヒ関連の本はコピー本&オフセットで6冊がカラー表紙なのは、
ハイデのあの綺麗な青い瞳を表現したかったからみたいです(人事か?)
『鋼』始めた当時は、黒インクにメタルインクを載せるのが主流。箔押しよしも安いし、
使用範囲に制限がないので好きでした。
その後、ずーっと一色刷りの本が続きますが、よくコピー本に間違われました・・・
でも並べてみると、コピー本もオフセ本も違いが分かりらん・・・間違われて当然か。



次に左側



袋に入ってるのが今回のグッズセット。 只の透明な袋よりもキラキラ度が増し、
いよいよグッズサークルに見える(苦笑)


その上部はこんな感じ。右が今回の書き下ろしの兄弟ポートレート風。





いずれにしても本来の販売物である本が、ディスプレイの隙間に立てて置かれたりと所在無げな
状態はご覧頂けるかと。実際、満員電車の如き机上で、立ててあるディスプレイも幅取っていて、
売り子は表紙コレクションと書き下ろしイラストの間に立ち(座るとお客さんの応対不可能)、
左手だけで販売するという状況。搬入物が少なかったから良かったものの、本末転倒を絵に
描いたようなスペースでした・・・


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・・・えー、パソコンの状態で、今夜はこれが限度の模様。やはり画像が入ると作業が遅い・・・
ではではまた。次回こそ、コミケ開場してからのレポになります(笑っていいのか)



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