●それでも地球は回ってる

■かつて同人誌作ったり宇宙ネタに小躍りしてた輩の、3年サイト放置後の、無趣味無活動な日々のぐだぐだ与太話あれこれ

「お帰り★エンデバー」と、ふと思う事

2008年03月27日 | ロケット&宇宙

戻ってきましたねー、土井さん。もといエンデバー。
雲の中を滑空してくる姿は、特撮みたいだったなあ(笑)
因みに写真は、茅ヶ崎駅構内の(たしか)キオスクの壁に貼ってあったもの。
土井さん、茅ヶ崎市出身なんですなあ。
でもこのイラストの土井さん、第一印象は

「安部元首相に似てる・・・」でした(笑)






世間的には、いい記事として取り上げられた「きぼう」。
難しい事は置いといて、「よかったね!」という意見の方が多いので、
それはそれで良しとしたいです。


・・・・・・したいですが、
さっき松浦さんの記事をみていたら、
こんなことを仰ってました。


 
 
 どうやら「きぼう」について、野尻抱介さんに、
 「たまには元気の出る記事も書いてあげて」みたいな事を言われた模様。


 松浦さん自体、辛らつな話ばかり書きたい訳じゃないし、
 現場の人たちが頑張っていることは重々承知されてる訳で。


 でも、「きぼう」の開発と運用の現場が、目的達成に努力してるというのと、
 宇宙ステーション計画が妙な事になっちゃってて収拾がつかなくなってるってのは別問題で。

 事実なら書くしかないし、指摘すべきことがあれば指摘するしかないし、

 松浦さんの様な立場の方がヨイショに走れば、事態はもっと悪くなるだろう・・・ってお話。



そらたしかにー。
でもだからこそ、「たまには元気が出る記事も書いて」くださいませ!!と、
思わず握りこぶし作ってしまいましたー。
明るい話題も聞きたいのです~。
中々内部の良い面って、一般国民が目にする事少ないし・・・
(JAXAがもっと自分達をPRするのは当然として)






今日の「きぼう」及び土井さんへの応援メッセージで、印象に残ったのは、
「運送業なので、土井さんがシャトルから船内保管室を取り出してる時に、
親近感が湧きました」って奴(笑)
そうなんです、この親近感が大事じゃないかしらーと思った。
あんまりにもスケールが違いすぎて、「身近に感じようにも…」と思われるよりは、
些細な事でも、自分の身に引き寄せて感じてもらうって結構重要なのでは。
やっぱりもっと自己PRしてくだされJAXAよ!!







あとは。





帰ってきたシャトルを見てふと思った事。


宇宙ステーションが他の天体に行く際の補給所になるって話。
どこまで現実的な話なのかは知らないけれど、
その「他の天体に行く」事が、研究目的の調査ではなく、
その天体の資源を、地球に持ち帰る為の調査及び採掘の為ならば、
自分は賛成しかねると、唐突に思った。
そんな事、今まで一度も考えた事がなかったのに。
SFとかで散々出てくる、ありきたりな話なのに。
今の地球の足りないものを他から調達しようとする事に、
非常に抵抗感を感じたのでした。






確かに目の前やら周辺に、
お宝の山があれば目が行くのが人情なのかもしれないけど、
そこまでして手に入れなきゃいけないのかなーと、
それって安易すぎて、頭悪くないかしらーと思った次第。




連想ゲーム的に思い出した事は、
「森や自然を破壊して都市を築いておきながら、
町の中に人工的な緑を欲しがる西欧文明の不自然さ」
みたいな文章。
今まではヨーロッパの街並みとかって、整ってていいなーと思ってたけど、
この文章目にしてからは、俄然魅力的に思えなくなっちゃった。
日本やアジアのごちゃごちゃした都市に比べれば整然として綺麗だし、
街に緑があるのは勿論好ましい事。
でもそう言われたら、すごーく傲慢な存在の仕方なんだなーと、
思えてきてしまって…。
でも実際にヨーロッパの街並み見たら
「ひゃーー!綺麗~!!!」とか大感動するに決まってるけど(苦笑)
前ほど魅力的には思えなくなったのは確か。




思いかえって、宇宙の話。





「かぐや」の本が書店で平積みされててちょっと嬉しいv
月が人にとって「未知なる憧れ」から
「ただの資源の塊」に価値的に格下げしない事を
願いたいものです・・・














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