宗ちゃんの備忘録

ソフトテニス愛好者です。ソフトテニスなどに関する思いつくままの記憶に留める日記です。

大阪城公園のあじさい・うつぎ園

2021年06月17日 | 日記
 新聞に大阪城公園の「あじさい・うつぎ園」が紹介されていましたので、訪ねて見ました。この園は南外堀の堀端南西部にあります。アジサイ、ベニガクアジサイ、ウツギなど約1400株が植えられているといいます。水辺(今日は水が涸れてました)に沿って散策路があり、道沿いに様々な品種のアジサイが見頃を迎えて、咲き競っていました。
 
   「隅田の花火」            「伊豆の華」
「隅田の花火」は、花の姿を東京・隅田川の花火大会にたとえたものです。
 
   「伊豆城ヶ崎」           「イワガラミ」
「伊豆城ヶ崎」は、静岡県の城ヶ崎海岸で発見された自生種です。
 
   「アナベル」           「ナデシコガクアジサイ」
 
  「ユングフラウジェミニ」       「斑入りガクアジサイ」
 
   「七段花」       
「七段花(しちだんか)」の花の色は、落花までに薄紅や藍色などに変化するそうです。江戸時代に来日したドイツの医学者・博物学者のシーボルトの「日本植物誌」に記述があるものの、該当する植物が長く見つからず「幻の花」と言われていましたが、1959年に兵庫県の六甲山で発見されたとのことです。園内を巡っていると、女性の方が係の方に「珍しいアジサイがあると聞いたのですがどこにありますか」と尋ねていますが、係の人は「分かりません」との会話が聞こえました。お節介でしたが、新聞の写真を見せて「七段花」のことですか、それならあちらにありますよと案内しました。
 
    「ラジオ塔」
 堀端で、珍しいものを見つけました。こんなものがあるのは知りませんでしたが、「ラジオ塔」です。昭和13年に設置されたそうで、当時はラジオが普及していなくて、ここで放送してみんなが聞いていたそうです。天王寺公園(昭和5年設置、全国で初めて)、住吉公園(昭和8年)にも設置されていたそうです。これで敗戦時の玉音放送をきいたのだと思います。戦後はラジオが普及してなくなったとのことです。あじさい・うつぎ園も知らなかったですし、近くにも知らないものがあるのだと驚きました。